悠山人の新古今

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短歌写真726 炯炯と

2009-02-24 07:00:00 | 短歌写真
2009-0224-yts726
炯炯と富士を見渡す大鷹の
時之栖にやすみをりたり
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○暮れ方にここかしこと歩を進めたれば、夕空にくっきりと大きなる鳥の影見ゆ
。R.J.ベッシン作「オオタカ」なりと。
□短写726 けいけいと ふじをみわたす おほたかの
        ときのすみかに やすみをりたり
【写真】同所で。
【memo-時之栖の大鷹】説明板には以下(全文)のように書かれている。

オオタカ The Goshawk, bronze sculpture 一富士・二鷹・三なすび
初夢に見ると縁起が良いといわれるものの順番のことわざで、江戸時代初期から伝えられているようです。
当地御殿場に避暑のため別邸を構えていた徳川家康が特に好んだ「富士山・鷹狩り・初物のなす」が言い伝えられたという説が有力です。日本一の山「富士山」、賢くて強い鳥「鷹」、そして夏が旬の「なすの初物」を冬に庶民が口にするのは夢のまた夢だったようです。その二番目に縁起の良い「鷹」がアメリカの彫刻家ロベルト・ベッシンによってこの富士山のふもと御殿場「時之栖」に舞い降りました。
Roberto Julio Bessin(ロベルト・フリオ・ベッシン) sculptor(彫刻家)
1956年生まれでアメリカ・ロードアイランド州ポートランド在住の著名な彫刻家。青銅棒を巧に組み合わせて作られる作風は大変特徴のあるもので、この「オオタカ」が富士山のふもとに生息する鳥を代表するものとして時之栖のために製作されました。
☆時之栖14