万葉擬歌1526 つかの間の
【歌】つかの間の逢ひて別るるせつなさは はげしき恋のなほ増すらむや 悠山人 万葉擬歌一五二六
【訓】つかのまの あひてわかるる せつなさは はげしきこひの なほますらむや
【釈】ほんのひと時の逢瀬は、恋の切なさを激しくするだけではありませんか。
【注】牽牛織女の歌合せ、原歌は男性作者による女歌設定。
万葉短歌1526 玉かぎる1390
玉かぎるほのかに見えて別れなば もとなや恋ひむ逢ふ時までは 山上憶良 万葉短歌一五二六
たまかぎる ほのかにみえて わかれなば もとなやこひむ あふときまでは
[別ブログ「万葉短歌-悠山人編」2014年10月20日条参照。http://blog.goo.ne.jp/yjm840/d/20141020 ]