卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2024年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(4)つるありいんげんの定植

2024年05月25日 13時43分19秒 | 日記・エッセイ・コラム

2024年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(4)つるありいんげんの定植

 

 

5月5日 つるありいんげん苗の定植と棚製作 15:30~18:00

 

天気は微風の晴れ、誠に畑作業日和です。

4月14日にセルボックス(セルトレー 5×5)に播種した「つるありいんげん」が、伸び過ぎ隣通しのつるが絡み始めたので、本日、定植作業に出ました。葉物・蔓性の野菜苗は、セルボックスである程度まで生育させた後、直接定植できるので大変便利で機能的です。Aは、20年近く黒丸ポリポット(ポリエチレン・塩ビ)を使ってきましたが、ここ2年はセルボックスを多用、鉢上げして9cm/10.5cmポリポットと併用するようになってきました。

 

 

(「つるありいんげん」種袋)

 

 

(4月14日 セルボックスに「つるありいんげん」播種)

 

 

(5月5日 定植直前の「つるありいんげん」苗)

 

 

【 今年の播種・育苗 】

 

2、3年前まで播種・育苗は、カゴトレーと黒丸ポリポット(9cm & 10.5cm)の一辺倒でした。セルトレーの中でも25穴(セルボックス)と規格外れの、家庭菜園には手頃な穴数のものを見付けた機会に、水張りもでき、25穴セルボックスが2セット丁度入る「ガーデニングトレー」と共に、種からの栽培に励み始めました。しかし、昨年は、意気込んでトライしたものの、散々な結果に終わってしまいました。2024年の夏野菜は前年の失敗に懲り、再び購入苗より始めました。並行して一部保険の積もりで始めた播種栽培が案外良く、セルボックスによる発芽も順調、セルからポリポットへの鉢上げも失敗無く、現在育苗中です。一般的なカゴトレーには、鉢上げした黒丸9cmポリポットが24個入りますので(因みに10.5cmポリポットは15個)、25穴セルボックスとは良いタッグになっています。一手間かかりますが、培土が少なく安価なセルで、歩留まりの良い播種・育苗になりそうです。

 

 

(使いやすいセルボックス 5×5穴)

 

 

(セルボックスが2個入る「ガーデニングトレー」)

 

 

(9cmポット(360cc)(左) ロックグラス(150cc)(中) 5×5セルボックス1セル(98cc))

 

 

5×5セルボックス1セル(98cc)は安価で、10枚入り¥294円でした。ソフトタイプなので、水分を含んだ培土を入れて運ぶ場合は、しなって少し不安定です。苗の移し替えで取り出す時などに破れたり形が崩れ、不器用なAにとっては使い切りですが、洗って再使用も可能です。セルトレーの規格品には、ハードとソフトの2種類があり、一般的なものは50穴~406穴7種類?…と、播種/育苗には便利な各種のものがあるようです。

セルトレーの善し悪しを見てみました。

 

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【 セルトレーのメリット & デメリット 】

 

露地に播種した場合、発芽/生育は自然環境に直接影響を受け、無発芽/生育不良を起こす可能性があります。プラグトレーとも呼ばれるセルトレーは、小型ポット(セル)を沢山連結させたトレーで、一般的に安く、植木鉢代わりに使われたりしますし、ベランダなど限られた狭い場所、家庭菜園の場で有効活用されます。セルの数や大きさ、形など様々の種類がありますが、セルトレー栽培は、花・葉物野菜など特に制限はありませんが、根野菜には不向きです。

 

○メリット

 

数多く連結されたセルトレーは、それだけで場所を取らず、気軽に移動でき、好きな場所で管理できます。培養土を使えば、雑草・病害虫の心配も少なく、良い苗を選別して育苗するので、歩留まりが良くなります。露地の一部を占有せず、適期に数種類の苗を育苗できます。単価が安いので、再使用すれば大変割安感がありますが、廃棄して新しいものを使えば、大変手軽で便利です。

 

○デメリット

 

小さなセル内で発芽/育苗するため「根巻き」が起こりやすく、以後の生育に影響する場合があります。露地に接していないので、給水を怠るとダメージが大きく、枯死へと繋がる。セル材質のバラツキにより耐久性に欠けるものもあり、安価な分善し悪しとなる。連結上、発芽/生育に偏りがあっても、そのまま育苗せざるを得ません。

 

「農地コンシェルジュ」(2020.12月)

 

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「水張り」もできる「ガーデニングトレー」は、大変便利です。播種したてに絶えず浸水でき、湿り加減を確認できます。ポットへ鉢上げし元気がなくなった時でも、液肥を調整して勢いを盛り返すこともできました。

 

キュウリ畝の並び、1mチョットの隙間に「つるありいんげん」11株定植の予定です。

狭い場所なので、後を見越して先に「巻付け棚」を製作しました。異形鉄筋4本、2100mmイボ支柱・他、ネット展張も実施し、「やり過ぎ!」と言われるくらいに、手間をかけました。

 

 

(5月5日 作業前の畑)

 

 

(1mばかりの棚に異形鉄筋4本打ち込み A )

 

 

(棚製作に手抜きはしません2100mmイボ支柱固定 A )

 

 

(大小支柱による棚組み立て A )

 

 

(小さな棚でもネット展張 A )

 

 

長さ1mチョットの棚製作に ゛手抜き無し! ゛の1時間半を費やしました。お仲間がいれば「さすが、…型ね!」と揶揄されそうですが、幸いにして誰もおらず、A独りぼっちの畑です。狭い場所での定植作業、11株に40分以上を要しました。

 

 

(5月5日 「つるありいんげん」11株定植 A )

 

 

(定植の「つるありいんげん」に灌水 A )

 

 

(「つるありいんげん」棚製作・定植まで2時間以上 A )

 

 

他の定植済み夏野菜苗に灌水、畑を後にしたのは6時を回っておりました。因みに、本日の「日の入り時刻」は、6時31分でした。

 

 

(他の定植済み夏野菜苗に灌水 A )

 

 

(5月5日 作業後の畑 6時過ぎ)

 

 

(2024年5月5日の畑)


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