卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2017年 菜園お仲間と軽井沢一泊二日のドライブ(1)

2017年11月01日 10時50分59秒 | 旅行

2017年 菜園お仲間と軽井沢一泊二日のドライブ(1)

 

 

OT(奥)さんよりお声を掛けて頂いて、旦那さんの会社の「軽井沢保養所」への一泊ドライブ旅行へ、誘って頂きました。OT車とA&K車の2台へ、それぞれの夫婦と、AJさん、ATさん、KDさんが分乗して、総勢7名になります。プラスOTさんのワンちゃんが、2匹です。

 

10月21日、22日の予定で、OT宅6時に出発しましたが、生憎、台風21号が、23日辺りに日本列島上陸を伺っており、出発当初より、小雨模様の天気になりました。

 

OTさんご夫婦は、お二人とも大変気さくな方達で、A&K同様、ご夫婦で菜園を楽しんでおられます。菜園お仲間でお二人は最若手で、特に奥様は、こまめで面倒見が良く、アクションリーダー的存在で、イベント毎では欠かせない、メインスタッフです。今回の件でも、日取りの調整、保養所の手続き、ドライブルートと休憩箇所の設定、現地でのイベント(サイクリング)段取り等々と、何から何まで、おんぶに抱っこ状態で、お世話になりました。

事前に皆さんに配布された、手作りの10ページに及ぶ「旅程レジメ」にも、そのご性格が表れておりました。

 

(OT(奥)さん手作りの「旅程レジメ」表紙1p/10p 一部ブログ用に編集)

 

 

事故や自然渋滞で、高坂SAでの朝食は、9時半を回っていました。ドリンクバー付きの食事をゆっくり楽しむ間もなく、OT(奥)さんは、犬のお散歩です。「結構、(犬は)ストレスを感じているんじゃないですか?」、ペットのいない私の質問に、「車でのお出かけは、慣れていますよ!」と、OT(旦那)さんは、言われていました。

 

「こちら方面は、冬のスキー、夏の保養所などで何回も来ておりますよ!」と言われる、OT(旦那)さんの慣れた先導で、碓井軽井沢ICより細道を抜け、「軽井沢72ゴルフ」のN・E・W・Sコースを左右に見ながら、「軽井沢プリンスショッピングプラザ」に到着したのは、11時過ぎでした。プラザ内のペット・ホテルに2匹のワンちゃんを預け、今回、急遽、私達(A&K)のリクエスト先となった「軽井沢 燻製工房『煙事(えんじ)』」へ、向かいました。

 

丁度1週間前の10月14日、TV番組「満天 青空レストラン」で、ご飯にかける ゛燻製黒胡椒 ゛が、紹介されました。番組中の「好評価!」ですので、話半分と思いましたが、製造元が ゛軽井沢の某所 ゛との事でしたので、早速「Web検索」に…。

お店は、案外「途中の通り道」近くにある様子のため、KよりOT(奥)さんへ提案、「寄り道予定地」の一つになりました。

 

国道18号線・軽井沢バイパス沿いの、ひっそりと目立ち憎い看板の奥、雑木林に囲まれて、こぢんまりとしたお店と駐車場所がありました。

初め、目立つ所に、雨戸を下ろしたテラス屋舎が2、3つ認められ、「休業中」かな?……と、思われましたが、他方に「営業中」の、小さく控えめな看板。一応、「ほっ!」としました。

静かな店内に、突然現れた7人のおじさん・おばさんに、愛想の良い、手慣れた店員が、即対応してくれました。あれも、これもと矢継ぎ早に出される「製品の味見攻勢」に、僅か十数分で皆さん攻略され、手に手に手提げ袋を持たされ、店を出ました。

訪れる機会も滅多に無い「燻製専門店」での購入品の数々、燻(い)し醤油にスモークチーズ、TV画面で見た燻製黒胡椒を、帰宅してから味わうのが、待ちきれません!

