白い木の花は気をつけて見ているとけっこうあるようです。イボタノキだけは5月下旬に撮りましたが、外は6月に撮りました。
イボタノキ(小吹町)
モクセイ科。白い花はジョウゴのように4裂して開き、実は紫黒色になるそうです。木に寄生するイボタロウという虫が分泌するロウをとかして皮膚にできるイボにあてると取れるということでついた名前だそうです。
アジサイ アナベル(木葉下)
アジサイ科。紫ばかりでなく、白い色のアジサイもいろいろあるようです。このアナベルは、咲き始めは黄緑色で、開くにしたがって白くなるようですが、その色はきわだって白いような気がします。
キササゲ(蕎麦八楽 姫子1-33-1)
ノウゼンカツラ科。ササゲのような実が木になるのでいうそうです。真っ白な花でなはいようですが、遠目には白く見えます。果実が利尿作用のある漢方薬として使われるようです。
ケンポナシ(逆川緑地 千波町)
クロウメモドキ科。葉の脇に小さな花が集まって咲くようです。花からはよい蜂蜜が取れるそうです。秋になると花の軸が膨らんで甘くなり、食べられるそうです。
クマノミズキ(逆川緑地 千波町)
ミズキ科。ミズキの花が終わってから、少し花の形は違うものの、葉の上に白い花を咲かせる、近い種の木のようです。4弁の白い花が密集して咲いて、目立つようです。果実は秋に黒紫色になるそうです。
タイサンボク(蕎麦八楽 姫子1-33-1)
モクレン科。北米南東部原産の樹木だそうです。20mをこえる高木になるそうですが、それに似合った白いぶ厚い花のように見えます。
ナンテン(八幡大菩薩 加倉井町)
メギ科。中国では「南天燭」といわれ、略して「南天」または「南燭」といわれたそうですが、日本ではその「南天」を音読みしたそうです。花は、花弁が6枚だそうです。