PROLOGUE
私の消費の対象はここ最近
本、CD、DVDに集中し始めている。
センスの固まりはあちらこちら
にある訳で、金はいくらあっても足りない。
本ブログ内での私の考えや色々なたとえは
今回紹介するところからもってきている。
論文で言う所の「参考文献」である。
マイ・アイテム
1、DVD:スーパー・フライ
ワーナーDL-28888、本編91分、1972年製作、アメリカ
カーティス・メイフィールドが全編音楽を担当。
NYハーレムでくらすコカインの売人が自由を求めて
逃げ去るまでをスリリングに描いた傑作ブラック
ムービー。主人公プリーストのオデコとしなやかな
動きは必見。
2、DVD:ワイルド・スタイル
JES-1001、本編105分、1982年製作、アメリカ
'82年のニューヨーク・サウス・ブロンクスが舞台。
グラフィティー・アートやラップ、ブレイク・ダンス
の創世記を鮮やかに描いた青春群像。
新たなカルチャーの炎が燃え立つ瞬間の記録。
3、DVD:ゴッド・スピード・ユー!ブラック・エンペラー
ADE0032、本編91分、1976年製作、日本
暴走族、ブラック・エンペラーを追ったドキュメンタリー。
「暴走族もまともにつとまらない奴は社会に出れねぇ」
こういった発言に胸を打たれる。
暴走族創世記ということで集会等も部活のように
見える。喫茶店での足蹴りが印象的。
4、DVD:ワイルド・パーティー
FXBA-1101、本編110分、1970年製作、アメリカ
DVD化を求めて全米で署名運動まで起きた作品。
ラス・メイヤー監督といえば
バイオレンス×ロマン・ポルノ。
ここでは更にコメディー、ミュージカル、ホラー
の要素がごった煮状態となっている。個人的には
ホラーの後味が最後迄残った。
5、CD:ユー・ザ・ロック★、ノー・セル・アウト'05
TKCA-72849、2005年製作、日本
先行シングル、アントールド・ストーリーの
ダバダバ・・・につづく
ディス・イズ・マイ・ライフのフレーズの
格好良さ。数秒の視聴で決断。イントロと
この曲しか効いていないがここ数日リピート
でかけっぱなしである。
6、CD:般若、根こそぎ
PCCA-02118、2005年製作、日本
以前O.T.Fが歌丸(ライム・スター)に
ハルカリのアルバムへの参加を依頼した際
自分よりも般若をと進めたと知り、早速購入。
3曲目、国際Ver.は衝撃的だった。
「読み返せ、オサム・テヅカを」とのこと。
7、CD:DE LA SOUL、3 FEET HIGH AND RISING
TOMMY BOY 1699-81019-2、1989年製作、アメリカ
今さらではあるが、前から気になっておりタワー
レコードのスタイルキャンペーンにのっかって購入。
この自由な空気、今はどこへ行けばすえるのだろう。
途中入るスクラッチはカッコイイのかどうか迷う。
8、書籍:ウォーホル
タッシェン co371、初版1992年、日本
アンディー・ウォーホルの作品と解説。表紙は
プレスリー。'62年の作品、「129 DIE」を一ページ
使って大きく載せていたので購入。
9、書籍:福沢諭吉、学問のすゝめ
岩波文庫 青 102-3 初版1942年、日本
まさに現代日本を作ったセンスがつまっている。
超えようと思っても現状でこれ以上は
無理ではないか。だが、次を考えるためには
この内容を体得しなければならないのも事実。
「天は人の上に人を造らず・・・」
そして私はこう付け足す。
「その時代は終わりました」
10、月の謎とノアの大洪水
学研MUスーパー・ミステリー・ブック 64 初版1994年、日本
アメリカの火星計画を知ってから宇宙
が気になってしょうがない。ネットで検索するが
公のNASAの発表ではどうも足りない気が
していた所にこの本を発見。むさぼるように読んだ。
11、木星大赤斑の謎とベツヘレムの星
学研MUスーパー・ミステリー・ブック 121 初版2003年、日本
おそらくこの本が今年読んだ中で一番面白かった
×速く読み終わったものである。まさにこういった
知識に餓えていた。信憑性はともかく現在の
常識を根底から覆すような内容に唸る。
元来私は矢追順一のUFO番組は欠かさず見ていた。
最近のメディアはこういった亜種を排除しているの
ではないか。亜種とは書いたが、私は心のどこかで
信じているのかもしれない。
他にもこのシリーズは10冊程読んでいるのだが
長くなるので2冊にとどめておく。
12、杉浦茂 マンガ館
筑摩書房 co379 初版1994年、日本
1~5刊までのシリーズもの。私は
今回1~3まで購入。解説者として
2刊は糸井重里、3刊は細野晴臣である。
3が傑作。ミスター・ロボットでは
笑った。私の理想である
「思考を通さないマンガ」の巨匠である。
ナンセンスを超えたシュール・リアリズム。
憧れる。そして、問題の5刊なのだが、絶版
のようである。この刊だけが書き下ろし
だったのだが90歳をこえた杉浦氏の各線は
震え、壮絶なマンガとなっていたらしい。
しかも解説に湯村・輝彦!!
