万葉擬歌1769 かくまでに
【歌】かくまでに恋の心の熱ければ 我が命さへ惜しくもあらじ 悠山人 万葉擬歌一七六九
【訓】かくまでに こひのこころの あつければ わがいのちさへ をしくもあらじ
【釈】こんなにも恋心が熱いのだから、自分の命など惜しくはないんだよ。
【注】任地先の九州で結婚した女性への、激しい愛を歌ったのは、男性官僚。
万葉短歌1769 かくのみし1615
かくのみし恋ひしわたればたまきはる 命も我れは惜しけくもなし 抜気大 万葉短歌一七六九
かくのみし こひしわたれば たまきはる いのちもわれは をしけくもなし
[別ブログ「万葉短歌-悠山人編」2015年06月15日条参照。http://blog.goo.ne.jp/yjm840/d/20150615]