ysk001-sks0021-20050628
○最初は goo, ブログ開始! ブログに関しては全く五里霧中。様子が分かってきたところで、略注などを予定。新古今和歌集の、学問的な解釈ではなく、感覚的な翻案を企図。
◇翻詠001 今ごろになって雪なの?困るなあ かげろう燃え立つ春だというのに 悠山人
[いまごろに なってゆきなの? こまるなあ かげろうもえたつ はるだというのに]
◇新古今0021 今さらに雪降らめやもかげろふの 燃ゆる春日となりにしものを 読人しらず
[いまさらに ゆきふらめやも かげろふの もゆるはるびと なりにしものを]
【略注】
○春日(はるび)=春の日。春のころ。
○読人しらず=読み書きや歌詠みが出来たのは超エリート階級なので、「しらず」とはいっても、ただの民百姓ではない。位階官号が基準に満たないという程度。ではその基準は?
○参照文献は後記。