調べれば調べる程に欲しくなり、また
すぐに手にな入らないことがもどかしい。
気ながに探さなくてはならない。
12、決定版ヘタうま大全集
ブルース・インターアクションズ co095 初版2005年、日本
私の敬愛する湯村・輝彦=テリー・ジョンスンの作品集。
「きんてりの100%バックリ海開き」
ネーミング一つとっても圧倒的である。そして白黒ページは
活版刷り。印刷が荒々しく、細かい字は読めない。
591ページにびっしりと過激な内容がつまっている。
背表紙は小さな青い円の中にリスが栗をもっている。
「クリとリス印」
やっぱりすごいなとため息が出た。
空山基なんかもチョロっとしてるけど
センスは比でない。で、その空山さんの作品集に
テリーの言葉のっていて、エロビデオ送って下さい
とあったりする。
13、ジョン・レノン・レジェンド
河出書房新社 c0073 初版2003年、日本
かなり前から気になっていたものでついに購入。
内容的にはほぼ全て暗記に近いレベルで知って
いるが、欲しかったのは「おまけ」のグッズ
なのだ。ジョンにまつわる様々な印刷物の
レプリカが入っているのがミソだった。
中学生のジョンが書いた手作りの新聞
「デイリー・ハウル」や、ハンブルグ渡航間際
の証明写真。直筆歌詞ノート。
いくつかは持っていたが、今回のものはリアル
さが違う。紙の破けまで再現している。
納得の一冊となった。
以上がこの一か月少々の間に購入し、吸収した
作品群であり、私から身ぐるみを剥いだ魅惑
のアイテムである。※ワイルド・パーティー
のみそれ以前に購入。
まさにこの栄養が食べ物であれば私は肥満と
なっていることだろう。
模様替えをしなくなったエネルギーがセンスの
吸収へ向かっていることを心地よく思っている。
私の消費の対象はここ最近
本、CD、DVDに集中し始めている。
センスの固まりはあちらこちら
にある訳で、金はいくらあっても足りない。
本ブログ内での私の考えや色々なたとえは
今回紹介するところからもってきている。
論文で言う所の「参考文献」である。
マイ・アイテム
1、DVD:スーパー・フライ
ワーナーDL-28888、本編91分、1972年製作、アメリカ
カーティス・メイフィールドが全編音楽を担当。
NYハーレムでくらすコカインの売人が自由を求めて
逃げ去るまでをスリリングに描いた傑作ブラック
ムービー。主人公プリーストのオデコとしなやかな
動きは必見。
2、DVD:ワイルド・スタイル
JES-1001、本編105分、1982年製作、アメリカ
'82年のニューヨーク・サウス・ブロンクスが舞台。
グラフィティー・アートやラップ、ブレイク・ダンス
の創世記を鮮やかに描いた青春群像。
新たなカルチャーの炎が燃え立つ瞬間の記録。
3、DVD:ゴッド・スピード・ユー!ブラック・エンペラー
ADE0032、本編91分、1976年製作、日本
暴走族、ブラック・エンペラーを追ったドキュメンタリー。
「暴走族もまともにつとまらない奴は社会に出れねぇ」
こういった発言に胸を打たれる。
暴走族創世記ということで集会等も部活のように
見える。喫茶店での足蹴りが印象的。
4、DVD:ワイルド・パーティー
FXBA-1101、本編110分、1970年製作、アメリカ
DVD化を求めて全米で署名運動まで起きた作品。
ラス・メイヤー監督といえば
バイオレンス×ロマン・ポルノ。
ここでは更にコメディー、ミュージカル、ホラー
の要素がごった煮状態となっている。個人的には
ホラーの後味が最後迄残った。
5、CD:ユー・ザ・ロック★、ノー・セル・アウト'05
TKCA-72849、2005年製作、日本
先行シングル、アントールド・ストーリーの
ダバダバ・・・につづく
ディス・イズ・マイ・ライフのフレーズの
格好良さ。数秒の視聴で決断。イントロと
この曲しか効いていないがここ数日リピート
でかけっぱなしである。
6、CD:般若、根こそぎ
PCCA-02118、2005年製作、日本
以前O.T.Fが歌丸(ライム・スター)に
ハルカリのアルバムへの参加を依頼した際
自分よりも般若をと進めたと知り、早速購入。
3曲目、国際Ver.は衝撃的だった。
「読み返せ、オサム・テヅカを」とのこと。
7、CD:DE LA SOUL、3 FEET HIGH AND RISING
TOMMY BOY 1699-81019-2、1989年製作、アメリカ
今さらではあるが、前から気になっておりタワー
レコードのスタイルキャンペーンにのっかって購入。
この自由な空気、今はどこへ行けばすえるのだろう。
途中入るスクラッチはカッコイイのかどうか迷う。
8、書籍:ウォーホル
タッシェン co371、初版1992年、日本
アンディー・ウォーホルの作品と解説。表紙は
