卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2021年 レシピ「Aのお好み焼き」

2021年02月01日 22時57分20秒 | 食・レシピ

 2021年 レシピ「Aのお好み焼き」

 

 

昭和天皇が崩御された時は、転勤で大阪勤務でした。ちょっと若い同僚のコテコテの関西人で食通を自認する方より、家内共々お好み焼き屋に誘われました。連れて行かれたのは「千房・曽根崎店」でした。初めての゛関西お好み焼き゛体験でしたので、二人で後々まで思い出す大阪転勤の良い思い出となりました。その時の味は「美味しかったね!」としか覚えておりません。その後、大阪での体験を思い出し、銀座コリドー街にある「千房」にも行きましたが、大阪ほどの感動は湧きませんでした。

 

日常の巣籠もり生活の中、無性に゛お好み焼き゛が食べたくなりKに懇請しますが、中々お許しが出ない日々を重ねました。アッシー君でスーパーに同道したある日、「自分のお小遣いで材料買ってKにご馳走してよ! Kは何もしないから」とのお許しを頂きました。1月27日、Aのこだわり゛お好み焼き゛作戦の開始です。

 

先に言い訳しときますと、カメラのバッテリー上がりにより途中からスマホカメラの撮影になりました。慣れないスマホカメラのため、一部大ボケになってしまいました。m(_ _)m

 

 

…………………………………………………………………………

 

 

下の写真の食材17品目の内、14品目を購入しました。自宅調達は「だし汁」・「卵」・「パック入り本枯節」の3品目です。14品目の出費概算は3500円になりました。

 

 

(こだわりの食材は17品目)

 

 

失敗しない味作りとして、市販の「オーマイ お好み焼粉」(かつお節/昆布/山いもの粉末の他色々入り)150g(3枚分)、全卵2個を用意しました。調理では、3枚分の粉で2枚のお好み焼きを作ります。

 

 

(お好み焼粉150g 中玉卵2個用意します)

 

 

「あご入兵四郎だし」の水出しより200CCの「だし汁」を用意しました。お好み焼粉にもだし粉等旨味は入っていますが、より深い味わいを狙いました。写真のものは水800CCにだし袋(9g)を1つを入れた作り置きの「だし汁」です。

 

 

(「あご入兵四郎だし」作り置き「だし汁」)

 

 

青森県産「長いも」を130gほど摺り下ろして用意します。トロロ汁として白飯にかける場合は皮を剥きませんが、今回は皮を剥きました。摺り下ろしは細か目にします。

 

 

(長いもは皮を剥きました A )

 

 

(長いもは細か目に摺り下ろし130gほど A )

 

 

メイン食材のキャベツは、中玉程度の外側葉6枚をざく切りにしました。ちょっと多いかなと思いましたが、計測では390gありました。そのまま全て使い切りました。

 

 

(キャベツは中玉の外側葉6枚を使用しました A )

 

 

(ざく切りのキャベツを計測 390gありました A )

 

 

「シーチキンフレーク・まぐろ油漬」と「まるずわいがに ほぐしみ」は、それぞれ30gほど目分量で取り分けました。ここまで、項目②③④⑤⑥は、生地に混ぜ込む食材になります。下の写真の揚げ玉(関西では゛天かす゛)を生地に混ぜる方もおりますが。Aは振りかけてトッピングに使います。

 

 

(「シーチキン」と「かにほぐしみ」は生地に混ぜ込みます)

 

 

「生地作り」のボールは少々余裕のある深底のものを使いました。実測でΦ21cm×(H)10.5cmのものです。キャベツ390gに混ぜ物を入れると、丁度良い大きさでした。「生地作り」の手順は下記になります。

 

お好み焼粉(150g)

「あご入兵四郎だし」(200CC)

中玉全卵2個

 

 

(調理開始 粉+だし汁+卵を混ぜます)

 

 

泡立て器で玉゛にならないように混ぜますが、少しぐらい玉゛が残った方が良いという方もおります。Aは玉゛を少し残しました。

 

 

(玉゛を少し残し泡立て器で混ぜます A )

 

 

シーチキンフレーク マグロ油漬(30g)

まるずわいがに ほぐしみ(30g)

 

 

(シーチキン+かにほぐしみを混ぜます A )

 

 

ざく切りキャベツ(390g)

長いも(130g)

 

調理用へらでゆっくり混ぜ合わせます。

 

 

(キャベツ+長いもを混ぜます 濃緑色は万能ネギ)

 

 

(調理用へらで全てを混ぜ合わせます A )

 

 

200°Cに設定したホットプレート(焼き面Φ33cm)にサラダ油を引き、生地を2枚に流し込みます。お好み焼粉150gは3枚分(「説明書き」で)ですが、キャベツも多めの2枚にしましたので1枚当たり厚め(3cm?)の「お好み焼き」になりました。ここで全ての生地を流さず、少し残します。

 

 

(2枚に流し込んだ生地は少々厚めです)

 

 

生地の上にトッピングします。薄くスライスした豚バラ肉は1つに6枚(計12枚)、むき海老はざるに乗せ熱湯をサラッとかけたものを1つに6ヶを各トッピングしました。最後に揚げ玉を適当にそれぞれかけ、残しておいた生地をトッピング固定のためにかけます。ホットプレートの蓋をして、今回は厚めの生地のため15分弱焼きましたが、少々焦げてしまいました。

 

 

(トッピングの豚バラ肉+むき海老)

 

 

(豚バラ肉+むき海老+揚げ玉+固定用生地をかけた生地)

 

 

(ひっくり返した生地は少々焦げていました A )

 

 

裏が焼けた生地を裏返し、蓋をして生地を7~8分蒸し焼きにします。その間に、振りかけ食材と調味料を用意します。この今か今かという、お腹を空かして待つ一時が「お好み焼き」を美味しく食べる醍醐味です。

 

博多万能ネギは、タップリかけたいので小口切りに1束全部を用意しました。

 

 

(お好み焼き御用達の万能ネギ A )

 

 

(タップリかけたい万能ネギ1束分を用意 A )

 

 

振りかけ食材として「かつお粉」・「あおのり」、お好み焼きの上で踊り回る「かつお節(本枯節)」は必須アイテムです。

 

 

(かつお粉+あやのり+かつお節(本枯節))

 

 

これ無くして「お好み焼き」は食べられないという2品、ソースは甘めの「おたふくお好みソース」、Aが知っていた頃は「お好み焼きソース」と覚えていますが? マヨネーズはあまり酸味がキツくなさそうな写真のものを選びました。

 

 

(無くてはならない「おたふくソース」とマヨネーズ)

 

 

全ての役者が勢揃いして、ホットプレートの中身の出来上がるのを待つばかりです。

 

 

 

(「お好み焼き」の出来上がりが待ち遠しいこの瞬間!)

 

 

お待ちどおさまです。項目⑩の全てを振りかけて、最後に紅一点の「紅ショウガ」を添え、美味しそうな「Aのお好み焼き」の出来上がりです。

 

 

(Kも「美味しい!」と言ってくれた「Aのお好み焼き」)

 

結局 1枚1,750円の「お好み焼き」です ! !


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