悠山人の新古今

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短歌写真872 囚はれし

2009-12-10 02:30:00 | 短歌写真

2009-1210-yts872
囚はれし身なればいさと知らずして
朽つるもならず飛びもならざり
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○美の殿堂で美に捕らわれる。「いさ」と「いざ」との混用は、古語辞典でも注意するほどに、広まっている。

□短写872 とらはれし みなればいさと しらずして
        くつるもならず とびもならざり
【写真】先日、美術館二階から。
【memo-北限の地で】自転車で稚内だか根室だかを訪ねて、鳥類の自然生態を観察している若者たちに混じる。始め、警戒された私も、すぐに一員と認められて、海岸の鳥や魚をひねもす眺めることになった。・・・新型ケータイの発表会場が賑やか。今回はとくにオーディオ部門の充実を図ったとかで、その迫力には圧倒される。説明員が見えないくて、質問も出来ないのは残念だが・・・と、先ほどまでの夢世界は終わる。
【memo-山頭火】通り一遍の知識しかなかった、種田山頭火に関する講座に顔を出す。自分としてはかなり詳しくなった。主なキイ・ワードは、高橋一洵・野村朱鱗洞・尾崎放哉・風来居・一草庵・柿の会・『草木塔』、など。私とは相反する立場の俳人ではあるが、自分なりに理解が深まった。余談・・・看板にも資料にも講師名がなく、本人の自己紹介もなしとは。