Kの従妹にあたるM子さんとは、ゴルフが取り持つ縁で、彼女の上司のF氏と３人で、ここ数年プレーでご一緒させていただいています。M子さんは、゛ ざっくばらん ゛な性格で、お酒を嗜(たしな)みません。F氏は、M子さんの仕事上の直接の上司で、二人三脚で薬剤関係の忙しい仕事をこなしている……と、伺っています。初めて、F氏にお会いした時は、お互い一皮被っておりましたが、そこは同好の士、特にそれぞれお酒が好きなところが合致、1ラウンド・プレーを終了した頃には、一皮も二皮も剥いで、良い大人同士の付き合いになっていました。
私は、仕事上のお付合いゴルフは多いが、気の置けない方とのゴルフをする機会は、そう多くはありません。そのため、親戚のM子さんとF氏とのプレーは楽しく、誘っていただくたび、待ち遠しいゴルフでした。お二人の住まいは千葉ですが、仕事先は埼玉県南です。
F氏曰く、「ゴルフは好きなので、住まいとは反対だが、秩父の山間の10年間限定・会員権の話が舞い込んだ時は、適当な値段でもあったので、ほぼ同じくしてM子さん共々購入した。普段の仕事柄、健康管理には十分気を配っていたので、「無駄な買い物ではなかった」…と、思っている。」
会員権のほぼ半分の期間は、お二人に誘っていただいた。年間、2、3回のペースで。
お二人とは、M子さんの運転する車で、川越駅で待ち合わせる。早い時間のスタートなので、私は一番列車の時もままある。最初は、そうでもなかったが、気心が知れてくると、待合わせの車に乗り込むやいなや、F氏より「まあ～、一杯！」と、ロング缶を差し出される。二人して、ちびちび飲っている間に、ゴルフ場へ到着となる。仕事ゴルフには考えられない非日常の始まりで、M子さんには、「誠に以て申し訳ないが！！」、私のリラックスTIME の始まりである。当然、帰りの車内も宴会状態、つまみの乾き物やジャンボフランクの串が散乱する中、自宅まで丁重に送っていただく。Kもそこそこの時間にもかかわらず、軽食やら手土産やらを用意していてくれる。……M子さん & K、ありがとうございます。そして、酔友のF氏殿、お体を大切に……？？？
今年、10年限定の期間が春先に満了を迎えた。
お二人とのお約束で、私がゴルフ場を7月末手配しました。猿島CC、……体調を崩したF氏は、思いもよらぬスコアーで惨敗。同い年の私としては、掛ける言葉を、たじろぎました。リベンジーをお互い約束して、11月3日の「那珂カントリー倶楽部 東 09:40スタート」が取れました。
遅いスタートなので、常磐高速に乗ってノンビリ1時間半、私にとっては20年ぶりのコースです。お二人には、初めてのコース参戦なので、猿島CCに続き、未知の2度目の戦場になりました。天気は、「晴朗なれど、結果は波高し」、それぞれ思い通りの結果は、残せませんでした。相変わらず、M子さん頼みの宴会酔友二人を含む３人は、高速の事故渋滞にもめげず、自宅へ20時に帰着。みんなして、反省混じりの戯言(たわごと)を並べながら、Kが用意した心尽くしの「寄せ鍋」を頬張って、満足して? ……お開きとなりました。
私の楽しい、非日常ゴルフは、いつまで続きますか ?
