卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2017年 第11回明治神宮外苑大学クリテリウム

2017年03月15日 10時14分35秒 | 自転車

 2017年 第11回明治神宮外苑大学クリテリウム

 

 

3月12日、自宅を6時に出発、コンビニでお握りを調達して、外環道の下を草加新善町交差点まで行き、4号線を東京に向かいました。上野・新橋・赤坂、青山一丁目の交差点を右折、都営北青山一丁目アパート脇で時間調整と朝食で10数分、外苑絵画館駐車場に入ったのは、7時半前でした。

 

昨年は「のぼり旗」を設置するとき係員にいろいろ条件を突き付けられ、大分制限を受けたので、本部に赴き、幾分年嵩の役員とおぼしき人に聞いてみました。

 

曰く、「絵画館側より注意を受け、撤去等の指示があれば、それに従ってもらえればいいと思いますよ! 早いもん勝ちでは…?」

 

T先輩が「大旗」を持って来られたので、先の事情を話すと「それなら、まだ早く誰もやっていないので、俺等でやってしまおう!」ということになり、二人して、サッサと応援旗を設置してしまいました。結局、大会終了まで結構目立つ所へ設置でき、係員等のクレームは全くありませんでした。

 

10時のOB集合は相変わらずで、事務局員以外は、常連の方々がボチボチと言ったところです。事前呼び掛けとして関東甲信越の方々に数十枚の葉書を投函した割には、出足が鈍い状況です。「天気が良過ぎたからかな!」…と悔やみ節なども聞こえてきそうに、今まであった雲も一掃されて、快晴の空が広がっていました。

T先輩と応援指導部の代表に挨拶に行き、「体育会入会、おめでとうございます」と別れ際一言述べると、口角が上がり「ありがとうございます!」と表情が崩れました。以後、半日向かいの観戦柵より応援の様子を伺っていましたが、今日は、特に心強く感じて、威勢の良い応援に見えました。

 

 

(一段と心強く 威勢の良い応援!!)

 

 

10時半のウォームアップ・ライドに始まり、グループ3・グループ2、グループ1の大学対抗に至る5時間の各レースの中で、昨年には無かった種目が組み入れられていました。

「パラサイクリング・タンデムロードレースは、二人乗りの競技で、前に「晴眼」のパイロットと呼ばれる選手が乗り、後ろに視覚障害を持つ選手が乗車し、息を合わせたペアリングの力でスピードを競うものです」と大会パンフには記載されています。

海外(マレーシア・ニュージーランド)チームを含む6チームが出場しましたが、1.5km×16周回 24kmを黙々とひたすら走り続ける様子は、通常の一人乗り単独走には無い雰囲気が溢れていました。マレーシアのチームが優勝しましたが、完走したすべてのチームに惜しみない観客の拍手が浴びせられていました。

 

 

(パラサイクリング タンデムロードレース)

 

 

2016年度ロードレース・カップのシリーズ最終戦(13戦目)になりますので、大トリの大学対抗・クラス1に注目が集まります。各応援団もここぞとばかりに、大太鼓を叩き、声にならない絶叫を上げて、応援します。スピードと迫力が違います。観客と選手の距離が近過ぎるから、防護柵に腕を掛けて応援していたおじさんが、一瞬のけぞりました。選手の汗が飛び散り、カメラのレンズを曇らせてしまいます。

 

 

(クラス1 入場ゲートに並ぶ緊張の選手たち)

 

 

(クラス3 最終コーナーを回ってゴールへ向かう選手たち)

 

 

台に上がる者や入賞する選手はおりませんでしたが、しゃにむに走り、力を出し切った様子は、見る者・応援するOBに嘗ての青春の1ページを回顧させ、実に楽しくも価値ある一時を与えてもらいました。余り応援観戦に出向く機会の無い私ですが、2回目のクリテリウムを終え、3回目を今から期待するAです。

 

 

(応援観戦を終えて部活OBの面々)

 

 

レース実況を面白おかしく伝えていたアナウンサーが言っていました。

「神宮外苑のアスファルト舗装は、日本最古のモノだそうです……?」と!

 

※大会本部前のスタート/ゴールの発着地点、「明治神宮外苑。聖徳記念絵画館前通り。大正15年(1926年)1月完成。日本における最古の車道用アスファルト舗装。当時のまま「現存する」最古のアスファルト道路舗装です。」(「ON LINE MAGAZINE Roof-net」より抜粋)

 

 

納得しました! 荒れて最悪の路面状況でした!


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