SNSの「らくらく連絡網」を通じ、A君(16期)より、応援依頼が入りました。
彼は、公務員を自主退職、住職を目指して大学へ再入学している、意志の強い人物です。今年は、本山へ修行に行くと、聞いていました、
2014年度・RCSの最終戦、各地を転戦して、ポイント優勝者が決まる16戦目。都心で開催されるので、選手・観戦者共、いやがうえにも盛り上がります。
在職中の昨年までは、何かと野暮用で出向けなかったが、今回は、強い要請とOB仲間で、その機運が盛り上がっているので、出かけることになりました。
3月8日 RCS最終戦 神宮外苑観戦 10:30~15:30
( パンフレット表紙 )
朝方より、パラパラと余り気にならないが、結構濡れる小雨模様でした。
信濃町駅、予定のOB諸氏が集合しました。T先輩(5期)、K先輩(6期)、N君(14期)、N君(19期)、私(8期)等、後にM君(11期)、M君(17期)、I君(21期)、K君(48期)、I君(49期)等の面々とも合流しました。案内をくれたA君(16期)は、立哨スタッフとして、コース管理の一翼を担っておりました。
大学生競技者の大会ですが、競技登録者30歳以上のマスターズや、ヘルメット&グローブを着用すれば、小・中学生のキッズや年齢制限無し・自車持ち込みでコースを回れる・オープン&ウォームアップ・ライドのお祭り的な、レースとは別のイベントもあります。
( 3月8日 時程表 )
午前のグループ3のAとBに各1名が出場し、完走を果たしました。
午後の女子クリテリウムには、昨年7月、ポーランドで開催された世界大学選手権女子ロード部門に出場した紅一点・K(3年)が出場、完走しました。
大会パンフレットを見るまでは、目の前で開催されている内容について、今ひとつ理解できませんでしたが、名誉会長・橋本聖子氏のコメントを読み、記載の「大会主旨」に目を通すことで、その意図を少なからず、知ることが出来ました。
1年を掛けたロード競技の集大成としての最終戦、個人の意地、大学のメンツを掛けて、個々の選手の思い入れが、深くあることでしょう。
( 2014年度 スケジュール )
2時20分、RCSを締めくくるグループ1(大学対抗)のスタート開始です。出場選手は、1年、2年、3年、各1名になりました。試合前の和やかな雰囲気、楽しんで走っている様子、真剣味の中に悲壮感は、ありません。
( 出走前の ある大学の様子を撮らせてもらいました )
応援団の大太鼓、怒鳴り声、チアガールの甲高い声音、カメラのシャッター音、先導車の警笛、路面を駆るレーサーのタイヤ音、フィニッシュ・アーチ前に鳴り響くアップテンポなバックグラウンド、レース状況告げるアナウンサーの声……の中を、一団が、疾走していきます。
( ゴール手前 200mの最終コーナー )
「グループ1で、3人揃って完走したのは、初めてです !」と、主将が言っていました。紅一点・K(3年)は、「今日は、ありがとうございます。調子が……?」と、ちょっとはにかむ様子の笑い顔で、言いました。
雨は、すっかり上がっていました。
現役達のすがすがしい態度が、忘れていたモノを、呼び起こしたようです。
「今日は、雨をついて来て、良かった!!」と、思いました。
( レース観戦 ミニ知識 )