2009-0816-yhs540
蒼生に
袖振る草の
ころとなり 悠山人
蒼生に
袖振る草の
ころとなり 悠山人
○俳句写真、詠む。
○植物観察会では、すでに芒が揺れている。蒼生(そうせい)と青人草(あおひとくさ)は同じだが、ここでは青草の縁語。
¶蒼生(さうせい)=「<書経・益稷[しょきょう・えきしょく]>あおひとくさ。人民。」(広辞苑、[ ]は引用者)
¶袖振(そでふ)る草(くさ)=「袖振草」は「芒・薄」の別名。
□俳写540 さうせいに そでふるくさの ころとなり
【写真】きのうの撮影。