2022年「A&Kの菜園日記」冬野菜の後始末とジャガイモの準備
ベラルーシとの軍事演習名目でウクライナ国境に待機していたロシア軍は、2月24日ウクライナに対して軍事侵攻を開始しました。当初、短期間でのウクライナ主要都市陥落が囁かれていましたが、14日を経過した本日(3月10日)まで首都キエフは陥落しておらず、ウクライナ軍が対抗している模様です。NATO・米国側に協調・経済制裁に呼応した日本は、世界的経済混乱へと巻き込まれていきます。明日11日で東日本大震災から満11年を迎え、被災各地の現況を伝えるNHKですが、その報は東欧の戦況の裏に消え入りそうです。安倍元総理大臣は「米国との核共有の話を肯定」しましたが、現岸田内閣は否定しました。ますます、北方領土・北朝鮮ミサイル、中国との台湾海峡が気になる昨今です。
3月9日 ジャガイモの準備 12:30~16:00
三寒四温でまだまだ寒い朝を迎えていますが、本日は最高気温12°・北東の風2mの予報です。晴天無風の陽射しがさんさんと降り注ぎ、ますます畑日和となりました。Kの情報に促されて、今年初めての畑作業に出ました。「お仲間の人達はジャガイモを植え付けたそうよ! お彼岸までに植えればいいらしいけど」。種イモ(キタアカリ(2kg)・男爵(1kg))を先週いつものホームセンターで購入、カゴに入れて芽出しをさせていますが、続く寒さで今一つ伸びがありません。
余談を一つ。3年目に突入したコロナ禍、お仲間とのゴルフ会自粛にプレーの回数も激減、一杯会のお声掛けもほど遠くなりました。「新しい生活様式」を模索して一作年9月より始めた早朝ポタリングはほぼ1年続き、現在は7ヶ月間の休止中です。終活・断捨離の一環で新たな試みとして始めた自転車部品のネット販売は出品100件を超えました。引き籠もりとなった「自転車に乗らないサイクリスト」は、次の100件を目指して商品概要を書き綴っています。
この畑での初めての冬野菜の収穫は、思うようにいかず40%の出来でした。お仲間の方々も同じ思いのようで、ほとんど愚痴になりました。20数年向かい合ってきた以前の畑と比べれば、全くにべもないことで今後どれだけの期間楽しめるか未定ですが、また同じように土と真摯に向き合って、寄り添うほかない事なのです。
これが ゛春先の陽光 ゛の見本のような暖かさの中、立ち枯れたホウレンソウや未成熟のまま終わった白菜、側枝を野鳥についばまれ酷い姿になったブロッコリーを片付けました。大根の黒マルチを全て撤去した頃、オーナーのTさんが声をかけてくれました。「相変わらず手早いね。きれいになった」と。Tさんはきれい好きな方で、借主の家庭菜園好きの皆さんを畑で見掛けると、何くれと無く話しかけていろいろ面倒を見ていただけます。これと言った賃料があるわけでなく、「除草・ゴミ・不良作物等の廃棄、整理整頓」が条件の至ってシンプルなものだけに、皆さんしっかり気遣って畑を守っています。Aも45Lの厚目のゴミ袋に3つほど廃棄物を分別して持ち帰りました。冬野菜の残滓処理には、2時間ばかりかかりました。
(3月9日 冬野菜の片付け作業前)
(未成熟で立ち枯れ寸前の白菜棚を撤去 A )
(3月9日 大根マルチの撤去作業 A )
元肥として4種類の堆肥・肥料を用意しました。いずれも昨年の残りです。
粒状醗酵鶏ふん ふかふか牛ふん 圧縮完熟腐葉土 粒状苦土石灰
ジャガイモ畝は3畝、今回初めて栽培するソラマメを1畝予定しています。昨年11月19日に収穫してからそのままになって、まだふかふかしているサトイモ跡と、今日撤去した白菜跡を荒起こし、4種の元肥を目分量で撒布しました。すき込みを行って、1時間チョットで本日の作業を完了しました。
見計らったようにTさんが「何播くの? 相変わらず仕事が早いね」と、またまた褒められた(?)かのように、お声掛けくださいました。去年、「やってみたら、少しあげるから」とわざわざ言って頂いた ゛坊主不知葱 ゛の話の復活で20分ほど、Aからも「ネットでいろいろ調べてみました」と返し、話し込みました。お仲間の方の中に、何本か頂いて栽培している方もいるようでした。こんな立ち話が嬉しい、コロナ禍の中の真っ青な空が広がっている畑の一時でした。
(3月9日 4種類の元肥 堆肥・肥料)
(サトイモ跡の荒起こし A )
(元肥に牛ふん堆肥の撒布 A )
(3月9日 元肥のすき込み作業 A )
(3月9日 3時間チョットで作業完了 A )
(冬野菜の残滓を片付けてきれいになった畑)
(2022年3月9日の畑)