ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸好文亭で見られる徳川斉昭のアイディア

2017-02-04 21:38:46 | 水戸

 徳川斉昭は、幕末、攘夷派の急先鋒だったようですが、かたくなだっただけではないということは、勝海舟もいっているようで、一方では、相当やわらかいものの見方をしていた人のようです。それらしいあれこれが、好文亭で見られるようです。大砲付き潜水艦まで考えていた斉昭ですから、相当な合理的思考力をもった人だったのでしょう。

 

太鼓窓
 追鳥狩という軍事演習につかわれたという、大きな陣太鼓作りに使われた大ケヤキの一部だそうで、楽寿楼にある丸い窓枠に使われたそうです。

 

 

エレベーター
 三階の楽寿楼へ食事のお膳等を運びあげるために作られた、日本最古のエレベーターだそうです。

 

隠し窓
 外からは見えにくい隠し窓が、太鼓廊下の途中にあります。

 

引き手の覗き
 ふすまを開けなくても、部屋の外から内部がうかがえる、戸の引き手をまん中から開くことができるのぞき穴です。

 

杉戸の辞書
 西広縁にある杉戸に、韻をふむ漢詩などを作る時に便利なように書かれた辞書だそうです。

水戸の徳川斉昭遺跡 水戸の徳川斉昭による軍事遺跡

コメント
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