わたしたちが世界を見るというときに、その世界は漢訳仏典からできた語であることを知る。インドのサンスクリット語にその淵源を持つ語である。説明を求めると、その語の持つ意味はは、空間また林間地、木のないところ、空き地、であるようだ。訳語となったときに、漢字の意味である、世 と、界 があてられて、子の構成には漢訳の語として、時間と空間とを組み合わせたようだ。ローカダートゥ loka-dhaatu は、命あるものが生存し、輪廻する空間で、一仏が教えを広める空間を意味する、と解説がある。世界を用いて中国の漢詩の表現では意味の拡大が起こったようだ。仏の教えのための空間が、人々世の中、世間の意味になって、それを日本に伝えたともある。 . . . 本文を読む
現代日本語「誤」百科 836 鶏チャーシュー を、例題にしている。鶏焼豚、になる語の意味を求めている。チャーシューの作り方は、フリー百科事典ウイキペディアによると、「焼」という字が用いられているように、本来は豚バラ肉などのブロックにタレや蜂蜜などの調味料を塗って、さすまたなどに刺して炙り焼いたものである、ということから、鶏肉はそのようにできないから、この語は不適切だと、コラムは解説する。日本での焼豚の製法には、煮て作る叉焼、中国で日本式チャーシュー 日式叉焼と呼ぶ、というのもあるから、チャーシューというのが、焼豚の代名詞のようにもなる。例題が鶏肉で作られ、その製法が焼豚を作るように、作られるということだろう。製法がそのまま、呼び名になっていが、鶏肉を使ってのチャ-シューというのは、これはこれでよい。 . . . 本文を読む
社会心理学における構成概念のひとつに、帰属がある。>何か事象が起こったときに、原因がどこにあったのかを求めようとする心理作用を「帰属」といいます。 >二つの主要なタイプは、内的帰属と外的帰属である。簡単にいえば、人柄のせいにするのが内的帰属であり、事情のせいにするのが外的帰属である。内的帰属では、行動の原因は、個人の性格や態度や特質や気質のせいであるとされる。外的帰属では、行動の原因は、行動が行われた周囲の状況であるとされる。この二つのタイプのいずれを選択するかにより、行動を行った個人に対して、全く異なった見方が導かれる。 フリー百科事典ウイキペディア . . . 本文を読む
語彙は vocabulary の訳語として定着した。語彙論の語彙に付いて文字づかいがむずかしい。当用漢字のときに制限されて、語い論のように表記が試みられたが、かえって分かりにくくしていたので、語囲などの当て字をしようとしたこともあるが、いずれもさいようされていないままに、常用漢字の目安使用で、語彙が許されるようになった。この彙字を説明すると用語の語彙がわかりよい。すなわち文字の成り立ちで、中国の説文解字に、集也 と解釈している。文字そのものは毛の堅い多くの針のように持つ生き物をさしているようだ。それで語彙とは何かとその定義を専門用語として説明することからはじめてもよいし、あなたはいくつの語彙を知っていますかと、質問ふうに始めてもよい。この質問には、答えられないくらい多いとか、わからないとか、答えがあるので、日本語の語彙は一つになり、日本語の単語をいくつ知っていますかと、聞くのと、語いをいくつ持っているかと聞くというのと、違うよと話し始める。 . . . 本文を読む