★追伸
報告
コメントをくださった方(ゆみさん)、ありがとうございます。近くご返事を差し上げますので、しばらくお待ちくださいね! 2024.10.7 青山潤三
コメントをくださった方(ゆみさん)、ありがとうございます。近くご返事を差し上げますので、しばらくお待ちくださいね! 2024.10.7 青山潤三
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しつこい空咳と切れない痰で、胸が猛烈に苦しくて、何にも出来ない状況が続いています。ブログを書く気力もありません。でも、ずいぶん更新していないので、何か書いておこうと。
まず、夏の甲子園優勝韓国系高校校歌の「東海」問題、およびNHK中国語放送の尖閣領土(南京虐殺・慰安婦)問題についての僕の見解、、、。言いたいことが山ほどあるのだけれど、でも、ちょっとテーマが重すぎるので、今回は保留。
ぐっと柔らかく、ミーハーな話題。アラン・ドロンとか、フワちゃんとアノちゃんとか、大谷君の40(本塁打)40(盗塁)の同日達成をサヨナラ・グランドスラムで達成とか、、、。まあ、わざわざ僕が書くことはないですね。
実は今屋久島にきていて、6月に10日間ほど18年ぶりに(ジョージの気まぐれの巻き添えを食って、笑)屋久島渡島、いろんな成り行き上「屋久島の植物・大和と琉球と大陸の狭間で、パート2」を作ることになって、第二巻(240頁×2)まで完成したので、10日前から再度屋久島で、知り合いの旅館の一室に居候して、関係各位との打ち合わせなどを行っています。
ほとんど終日室内に籠りきって、ひたすら連絡待ち、および第三巻以降の執筆に没頭しているのですが、今日の午後、珍しく宿舎の周り(といっても宮之浦の町はずれ)を散策してみました。
20年前と、(植生など)環境は変わっていますか?といろんな方に訊ねられるのだけれど、(山の中には行っていないのでともかく)少なくとも集落周辺の植生環境は、さほど変わっていない様に思われます(帰化植物だらけの本土と違って在来種も結構残っている)。
しかしです、蝶のメンバーが、がらりと変わっている。これは、予想外でした。6月に来た時に驚いたのは、ベニシジミがいたるところにいること。従来は、大隅半島止まりで、屋久島以南には分布していなかった。それが、2006年に僕が最初に記録し(おそらく食草のスイバ類にくっついて卵や蛹が持ち込まれた)、今では島全体で最もポピュラーな蝶のひとつになってしまっています。ベニシジミは、ヨーロッパからアジアの北半部を経て北米大陸まで広域に分布する“北の蝶”の代表種なわけですから、「地球温暖化で南の生物が北上している」という教科書的説明は当て嵌まりません。
もちろん、南の蝶の北上も著しい。その一つがアオタテハモドキで、北半球温帯広域分布種の代表ベニシジミとは真逆の、アフリカ~アジア~オセアニア(~近縁種が中南米)に広く分布する、熱帯広域分布種の代表的存在です。こちらも以前は屋久島にはいなかった。確実な定着地は沖縄も南の八重山諸島で、沖縄本島や奄美大島では不定期的に発生、屋久島ではごく稀に迷蝶として飛来するだけでした。それが今(今年の6月と8月のチェック)では島中(宮之浦-安房-尾之間)で、群れ飛んでいます。
ということで、2006年に撮影した初記録のベニシジミと、今さっき宿舎の前で撮影したアオタテハモドキの写真を紹介しておくことにします。
写真
アオタテハモドキ(雄と雌) 2024.8.24 屋久島宮之浦
写真
ベニシジミ(夏型)2006.8.5 屋久島安房
> ゆみさんへ... への返信
返信頂きありがとうございます。
私の不躾なコメントに丁寧に返信頂き感謝申し上げます。
ブログへの転載全くご心配には及びません。むしろ先生の日頃の生活をさらに知れるのでは、と期待しております
先生の研究は蝶や植物には幼い頃のまだ純心な心でわずかな数年興味を持ち図鑑片手にウキウキして遠足に参加していた自分を思い起こさせて頂きました
今はそんな心の余裕もなく老後の心配、心身の心配、金銭の心配…様々な心配を抱えながら生活しておりましたが、先生のブログを読ませて頂きこの秋には幼い心を呼び覚ませてハイキングにでも行こうかな、ぐらいの気持ちにさせて頂きました
ブログ楽しみにしています
ただ更新が頻繁ではないのが、残念です
>はじめまして... への返信
ゆみ様
コメントありがとうございます。コメント欄に返事を入れようと思ったのですが、この機会に状況を詳しく説明すべく、ブログ本体に疑問の答え(正確には「答え」はないので、「成り行き」のようなもの)を記すことにしました。冒頭に、ゆみさんからの質問を示そうと思っています。ブログへの転載をご了承いただければ幸いです。
>はじめまして... への返信
コメントありがとうございます。
記事に追伸しましたので、ご覧ください。後日青山本人から、返信いたしますので、お待ちください。
ブログ管理人より
どう辿り着いたのか、このブログに辿り着き一生懸命に頑張っていらっしゃるのに興味が湧き読ませて頂いています
私も良く似た生活を送っているので親しみが持てるのですが、1つ疑問があります
所持金一万円とかの生活の中、どうやって屋久島に2度も行けて長期滞在できる費用を捻出できるのですか?
嫌味とかでなく単純に疑問を持って質問しています 私も生活がギリギリで家賃払うと何も残らないので先生も同じような生活だと親しみが湧いていたのに急に旅にでられる余裕があるのは誰かの援助とかあるのなら、私には羨ましい限りです