プレスリー。'62年の作品、「129 DIE」を一ページ
使って大きく載せていたので購入。
9、書籍:福沢諭吉、学問のすゝめ
岩波文庫 青 102-3 初版1942年、日本
まさに現代日本を作ったセンスがつまっている。
超えようと思っても現状でこれ以上は
無理ではないか。だが、次を考えるためには
この内容を体得しなければならないのも事実。
「天は人の上に人を造らず・・・」
そして私はこう付け足す。
「その時代は終わりました」
10、月の謎とノアの大洪水
学研MUスーパー・ミステリー・ブック 64 初版1994年、日本
アメリカの火星計画を知ってから宇宙
が気になってしょうがない。ネットで検索するが
公のNASAの発表ではどうも足りない気が
していた所にこの本を発見。むさぼるように読んだ。
11、木星大赤斑の謎とベツヘレムの星
学研MUスーパー・ミステリー・ブック 121 初版2003年、日本
おそらくこの本が今年読んだ中で一番面白かった
×速く読み終わったものである。まさにこういった
知識に餓えていた。信憑性はともかく現在の
常識を根底から覆すような内容に唸る。
元来私は矢追順一のUFO番組は欠かさず見ていた。
最近のメディアはこういった亜種を排除しているの
ではないか。亜種とは書いたが、私は心のどこかで
信じているのかもしれない。
他にもこのシリーズは10冊程読んでいるのだが
長くなるので2冊にとどめておく。
12、杉浦茂 マンガ館
筑摩書房 co379 初版1994年、日本
1~5刊までのシリーズもの。私は
今回1~3まで購入。解説者として
2刊は糸井重里、3刊は細野晴臣である。
3が傑作。ミスター・ロボットでは
笑った。私の理想である
「思考を通さないマンガ」の巨匠である。
ナンセンスを超えたシュール・リアリズム。
憧れる。そして、問題の5刊なのだが、絶版
のようである。この刊だけが書き下ろし
だったのだが90歳をこえた杉浦氏の各線は
震え、壮絶なマンガとなっていたらしい。
しかも解説に湯村・輝彦!!
調べれば調べる程に欲しくなり、また
すぐに手にな入らないことがもどかしい。
気ながに探さなくてはならない。
12、決定版ヘタうま大全集
ブルース・インターアクションズ co095 初版2005年、日本
私の敬愛する湯村・輝彦=テリー・ジョンスンの作品集。
「きんてりの100%バックリ海開き」
ネーミング一つとっても圧倒的である。そして白黒ページは
活版刷り。印刷が荒々しく、細かい字は読めない。
591ページにびっしりと過激な内容がつまっている。
背表紙は小さな青い円の中にリスが栗をもっている。
「クリとリス印」
やっぱりすごいなとため息が出た。
空山基なんかもチョロっとしてるけど
センスは比でない。で、その空山さんの作品集に
テリーの言葉のっていて、エロビデオ送って下さい
とあったりする。
13、ジョン・レノン・レジェンド
河出書房新社 c0073 初版2003年、日本
かなり前から気になっていたものでついに購入。
内容的にはほぼ全て暗記に近いレベルで知って
いるが、欲しかったのは「おまけ」のグッズ
なのだ。ジョンにまつわる様々な印刷物の
レプリカが入っているのがミソだった。
中学生のジョンが書いた手作りの新聞
「デイリー・ハウル」や、ハンブルグ渡航間際
の証明写真。直筆歌詞ノート。
いくつかは持っていたが、今回のものはリアル
さが違う。紙の破けまで再現している。
納得の一冊となった。
以上がこの一か月少々の間に購入し、吸収した
作品群であり、私から身ぐるみを剥いだ魅惑
のアイテムである。※ワイルド・パーティー
のみそれ以前に購入。
まさにこの栄養が食べ物であれば私は肥満と
なっていることだろう。
模様替えをしなくなったエネルギーがセンスの
吸収へ向かっていることを心地よく思っている。
ドライブしながら聴けばその時間だけはこの自由な空気感を得られるだろう!?
僕もやはりマジック・ナンバーでグッと来ました。
アイ・ノウもバックの口笛らしきフレーズが開放感を出してますよね。近々、カー・ステレオで楽しんでみます。そのまま海へ飛び込んでアメリカに行きたくなりそうです。
ミスター満★乳斎の参考文献見て思うんだけど
(俺もそうなんだが)ほとんど80年代までの文化のみで90からのカルチャーはフィルターとしてしか
意味を成してないよね。
やっぱり現代って薄味だなぁ
BAR50で語りたいですね~
タランティーノ的手法というか。
過去の素材をどう料理するかが
問われていたように思います。
でもって21世紀以降は、技術革新
の結果過去の素材が新鮮にリマスター
され、あたかも新作のように登場する。
『侠気の地平線』でおっしゃっていてたように
リバイバルの嵐が吹き荒れている。
編集する気もない、みたいな。