卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

「 A & K の菜園日記 」

2012年12月16日 16時59分45秒 | 日記・エッセイ・コラム

 9月に冬野菜の播種を実施した以後、10月にKが、11月に私が、それぞれ1ヶ月程の風邪をひき、畑作業を出来ませんでした。私は、10月・11月と2ヶ月も畑に出られず、12月8日の作業が9月以後初めての作業でした。今年の風邪は、長引くらしく、1ヶ月以上の長期は当たり前との巷(ちまた)の話しです。Kが何回か畑に出て、大根などの間引きを行った他は、手付かずの野放し状態となってしまいました。……結果、古い種を播いた青首大根は、全滅状態(生育不足の10本が少し)。辛味大根・カブ・タアサイなどは、雑草三昧の中で一寸顔を出しているだけで、散々な結果です。間引き・追肥・除草など、ほとんど手を入れていないので、当然の事です。二人して、「今年は仕方がないね!」と、気落ちしていました。……追い打ちとして、2袋播いたタマネギの苗も、発芽率&以後の苗の生育共悪いので、Kがお仲間より苗を分けるいただく始末です。
 二人揃っての体調不良、しかも長期にわたる ゛ 風邪っぴき ゛状態は、初めての経験です。


12月8日 タマネギの植付け 11:00~15:00

 二人して大分風邪も落ち着いてきたので、思い切って作業に出ました。Kが「大きい畑」の除草を幾らかやって貰っていたので、苦土石灰・牛糞堆肥、細粒鶏糞を大ざっぱに鋤混んで、5ヶ所ほど耕作し、1列5穴のマルチを掛けた畝に、苗を植付けました。通常、畑にまんべんなく施肥し、時間をかけて畝作り、マルチ張りをやっていましたが、今回は非常事態です。取り敢えず時期遅れ気味なので、気持ちの余裕も無く作業をこなしました。

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( A&Kで急ぎ働きの植え付け)

 午後2時半過ぎに、生育不足の細い自家製苗とお貰い苗を500本ほど植付け、完了しました。植付け時の、ひ弱な苗の様子は、あまりにも寂しいが、春先のその逞しい発育ぶりを、かつて目の当たりにしているので、余り心配はしていません。


 6月初めに220本植えた「下仁田ネギ」は、手入れが行き届かず、元気に育っているのは、50本ほど。初めて植付けて、そのままほったらかしの状態のため、出来が良いのか?、悪いのか? よくわからないが、写真のように見た目は元気で素晴らしい。Kは、青い葉の部分が太く大きいため、特に感動している様子。根も含めた白い部分は、ネギの特徴で胴長短足と言ったところか?

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(シャキシャキ感が素晴らしい鍋に最適ネギ)

 書によると、「ネギの茎は、根の上1cm位まで、そこから上の白い部分も含め青い部分も全て葉となる」と、言うことらしい。


 無精の結果、この体たらく。白菜の手前に、青首大根があるはずだが、雑草にまみれて、何が何だか見分けが付かない。私の好きな辛味大根は、細々と実っていてくれた。

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(辛味大根 そばの薬味は何とか確保された様子)


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