 

 

(軽井沢バイパス沿いに立つ 燻製工房「煙事(えんじ)」)

 

 

(興味本位が優先 左からチーズ 黒胡椒 醤油の各燻製品)

 

 

「煙事(えんじ)」から数分、「ツルヤ 軽井沢店」の駐車場は、結構な混み様でした。外車も多く、出入りする客の素振り、見た目も、ちょっと私たちの生活圏とは、違うようです。

キノコの種類だけでも10種類近く、生鮮野菜の鮮やかさと彩りが、目を引きます。入り口近くに山積みされた中箱(13~14ヶ入)の「秋映(あきばえ)りんご」(¥990)が、結構人気があるようで、私達も含めお仲間の皆さんも、購入しました。ツルヤのオリジナル加工品(PB プライベートブランド)も、各種製品にわたっているようで、店内各場所にPOPと共に、説明・展示販売してありました。

男組二人は、酒とつまみの買い出しが主ですが、主婦の皆さんは、いつもと違う品揃えに興味津々、1時間近くが ゛アッ ゛と経ちました。

 

帰宅してから「ツルヤ 軽井沢店」の、独特の雰囲気が気になり、これまたお得意の「Web検索」。

 

「TSURUYAは、長野県全域に約30店舗を展開する、地域密着型のスーパーで、地元産の商品を数多く扱っているのが特徴。元々は、目の肥えた別荘族をターゲットにしていたため、商品のクォリティが高く、パッケージも高級感が感じられます。長野県らしいお土産を購入するにはぴったりのお店で、TSURUYAの中でも軽井沢店は、県内随一の品揃いで有名です」(「iccoto」(2016.8.9)の記事より)

 

「口コミ掲示板」などにも「軽井沢店には、必ず寄る」、「必ず1回は寄る」等々の ゛書き込み ゛が連続していました。今後、こちら方面へのドライブには、欠かせ無い「立ち寄り場所」になりそうです。

 

「ツルヤ 軽井沢店」を、皆さんそれぞれの買い物で後にして、今宵の宿泊保養所へ到着したのは、2時前でした。チェックインまでの時間、小雨の合間をぬって、予定通りのレンタサイクルでの旧軽井沢の散策に出かけました。

 

 

(保養所は軽井沢の一等地に、ひっそりとありました)

 

 

(行き届いた保養所のレンタサイクル)

 

 

「何から何まで、済みません!」。OT(奥)さんの先導で「保養所」を出発しました。

小雨が、しんしんと林間の雲間から降り注ぐ中を行くと、「旧軽井沢GC」が左手に、その趣を表しました。歴史に裏打ちされた別荘・避暑地のこの地は、そこを訪れた重鎮の方々の歴史でもあるはずです……! 私達とは懸け離れた別世界を強烈に感じ、゛ふと、その環境を、疎(うと)ましく思いました ゛。

 

2時過ぎ、゛旧軽ロータリー ゛のバス停際、「川上庵」は土曜日とあって、店は混んでいましたが、旧軽井沢の中心地は、その雰囲気を十二分に発揮していました。「本通り」の色付いた並木道は、季節を醸し出して、役割を立派に果たしています。

私は限定数の「鴨煮込みそば」を試しに聞いてみましたが、案の定…なので「鴨南そば」を注文。高地の冷気と降りしきる小雨が、充分な薬味となって「美味しく!」頂けました。

 

 

(小雨に煙る「川上庵」)

 

 

(「川上庵」の店内で記念撮影)

 

 

(いい具合に脂の乗った「鴨南そば」1,720円は観光地価格?)

 

 

(「本通り」並木は紅葉の絶景でした)

 

 

昔ながらの「旧軽銀座」は、雨模様にもかかわらず、行き交う老若男女+外人の多さに、驚かされました。通りは、下(しも)から上(かみ)から、湧いてくる人・々・仝・人で、ごった返しています。一行は、あっちこっちとウロウロ、ウィンドウショッピングに時を費やし、そろそろ戻り支度になった頃、AJさんが、滑る路面にタイヤを取られて、体勢を崩しました。「観光の潮時」と、まだまだ降りしきる霧雨の中を、「銀座通り」の裏道「ショー通り」を一気に下り、宿へ向かいました。

雨の「旧軽井沢銀座通り」の自転車散策でした。晴れれば、尚、楽しめたのでしょうが? 「滅多に訪れる機会の無い、雨に煙る銀座通り散策」の体験も、それなりの今日の「面白み」でした。

 

 

(10月21日 旧軽井沢界隈をレンタサイクルでの散策コース)


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