2017-0825-yts1869
短歌写真1869 惜別の
惜別の歌聴きしのちきよめられ
夢幻の花のまた咲くを見ゆ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○先日、Nラ放送(日本敗戦直前の歌が主題らしい)で作家SHへのインタヴュを聴く。その中の「惜別の歌」、それにまつわる学生(作曲)と東京女高師の友人の話。この女性がきっかけを作った。朝咲いたさぼてんの写真に添えて一首。
□短写1869 せきべつの うたききしのち きよめられ
むげんのはなの またさくをみゆ
【写真】きのう、自宅。
memo-若菜集: 藤村、若菜集、高楼、惜別の歌、藤江英輔など、追記の予定。
memo-WSM:(Gy) 「痴人の愛」。1967、日、1時間半。谷崎潤一郎の代表作の映画化。1960年代、生真面目だけが取り柄の工場技師(主役1)。ただひとつ、猫のこっそり飼育が趣味、猫とは実は飲み屋から引き取った、若い女(主役2)。磨き上げた積りが、逆に魔性に取りつかれる・・・。半世紀前の映画の性描写は、こんな程度、という資料である。
memo-和歌土器発見:(読売新聞⇒Yahoo!ニュース午後2時すぎ配信) 焼き入れ前の土器に、短歌一首が刻み込まれていた。短歌刻文土器は日本初、平安期の作らしい。山梨県甲州市ケカチ遺跡。写真から判読すると、「われによりおもひく□らむしけいとのあはすや□なはふくるはかりそ」。