水戸市植物公園でラン展が開催されていました。そこで見たランのいくつかです。ランは昔から欧米でたいへん好まれている植物のようで、品種改良などで多くの園芸品種がうまれているようです。
カトレア
カトレア属。中南米原産のランで、ランの女王といわれている代表的な品種のようです。写真は、日本で好まれている、シー・ジー・ロエブリング ブルー・インディゴというようです。
シンビジウム
シュンラン属。日本でも人気がある品種だそうで、コチョウランはこの仲間だそうです。写真は和蘭(わらん)で、白髪というようです。
デンドロビウム
セッコク属。東南アジアに広く分布するランだそうで、日本ではセッコクがよく知られているようです。写真はビクトリア レギネという品種のようです。
パフィオペディウム
パフィオペディルム属。日本ではアツモリソウやクマガイソウが有名なようです。花弁の一部が袋状になっていて、これを武士が鎧(よろい)の上に背負う母衣(ほろ)に見たてて、平敦盛(たいらのあつもり)や熊谷直実(くまがいなおざね)の名前が付いたそうです。水戸徳川家の14代斉圀(なりくに)は、この種類の白い花を好んで、マユミなどの新種を育成したそうです。写真はヘンリーアナムという品種のようです。
バルボフィラム
マメヅタラン属。さまざまな種類があるそうですが、日本では東南アジア原産の品種が多く流通しているそうです。写真は、エリザベス アン バックルベリーという品種だそうです。