仕事に結びつくメールは(「ネイチャークラブ入会」の打診を含めて)未だ全く来ない!
来るのは、どうでもいい(ごめんネ!)中国の若者たちからばかりです。相変わらず最多メールはテンテン。意図が全く分からないので、困っています(ある意味とても心配なのです)。
●「よかったらアモイまで行くよ!」と伝えても、「来なくていい!」といいつつ、やがて「今どの辺まで来ているの?」とか。
●「仕事を辞めて(僕が辞めろと言ったから?)飢え死にしそうだ」とメールが来て、「僕もお金がないのでもう少し待ってくれ、そのうちに」と返信すれば、「友達に借りたからもう大丈夫、心配しないでいい」とか。
●「アドレスを変えた、でも返信の必要なし」と言われて、2~3日メールしないでいると、「なぜメールをくれないのか?」とか。
●心配で「大丈夫?どうしているの?」と尋ねても、「別に問題なし、なんでそんなこと聞くの?」とか。
●「良かったね」とメールすると、「もう駄目だ、この世の終わりだ!」とか、、、、、。
●と思えば突然「寒くなってきたから青山さんも沢山服を着て風邪をひかないように」とメールが来たり、、、、。
●今日は、「今どうしているの?どこにいるの?」とメールが来たので、「センツェン、相変わらず日本からの資金の調達待ち」「アモイに行った方が良いならとりあえず行くよ!行かなくても良いのなら台湾に向かう」と、毎度同じやり取り(いつも肝心の答えが来ない)。
助けを求めてきた人があれば、どんな人であろうとも、(第3者がどう思おうとも)全ての人に対して真摯に対応しなければならない(むろん自分が可能な範囲でしかないのですが)、というのが僕のポリシーです。
今回の“年賀メール”に関しては、忸怩たる(安倍元総理がこの言葉の意味を“間違えて使った”と言うのは、必ずしも正鵠な指摘ではないと考えるので、あえてここで使います)思いがあります。
以前に頂いたメールへの返信が、60余通のうち、2通、(自動的に)受信拒否されてしまったのです。一通は、僕と同年配の(極めて親しい、でも随分長い間連絡を取っていなかった)昆虫関係の友人。彼は以前から体の具合が悪かったので、心配です。
もう一通は、去年の秋、突然やってきたリビヤからのメールへの返信。ちょうどカダフィが殺害された前後です。内容は(苦手な英語のため)詳しく解読していないのですが、その大概は「政変により、自分の夫が逮捕された、助けてほしい」(彼がカダフィ側なのか反カダフィ側なのか僕には今一つよく分からない)と言うことだと思います。なぜ僕のところにメールが来たのかは不明。思い当たる節はひとつ、少し前に、香港国際空港で、隣りに並んでメールを打っていたアメリカ人(ルーツはモロッコとのこと)の紳士と仲良くなったのです。彼が力説するに、アメリカの言っていることは、全て全く嘘っぱち、イランやリビヤはとても素晴らしい国、なのにアメリカのために酷い目に合っている、云々、、、、。彼が僕を紹介したのかも知れない。
全く政治音痴、コネも資金もコミニケーション(英語)力も全くない僕には、どうしようもないのですが、助けを求められたからには、何が出来るかはともかく、何らかの反応を示さねばなりません(それが人としての務めでしょう)。しかし、僕の英語能力と政治知識では、事態の正確な把握が出来ない。(イスラム世界に詳しい)T.N.嬢に相談したりして、そのうちにとりあえず返信を、と思っている間に、数か月が経ってしまいました。
それで、この“年賀メール”の機会に、「返事が遅れてすいません、僕に出来ることがあれば、とは思っているのですが、今、僕自身も多くの問題を抱えています、もう少し時間を下さい、改めて返事いたします」と返信したところ、撥ねられてしまいました。彼らがその後どうなったのか心配です。藁をも掴む気持ちで助けを求めたのに返事が来なかった、その無念を思うと、胸が痛みます。
でもまあ、それはともかく、今はテンテンどころではないのです。
とにかく、日本との交渉を続けるしかない。カメラの回収、台湾での取材、それを始めないことには先が見えてこないのだけれど、ヘツカリンドウのシーズンは、そろそろ終わりだと思う。今年は、もう諦めねばならぬかも知れません。
とりあえず、今回は「麦菜」一本に絞って、(日中)各メディアとのやり取りをしなければ。
そんなわけで、今のところ、センツェンのユースで、待機している以外にないのです。打診を行っている日本の各位からの返信、油麦菜の花関係の情報、今夜訪ねてくるはずの杭州のT.V.局のZ嬢(それだって仕事に結び付くのは先の話ですが)、それらを待っているしかありません。
あや子さんは、早く日本に帰って、バイトをしたら?と言うのですけれど、数少ない日本での(60代の僕を使ってくれる)バイト口の、マクドナルドの深夜清掃(日当4000円)にしても、給与支払いは2か月後ということで、それじゃあどうにもならない。どうせ同じ二か月後なら、新聞か週刊誌の受注を取ることの方が、優先順位だと思います。
これまでに「あや子版」には発表してきた分と、新たにプレゼン用に纏め直した分を、改めコンパクトに編集し直した『麦菜の謎』を、今、やっと纏め終えたところです。
『麦菜』をテーマにした作品としては、一か所(月刊誌の単発掲載)がほぼ決定しているのですが、出来得れば複数のメディアで発表したい、と望んでいます。一両日中に再編版を「あや子版」に一括再掲載しようかと考えていますので、それをご覧になった読者のどなたかに、メディアなどへの橋渡しをお願い出来ればと、望んでいる次第なのです。