田園織りなす風景の中
しなの鉄道の電車が走る
上田の鎌倉と言われた
別所温泉へ向かった
ゆっくり散策しながら
道幅の狭い山あいのさか道を登り
長い急階段を登れば
そこは安楽寺境内
さらに裏手の階段を登り
墓所の傍らに建つ
4つの屋根で四重塔に見えるが
一階は裳階がついているので三重塔
所々補修が加えられて
鎌倉時代の唐様形式
国宝 八角三重塔である
そこから境内を降りて
しばらく行き登ると
温もりを感じる茅葺の常楽寺
境内裏手の山中を
しばらく行くと
杉林に囲まれた
石塔七重塔が苔むしていた
これまた鎌倉時代の
石塔としては珍しい
七重塔だそうだ
時代物はそれ自体感銘を受け
先人の技術力に唯々脱帽です
帰路 桜吹雪が舞い散る坂道を下る