2007-1124-yts496
ざざめきて花はさくらと囃されて
やがてほろほろきばの散るらん 悠山人
○短歌写真、詠む。
〇日本海側に大雪が降り、都内に木枯らし一番が吹く頃、この辺りでは冷たい風に桜の枯れ葉が、かさこそと揺れていた。人生を思わせる一首。古代中世の擬態語辞典が欲しいものだ。
¶ざざめく=擬態語。のちに「さざめく」。
¶ほろほろ=擬態語。のちに「はらはら」。
¶¶きば(黄葉)=黄色い葉、黄葉(おうよう。もみじ)。
□短写496 ざざめきて はなはさくらと はやされて
やがてほろほろ きばのちるらん
【写真】青空に透ける一枚の枯葉を狙う。これも「日の丸写真」の見本。
【源氏物語歌224】「眺む」「同じ」「思ひ」「らむ」を、それぞれ二回ずつ使う。作者がこういう遊びを入れるのは、初めて。三十一文字にこれを入れた和歌・短歌は、他にはないのでは?
ざざめきて花はさくらと囃されて
やがてほろほろきばの散るらん 悠山人
○短歌写真、詠む。
〇日本海側に大雪が降り、都内に木枯らし一番が吹く頃、この辺りでは冷たい風に桜の枯れ葉が、かさこそと揺れていた。人生を思わせる一首。古代中世の擬態語辞典が欲しいものだ。
¶ざざめく=擬態語。のちに「さざめく」。
¶ほろほろ=擬態語。のちに「はらはら」。
¶¶きば(黄葉)=黄色い葉、黄葉(おうよう。もみじ)。
□短写496 ざざめきて はなはさくらと はやされて
やがてほろほろ きばのちるらん
【写真】青空に透ける一枚の枯葉を狙う。これも「日の丸写真」の見本。
【源氏物語歌224】「眺む」「同じ」「思ひ」「らむ」を、それぞれ二回ずつ使う。作者がこういう遊びを入れるのは、初めて。三十一文字にこれを入れた和歌・短歌は、他にはないのでは?