★4月7日の記事に応援ありがとうございます。
読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。
【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?
【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。
*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。
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リンドウの締めくくり(第69回・70回)、センブリ属ヘツカリンドウ種群の総括のアップは、まだ少し先になります(内容自体は、このリンドウ連載のスタート以前にほとんど出来上がっている)。
その間は、「裏山の自然」の探索記事。新しいところでは、三日前(2021.4.8)と昨日です。
2021.4.8分は3 回に分けての紹介を予定しています(書きかけた原稿がどこかに行ってしまって見つけ出せない)。
1
恐怖のマスク人間が地球を滅ぼす-山道に於けるマスクマン(含むウーマン)観察記
Ⅱ
再び、謎のモンキチョウ&キチョウ観察記
Ⅲ
マルバアオダモとモクセイ科の話-雑木林(里山)は、本当に人間によって成された“持続可能な半人為環境”なのか?[常識への疑問]
いずれにしろ、どれもかなり難しい話題なので、記述に手間取っています。それで、差しさわりの無い昨日(2021.4.10)分を先にアップしておきます。
もっとも、昨日の観察のメインは、(モンキチョウではなく)キチョウの産卵飛翔群で、350枚ほどの写真を撮影しているのですが、それについては(モンキチョウ共々)上記Ⅱで改めて紹介する予定です。
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なにしろ、目がほとんど見えないものですから(それにカメラが壊れていてしょっちゅう初期化に設定し直さねばならない)、撮影は大変です。
でも、不思議なことに、飛んでるチョウとかはちゃんと見えるのですね(とまると分からなくなってしまうけれど)。
ということで、「心眼」で写しています。
、、、それ(心眼)は嘘です(笑)。こういうのは僕の一番嫌いな言葉なんで。
目がほとんど見えないのは本当です。
プロ野球の打者も、投手の投げた球は見ていないのだそうです(球が手から離れるところまで見て後は感覚でバットを振る)。
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大谷、今年は投打に全開ですね。以下、珍しく僕も共感。
アメリカのプロ野球記者
>大谷は、信じられないほど難しいことをしている。開幕からの一週間は正気の沙汰ではなかった。簡単な答えは投打どちらかを選ぶこと。でもそれじゃあ面白くないし、それを見たいわけじゃない。答えはないと思う。
ヤフコメの一つ(redさんという方)
>チームの勝敗とか選手のやりくりとか考えれば、二刀流は決して合理的なものではないのかもしれないが、純粋なアスリートとしての輝きを見せつけられると、戦術とか勝敗とかを一旦横において観たくなる。理屈を超えちゃってるとしか言いようがない。
まさに、そういう事だと思います。我々が大谷君に求めているのは、「答え」じゃないですね。ロマン(ロジカルな説明は出来ない)です。
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裏山探索の話に戻りましょう。
昨日は土曜日だったので、2日前とは違ってもう少し人出が多いかな、と思っていたのですが、大して変わらなかったです。
午前10時頃から午後2時頃までの間、出会った人は10数人。もちろん(と言わなきゃならんのが悲しいですが)、単独行の人も含め、ほとんどがマスクマンです。
帰り際に丘の麓の入口の所で、同じようなシチュエーションに遭遇しました。デジャブと言うやつですね。
一昨日はおじいちゃんです。
僕/おじいちゃん
「こんにちは」「こんにちは」
おじいちゃん
「この先、花咲いてる?」
僕
「咲いてますよ」
おじいちゃん
「ここと同じツツジの花ですか?」
僕
「違います、野生の花、でも綺麗ですよ」
おじいちゃん
「雑草ですか、、、じゃあ行くの辞めた」
今日は若い女性です。
僕/女性
「こんにちは」「こんにちは」
女性
「ちょっと早かったですね」
僕
「何が早かったのですか」
女性
「ツツジの花」
僕
「上に登ればとてもきれいな雑木林がありますよ」
女性
「でも真っ赤なツツジが見たいので、、、」
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絶対に素敵だと思うんだけれどなぁ~
今時、ツツジを植えた公園なんて、日本中にあるでしょうが、、、。
これだけ見事な雑木林は、そうそう無いですよ。しかも都会のすぐ近くに(僕のアパートから徒歩25分)。
「春霞」「萌葱色」
みんなマスクしてここ歩いています(それについては別項目で)。
典型的な「中間温帯林」。
マルバアオダモについては別の項で詳しく話す予定。
ヤマツツジ(“山躑躅”ではなく“ヤマツツジ”という和名の種です)。
ちなみに、お爺ちゃんやお姉さんが見たかったのは、こっちのほうですね。
チゴユリ。ユリ科ではなくチゴユリ(orホウチャクソウorイヌサフラン)科。「ラン科」とか「アヤメ科」とかを独立の科と見做すなら系統的な位置づけを公平に扱わねばなりません。
マムシグサ(サトイモ科)。
ミヤマセセリ(このあいだ紹介したのはメス、こちらはオス)。
ツマキチョウ。メスの写真を撮りたいのだけれど、今回もオスです。
モンシロチョウ。
最もポピュラーで、ベーシックな部分でのアイデンティティの追求が最も遅れている蝶。
スジグロチョウ。
何度も言うけれど、僕は「スジグロシロチョウ」とは呼びません。
スジグロチョウは、ほぼ日本固有種で、(僕の表現による)「出戻り帰化遺存種」の代表的生物です。
ツバメシジミ。今日追加した、今年18種目の蝶。
この場所をヒオドシチョウが占有している。
大抵の場合、遠くから指一つ動かすだけで敏感に反応して飛び去るのだけれど、そうでない場合もあります。今回は蝶にぶつかりそうになるほど近寄っても逃げなかった。
タテハチョウ科ヒオドシチョウ属のヒオドシチョウ、キベリタテハ、エルタテハは、シロチョウ科ヤマキチョウ属のスジボソヤマキチョウ、ヤマキチョウとともに、親蝶の姿で最も長生きする(初夏に羽化して翌春まで蝶の姿のまま生きている)蝶のひとつです。山地性の他4種と異なり、都市近郊の低地にも見られます。