短歌写真493 千年ふり

2007-1118-yts493
千年ふり小雨に煙る東大寺
今は世界の遺産なりしや　　　悠山人

○短歌写真、詠む。
〇雨なのにこの人の波。平日は少ないはずの修学旅行生も、教育の歪みを受けてか、かなり多い。外国人も、世界遺産になってからさらに増えたと。「ふり」は「経り」「降り」と、いつのも掛詞。
□短写493　ちとせふり　こさめにけぶる　とうだいじ
　　　　　　　　いまはせかいの　いさんなりしや
【写真】撮影時には、激しく降ったから、少しばかり南大門で雨宿り。

俳句写真178 ありふれて

2007-1118-yhs178
ありふれて
気高く白き
山茶花よ　　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○毎年、たくさん花を着けてくれる。吟行の旅の間に、いつもの植木職人の手が入った。
cf. 「俳句写真178　ありふれて」（2007年11月18日、yhs178）
　　ありふれて気高く白き山茶花よ
　　「俳句写真014　朝の日に」（2006年11月02日、yhs014）
　　朝の日にほんのり紅き茶梅かな
　　「短歌写真2005-1106　さきだちて」（2005年11月06日、yts***）
　　さきだちてさやかにさけるさざんくゎの
　　さそひしつぼみさこそあるらめ
□俳写178　ありふれて　けだかくしろき　さざんくゎよ
【写真】自宅、先日。

image427 東大寺-戒壇院

2007-1118-yim427
title : Tohdaiji_tpl_Kaidan'in
yyyy/mm : 2007/11
memo : 境内の案内板や寺のＨＰ案内図には「戒壇院」、ＨＰ表紙には「戒壇堂」。
【写真】大仏殿（後景）や正倉院は超人気だが、戒壇院まで足を伸ばす人は、ぱらりぱらり。