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近所の森の蝶【発売予告】
第二部 (中巻):東京都青梅市 『霞(かすみ)丘陵』 フィールド日記 抄
2021年3月23日から11月25日にかけて、著者の自宅(アパート)から徒歩で行くことの出来る4つの丘陵を探索した。総計約70回、うち霞丘陵が約50回。そのフィールド探索日記を綴っていくことにする。およそ200~300頁ぐらいを予定している。ここでは、その一端(下書き)を紹介しておく。
1a拡大地図
A:著者のアパートを経て河辺駅に/B:七国峠を経て岩倉温泉に/C:白髭神社を経て小木曽街道へ
1:塩船観音正門/2:ハイキングコース入口/3:観音寺境内/4:草地の斜面/5:樹液の出るコナラ/6:最初の峠/7:第1パル草地/8:コル/9:第2パル草地/10:駐車場/11:愛宕山/12:雑木林の尾根1/13:コリアス草原/14:雑木林の尾根2/15:雑木林の尾根3/16:雑木林の尾根4/17:簡易トイレ前の茶畑/18:グランド横の尾根道/19:グランド東の坂道/20:ダム横の坂道/21:アメリカ草原(鶏小屋の続き)/22:ウグイスの谷(鶏小屋の手前)/23:ウグイスの谷への上り下り(尾根道)/24ウグイスの谷への上り下り(谷道)/25:白髭神社への上り下り(谷道)
1-4周辺地図
1a:霞丘陵(中核部)/1b:霞丘陵(北側低地)/1c 霞丘陵(七国峠‐岩倉温泉)/1d:霞丘陵 (吹上菖蒲公園)/2a:青梅丘陵東部(青梅の森入口付近)/2b:青梅丘陵東部(永山公園の尾根)/3:青梅市・日ノ出町・あきるの市境の尾根/4a:狭山丘陵西部(瑞穂町側)/4b:狭山丘陵西部(みどりの森)/4c:狭山丘陵西部(野山北・六道山公園)
JR青梅線河辺駅から北方を望む。ビルの間から丘陵が僅かに姿を現している。
霞丘陵から市街地を俯瞰する。
2021.3.23 青梅市霞丘陵
1a/1‐3-6‐4-2-1 9:50出発-12:55帰着
11:40 ⑥(やや③寄りの地点から) コナラ主体の雑木林は芽生え始めたばかりのぼんやりとした霞色。
2021.4.10 11:11 ⑥
2021.4.20 10:44 ⑥
2021.5.6 10:20 ⑥
2021.11.20 11:47 ⑥
2021.4.10 青梅市霞丘陵
1a/1‐2-5-6―13―15―13―6‐5-4-2-1 10:00出発-15:00帰着
11:46 ⑧の上部
カントウタンポポ2021.4.22/11:31 ④
オニタビラコ2021.4.22/11:32 ④
ジシバリ2021.4.22/11:35 ④
ニガナ2021.4.22/11:36 ④
キチョウの同じ個体が、キク科タンポポ連各種の花に吸蜜に訪れていた。キチョウ(キタキチョウ)の学名については、(別項目でも書いたように)敢えて特定しない。またタンポポ連各種の属名についても特定を避けて置く(タンポポがTaraxacumなのは確かだと思うが)。ちなみに霞丘陵でチェックしたタンポポ連の種は、カントウタンポポ、セイヨウタンポポ、ニガナ、ジシバリ(イワニガナ)、オオジシバリ、アキノノゲシ、ヤクシソウ、オニタビラコ、コウゾリナ、および未撮影のタビラコ(コオニタビラコ)。セイヨウタンポポ以外は一応在来種ではあるが、史前帰化植物、(国内)出戻り帰化植物などの概念とも関わる、複雑な問題を有している。
写真15
2021.3.27/12:41
写真16
2021.5.25/9:32
写真17
2021.11.20/11:28
モンキチョウの産卵。コリアス草原⑬にて。産卵植物はいずれもマメ科のスズメノエンドウ(左写真は奥の植物、右写真はカラスノエンドウの可能性もあり)。
カワトンボ(詳細種名は特定せず) 2021.5.6/14:47 ④の下方
ミヤマカワトンボ2021.6.8/11:40 (1c) カワトンボの仲間は他にオハグロトンボやアオハダトンボもいる。
*霞丘陵で出会った蝶以外の生物も出来る限り紹介していく。