能島征二は、昭和16年に浅草で生まれて茨城大を出た彫刻家で、小森邦夫に師事し、戦中、笠間市に疎開して、その後水戸に移ったそうです。日展を活動の場として、芸術院会員となり、日本芸術院賞や、茨城県特別功績者表彰、水戸市文化栄誉賞などを受けたそうです。
水戸黄門さん像(黄門さんおしゃべりパーク 南町3-6)
黄門(徳川光圀)さんの高笑いが入った話が流れるポケットパークにあります。髭をたくわえたのは隠居後だそうですが、なかなか若々しく見えます。
徳川光圀公像(大工町交番(大工町1-6)近く)
これも、頭巾をかぶったり杖を持ったりしていますので、隠居後の姿なのでしょう。登城日には、美男子の光圀を見ようと大下馬にたくさんの人が集まり、将棋倒しになりそうになったこともあったそうですから、老後にもその風貌は十分に残っていたのでしょう。
徳川慶喜公像(みずほ銀行水戸支店(南町3-5-1)脇歩道)
水戸中心市街地の50号線沿いには、光圀、斉昭、慶喜と水戸藩を代表する3人の像が並んでいます。初代の頼房の像は旧二の丸にある水戸三高の入口付近にあります。
佐川一信先生像(水戸市役所1F 中央1-4-1)
再建された市役所のエントランス部分に、他の4人の市長経験者の胸像とともに並んでいます。同じ像が、佐川文庫(河和田町4470-49)にもあります。
蒼風(茨城県庁福祉厚生棟弓道場 笠原町978-6)
茨城県庁厚生棟の奥にある弓道場の入口付近にありました。若い人たちも数多く練習しているようでしたから、ちょうどよい作品でしょう。少々見えにくい場所に置かれていました。