
旭岳の麓で小川や沼地に
黄色のやちぶちの花(エゾノリュウキンカ)が
一面に咲き
側で咲いている水芭蕉の白と
良いコントラストで
春の訪れがようやく
ここにも来たようだ



昔、糠平温泉に泊まった時
やちぶきのおひたしが出て
可憐な黄色いあの花が
食べられるんだと驚いたが
ほろ苦い味が印象的だった
以後
登山中、渓流沿いに咲いている
大きな葉を摘んで
コッフェルで湯がいて
野菜がわりに食べたものだ
今はこれを食べたいとは
思わないが
登山に明け暮れていた頃は
日高山中の渓流で
オショロコマを入れ食いで
バケツ一杯釣り
アイヌネギやウドと合わせ
俺の畑の収穫物
売るほどあるから
などと言って
テント内で
ウイスキーと共に
ワイワイ
盛り上がったものだ
沼地に
やちぶきの黄色い花を観ると
青春の山旅が脳裏をかすめ
山菜をおかずに
なんでも食べたなぁと
懐かしかった

始めているころでしたが、まだまだ食べ物は潤沢ではありませんでした。
当時のインスタントラーメンが珍しく
よく山で・・食べたものでした。山のセリや
食べ物はよく先輩に教わりましたが・・
今は忘れてしまいました 今はあの当時の
美味しい味覚は感じることが出来ないんでしょうね
花の咲く山は・・・いいですね~