酔いも手伝い
知人宅から
バスで帰るのを止め
真っ暗な夜の真駒内公園を一人で
横断してみた
静寂な空間は昼のスポーティな顔とは
まったく異なり
人の気配はまったくない
街灯が
遠めに煌めき
不気味に辺りを
照らしていた
辺りを慎重に伺いながら
山で味わう多少の緊張感を覚えて
足早に突っ切った
後で見た写真にはハート型のひかりが
写っていたが
何故か記憶に無い
ふと見上げると半月が
雲の合間から顔を出し
なんとも言えぬ美しいしじまに
思わず立ち止まっていた
酔いはすでに冷静さを取り戻していた
知人宅から
バスで帰るのを止め
真っ暗な夜の真駒内公園を一人で
横断してみた
静寂な空間は昼のスポーティな顔とは
まったく異なり
人の気配はまったくない
街灯が
遠めに煌めき
不気味に辺りを
照らしていた
辺りを慎重に伺いながら
山で味わう多少の緊張感を覚えて
足早に突っ切った
後で見た写真にはハート型のひかりが
写っていたが
何故か記憶に無い
ふと見上げると半月が
雲の合間から顔を出し
なんとも言えぬ美しいしじまに
思わず立ち止まっていた
酔いはすでに冷静さを取り戻していた