SNSという、呼称がわかりづらい。ソーシャルネットワーキングサ-ビス、Social Networking Service エスエヌエス というか。社会的なネットワークを形成する、社会ネット形成、社会の網に、サービスが様々加わって、その領域とする範囲は広がっている。個人情報の収集、銀行業、人脈管理と、社会経済をも制する様子である。通信事故が起これば社会事件となるし、たちまちに網から大海に放り出されてさまようことになる。SNSの発言は、ネットワーク上に消え去ることはない。 . . . 本文を読む
タレントが有名人であって、芸能に磨きをかけて一心不乱であるとき、その高みに立てば見える世界はどのように開けるかを知りたい、というようなことを言っている。20代30代と過ごして、40代50代ともなれば世の中がどう見えてくるのか、それはまた自分をどう扱うべきであるかという、自問自答のことである。八甲田山の映画で主演した俳優、北大路さんは30代であったというから、デジタルマスターにした40年後の今は後期高齢となる世代である。撮影監督との対談で撮影秘話を語り合っていて、そこに滲み出る風格はまさに芸の極みを求め続けたものであろうけれど、映画に出ている大尉の役柄は人生をどのように見たかというもので、年齢を重ねて見える風景は違ったものなのだろうか。さきのダンサーの発言のように40台あたりで見えてしまったものがそのまま変わらないものだろうかと、実感する。 . . . 本文を読む