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水戸の見て歩き

水戸の鹿島神社(1)

2017-02-19 23:00:46 | 水戸

 雷神や武神である、武甕槌神(たけみかづちのかみ)をまつる神社だそうです。関東、東北に多くある神社だそうで、多くは、鹿嶋市にある鹿島神社を勧請したもののようです。武士の時代、富国強兵の時代には、多く崇敬されてきたようです。昭和48年に神社庁が発行した「茨城県神社誌」を見ると、水戸市内にある神社は、74社がとりあげられていて、その内11社が鹿島神社で最多です。

 

弘道館 鹿島神社(三の丸1-6-4)
 徳川斉昭が、弘道館に、文武不岐、神儒一致をあらわすように、武の鹿島神社(鹿嶋市の鹿島神社から分霊)と、文の孔子廟を建てたようです。弘道館は一旦、天保12年(1841)に仮開館して、これらの施設ができてはじめて安政4年(1857)に本開館したそうです。  水戸の梅の話題(1)

 

飯島町鹿島神社(飯島町734)
 塩街道に面した地にあり、社殿は古墳の上にあるそうです。初午(はつうま)にはやぶさめ神事がおこなわれ、新嘗祭には竹に酒をいれて境内各社に供えたそうです。

 

渋井町鹿島神社
 戦前、例祭には、翌年の豊凶を占うやぶさめ神事が行われていたそうです。

 

田野町鹿島神社(市民運動場隣)
 応永8年(1401)に鹿島市の鹿島神社からから分霊したそうです。その後、徳川光圀が八竜神社を合祀したそうです。

 

成沢町鹿島神社
 廃社になっていたそうですが、安政4年(1857)に斉昭が再建し、自ら扁額をかき、太刀一振を奉納したそうです。藤田東湖筆の幟があるそうです。

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