2009-1229-yts879
花なきは寂しきものと知りながら
揉みてききたる匂桧葉かな 悠山人
○短歌写真、詠む。
○名札に「ヒノキ科ニオイヒバ(ヨーロッパゴールド)」。年の暮れの押し詰まった時期に、と思いながら匂桧葉を揉みしだくと、確かに桧類の芳香がする。「きく」は、「香り・匂いを聞く」「噂として聞く」を懸ける。なお『広辞苑』では、見出し語「もんこう」(聞香)を、見出し語「ぶんこう」(聞香)へ送る。
□短写879 はななきは さびしきものと しりながら
もみてききたる にほひひばかな
【写真】先日、緑化見本園で。さすがに年末の来園者は、悠「閑」人ぐらい。
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