飯塚受刑者が93歳で獄中(老衰)死。
松永さん、良い人だなぁ、、、、。思わず涙が出てきてしまいました。
亡くなった奥さんもお子さんも、喜んでくれているんじゃないでしょうか。
世の中は無常です。救いようのない理不尽な事故・事件なのだけれど、両氏の最後の邂逅に、救いを見た気持ちです。
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いつものことながら、月末は一文無しです。別にお金を使っているわけじゃないです。もとよりないのです。2万円の支給日から、光熱費、交通費(手術後の病院通い)等々を引くと、生活費(食費)はほぼゼロです(なんだかんだ工面して食べているのでご心配には及びませんが)。
ひたすら執筆作業と写真の整理、と言いたいところなんですが、テレビのニュースと、パソコンでSNS(←この言葉つい先日覚えました)を一日中見ていて、なかなか先に進めないでいます。
概ね、斎藤さん関係のニュースですね。なんせ春からずっと「斎藤劇場」が続いているので、大変な長丁場です。屋久島、中国とともに、生まれ故郷の兵庫県絡みのニュースは気になって、常にチェックしているのです。
最も印象に残るのは、何度も流れるJR須磨駅(懐かしい、、、、)で独りぼっちで演説している斎藤氏の姿。誰一人見向きもしないで通り過ぎていく大衆。そして、数週間後、熱狂的に斎藤コールを繰り広げる大衆。
この即席大河ドラマの主人公は、斎藤氏ではなく、大衆です。
良し悪しや好き嫌いは別として、斎藤氏、片山副知事、県民局長、稲村氏、22市長たち、奥谷委員長、女社長、、、、このドラマの登場人物は皆、それぞれの立場で一生懸命生きているのです(唯一立花氏を除いてですが)。
問題は大衆。大衆の正義、いわゆる民意というやつですね。正義の御旗の下、真実こそが全て、という大衆の思考が、モンスターのごとく力を持って、世の中をメチャクチャにしてしまっている。
何が正しいか、ではなく、どのように向き合うかが大事と僕は思うのですが、しかし大衆は、真実、正義に、全ての答えを委ねる。それも真実を探るのではなく、「かのように」の上に構築された真実を疑いもせず、それに則って全てを進めていく
真実というのはゴール(絶対的な答え)ではない。断面です。常に姿を変えながら、以前から存在し、その後にも続いているのです。「正義」の民が「真実」を御旗に掲げ続ける限り、永久に争いは無くなりません。
「真実」は混沌の中にあります。宮崎議員が言っていましたよね。自分も立候補しようと思っていたが断念した。闇が余りに深い兵庫県の闇を垣間見たから、と。
僕は稲村さんが負けてよかった(以前は大嫌いだったけれど今はファンになってしまった(-_-;))。勝ってたらすべてが有耶無耶になってしまったでしょう。(コンサルタント会社女性社長の登場で)さらに次のステージに進みつつあるのも良い事だと思います。日本社会(=大衆)に潜み持つ問題点が、改めて浮き彫りになりつつあるからです。
“トクリュウ”と本質的な構造は同じだと思う。皆、闇バイトに手を出すことがどれだけ危険な事なのか、なんでわからないのだろう?と言います。それは善悪逆になるけれど、SNSの発信を唯一の真実と信じて、一斉に皆同じ行動をとりだすことと、同じなんですね。そして「民意」が形成され、有無を言わさずその空気に包まれた社会が成り立っていく。
自分の考えを持たない、なおかつ本人は自分はリベラルであると信じて疑わない、本質的な超保守主義者、真実が全てと思い込んでいる情報薄者(=大衆)が作り出す“空気”によって形成された、エセ民主主義的社会。大衆がいかに薄っぺらな、かつ絶大な力を持った存在であるか、ヒットラーも、プーチンやトランプも、ウクライナ紛争も、天安門事件、香港でも、コロナ騒動(マスク&ワクチン)も、全て同根から発したライン上にあります。
SNSは、無意識に為される同意と迎合の場です。常にカウンター側の気分が反映されて空気が形成される。そして、打つ側と打たれる側が、目まぐるしく入れ替わっていく。
それにしても、立花某、何とかならんですかね。こんな意見もあります。まっとうな意見ではないでしょうか?
>やっている事は、つばさの党と何ら変わりない行為です。警察は慎重に調べて違法性があるなら逮捕で良い。彼は法律に精通しており、一筋縄ではいかないだろうが、このままだと、選挙の意義すら崩壊してしまうだろう。模倣犯もでるだろうから、しっかりと捜査して貰いたい。
>なんか選挙前と選挙後の様子が急転、一変してしまっているのですが、斎藤氏を支持、擁護できる人というのは、立花氏の言動、行動、やり方さえも支持される、別に構わないと思われるのでしょうか。私は彼の東京での言動、行動を見ても、とても暴力的ですし、威圧的ですし、仮に、その内容が正しかったとしても、彼に賛同する側に立っての支持は、とてもとてもできないですね ただただ“怖い”です。尋常とは思えません。
>最近、何だか表現の自由を盾に犯罪ギリギリの行為が如何にも正義の代弁者かの様に扱われていることに対して危うさを感じているのは私だけでしょうか?触発された過激な人物による犯罪行為が起きない事を祈るばかりです。
>正直他県民から見ればこの件の一連の流れはギャグかと思えたくらいだよ、これくらい人って奴は騙されやすく流されやすいってのが分かる、SNSでここまで票が動いちゃうんだから票の誘導なんて難しくないってことだよ、これが選挙法違反でなくとも選挙制度を揺るがしかねないのは間違いない。
斎藤氏に対しての意見。
>はっきり言うけど、四面楚歌で味方なんて居なかっただろ?って言う所から、それを全力で助けてくれた立役者を、、、仲間を見捨てると言う、少年誌でもヤンキー漫画でも御法度の事をフルパワーと言うか無表情でこなす辺りが、多くの人の共感を失っていくと思う。
僕も、なんとなく同じように感じています。