2023年「A&Kの菜園日記」ネギの株分けとトウガラシの定植
6月20日 ネギの株分けとトウガラシの定植 12:00~16:30
さすがに名古屋より帰着した翌日は疲れが残り、1日ブラブラしていました。明後日以降2日間は、「雨模様」と予報が出ていましたので、本日畑に出ました。陽射しは結構強いですが、微風があり案外作業の進んだ一日になりました。4時間を越える日は、そうありません。
昨日、お仲間より「オクラにとんでもない数のアリがたかっていて、酷いことになっているよ!」と連絡があり、Kが駆けつけました。「お仲間が専用駆除剤で退治してくださったけれど、苗は少し傷んだかも?」との、その後のKの報告があり、気になっていました。
今回の播種栽培で最後まで残っていた、2020年自家採種の播種栽培苗「日光トウガラシ」8株を定植しました。「坊主不知ネギ」の東隣を大雑把に耕起、天然有機質カキ殻石灰と配合肥料を目分量で施肥、幅60cmほどの畝を1畝立てました。
「日光トウガラシ」との付き合い(栽培)を始めて、もう15、6年になるでしょうか? それ以前の、いつ頃か分からない体験が出発でした。
「日光へ旅行した折り、「修行僧が山での修行時、体を温め塩分をとるために食べられていたという昔ながらの保存食」の日光名物「しそ巻きとうがらし」を食べる機会がありました……、……2007年頃、通い始めたホームセンターで「日光とうがらし」の苗を見つけ、あの時の大きさがよみがえり、是非栽培したくなりました……」
(「2020年 唐辛子を紐で繋いで乾燥保存する方法」(2020.8.3))
(6月20日 作業前の畑)
(6月20日 トウガラシ定植場所の耕起 A )
(「日光トウガラシ」畝に2種類の肥料を施肥)
(「日光トウガラシ」用畝立て A )
(「日光トウガラシ」苗定植作業 A )
(「日光トウガラシ」支柱に誘引 A )
(2020年自家採種の播種栽培苗「日光トウガラシ」の定植)
(6月20日 「日光トウガラシ」8株定植 A )
(6月20日「日光トウガラシ」に灌水 A )
本日株分けする「坊主不知ネギ」は、昨年3月12日にオーナーのTさんより「ネギ坊主も出来ず、余り手間いらずで作りやすく、根深ネギの端境期に収穫できるネギ」として、分けて頂いたものです。その後、順調に分けつ10月28日に1畝全てを植え替え移植し、本日に至りました。手引書にある「3月に株分け」を予定しておりましたが、3ヶ月も経ってしまいました。収穫できるほどの太さに生育していますが、植え替え時期としては問題ないはずです。
4月28日撤去した「絹さやえんどう白花」棚のあった最東端を耕起、配合肥料の残りと粒状苦土石灰を施肥、分けつネギ株3株より10本を定植しました。分けて頂いた時と、その後移植する時も敷きワラは使いませんでしたが、今回は使用しました。
(6月20日 ネギの植え替え定植場所の耕起・施肥 A )
(「坊主不知ネギ」10本の株分け植え替え A )
植え替え用の分けつ株(3株)を抜き取った「坊主不知ネギ」畝に空きスペースが出来たので、新たに分けつ株2株を抜き取り8本分の分けつ植え替えネギを準備、空きスペースを軽く耕起し、8本を植え替え定植しました。
(「坊主不知ネギ」畝の並びに新たに8本を植え替えした A )
2019年自家採種の「バターナッツ」(カボチャ)種を5月15日8個のポリポットに播種、幾つか発芽・育苗、そのうち4株を本日タマネギ跡に定植しました。目的は、6月6日4株定植した「粉吹きカボチャ栗将軍」同様に、冬野菜播種までの「雑草除け」です。
(6月20日 「バターナッツ」苗定植 A )
(6月20日 「バターナッツ」4株をタマネギ跡に定植)
4月20日密植した「永吉冬一本太ねぎ」は活着、順調に生育中です。本日、1回目の「土寄せ」を実施しました。力強いその生育振りに、期待増大です。
(6月20日 「永吉冬一本太ねぎ」1回目の「土寄せ」 A )
マルチ展張時の追肥は、液肥が楽です。かつては、マルチの切れ目もしくは半分剥がして粒状鶏ふんなどを追肥していました。今年は、それぞれの畝の要所要所にマルチの上からガムテープを20cm貼り、カッターでガムテープごとマルチに10cmほど切れ込みを付け、そこから液肥を必要量流し込みます。使用する液体肥料原液は「ハイポネックス 6-10-5」、500倍希釈、Aの場合は10Lジョーロにキャップ1杯(20ml)の調合で、1週間~10日間隔になります。
(液体肥料「ハイポネックス 6-10-5」)
( Aの液肥希釈は500倍)
(液体肥料を希釈調合中 A )
(液肥をオクラに施肥 赤矢印は液肥流し込み切り込み穴 A )
夏野菜の定植は、本日でほぼ終了です。初夏に向け、定期的な灌水・液肥の施肥、それぞれの手入れ(誘引・剪定・摘果・摘芯)と収穫が必要になります。トマトの防鳥ネット掛けが、必要になるかもしれません。
「つるありいんげん」は、開花・着果が見られ、食卓を彩り始めました。
(野菜毎の灌水・液肥の施肥など夏野菜らしい菜園)
(6月20日 食卓を彩り始めた「つるありいんげん」)
(2023年6月20日の畑)