今年も薪ストーブの燃やす季節になった
我が家は二階に薪ストーブがあるので
例年雪降る前に二階バルコニーに
半年分揚げなくてはならない
子供たちが居たときには薪揚げも
皆でスポーツをやるような気分で
シュートとか言って投げて
楽しいひと時だったが
居なくなった今ではたった二人
ここ10数年
夫婦で協力しあって時間を限って
今日はここまでと
日毎に揚げていたが
腰が痛く腕も上がらなくなり
苦痛の年中行事と化していた
ところが去年、
小樽に住む中2、小6、小4の
孫達が積極的に
薪上げ手伝うよと
うれしい知らせがあった
渡りに船
早速お願いしたのは当然
孫たちだけで電車。地下鉄、バスと
乗り継いで迷うことなく到着
小さいながら懸命に丸二日
飽きもせず不平も言わず
もくもくと薪揚げ作業で大助かり
それに味を占め
今年もお願いしますと懇願催促
連休日、札幌まで喜んで来てくれた
ひさしぶりの対面に
一年も経つと皆んな大きくなり
幼児顔がぬけて
力は爺いを追い越して
頼もしい限り・・・
天候は雨上がりの曇りで
心配したが次第に天気快晴
4人でリレー式にどんどん揚げて
あっという間の二日間
半年分の薪上げが終わった
後半流石に疲れたらしく
段々無口になり
元気が無くなってきたが
あと最後100本と
皆んなで声出しやり通した
バルコニーに積み上がった
薪をみて三兄弟
やり切った感の笑みを浮かべ
万歳して握手を交わした
祝賀会は中華料理を食べに
出かけそれぞれ試し食いをして
楽しく盛り上がり
充実した二日間が終わった
お別れにはなむけを渡したら
来年も絶対に来るからと
バス停まで意気揚々歩き
街角から姿が見えなくなるまで
後ろ向きに何度も手を振っていた
孫たちの面白い会話の数々と
そのしぐさ
別れの寂しさがじっとわき
可愛さとほっこり気分が
幸せ一杯の二日間でした
暖炉の温もりが今年も
心を暖めてくれるだろう
ホント薪以前に・・温かく感じます。
男のお孫さん3人 頼もしいですね~
この子たちが、この先の日本を支えてくれる社会
我々が少しでも彼らの負担を軽くしてあげたい・・
と思うが・・ さ~て この先???