2020年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(5)タマネギの畝立てと定植
「11月9日、米ファイザーと独ビオンテックは、共同開発するワクチンの臨床試験の暫定データで90%以上の有効性が示されたと発表した。また、翌10日には、ロシアが同国のワクチン「スプートニクV」の治験で有効性が92%だったと発表した。米ファイザーの共同開発ワクチンは、安全性に関するデータが揃うのを待って、米FDA(食品医薬品局)に緊急使用許可を今月申請する方針。しかし、このワクチンは超低温(マイナス70以下)での温度管理が必要のため、実使用に向けてはその点が難しい模様。16日米バイオ企業モデルナは、94.5%の予防効果を確認したとするワクチンの中間結果を発表しました」
朗報と言える? ニュースが先週と今週飛び込んできましたが、手放しで喜べない不確定要素のある話題でもありそうです。日本政府は、早々に各国のワクチン開発会社と成功した暁には、国民の数を意識した? 適当数量の手当を用意した旨の発表をしました。このコロナ禍の下、自国の防衛のみならず、国民の健康医療を外国に頼らざるを得ない国内事情が、見えてきたように思います。
11月13日 「道沿いの畑」荒起こし・施肥・畝立て 13:30~17:00
10月26日、タマネギ定植の予定場所「道沿いの畑」の半分を荒起こししました。11月7日には野田のホームセンターでタマネギ苗(ネオアース)7束(50本/1束)を購入、庭先に定植待ちの土掛けを施しました。ネオアースは初めての栽培品類、ネットには「豊円球で皮の色艶に優れ、強勢で作りやすい中晩生で、長期貯蔵に最適種」(タキイ種苗)とありました。
(11月7日 タマネギ苗ネオアース7束(350本)購入)
2年前の乾腐病による白カビ騒ぎで、他のお仲間はタマネギ栽培を昨年に続き止めております。Aは購入苗を定植して、今年は45kg(200ヶ)ほど収穫しました。20ヶほど白カビにやられているものもありましたが、全滅では無かったので、今冬もトライしたわけです。初品種のものが、どれほど病気に耐えられるものか、興味はあります。
先月26日の続きの荒起こしを始めましたが、やはりカボチャ棚の跡は相当踏みしめられており、作業は難渋しっぱなし、写真のような土塊が一鍬毎に出現します。120cm×350cmの広さを掘り起こすのに1時間以上かかったかもしれません。
(「道沿いの畑」の荒起こし こんな土塊がゴロゴロ A )
(11月13日「道沿いの畑」土塊だらけの畑を耕起 A )
「荒起こし」で70%以上の体力を使い果たしました。
元肥に用意した肥料・堆肥は、下記4種になります。Aは結構無精な性格で、余り手引書通りに追肥は行いません。思い立った時に、化成肥料を不定期に気分次第で撒くくらいです。その分、お仲間が ゛そんなに! ゛と言うくらい最初の元肥をしっかり入れます。自己流の分量ですので、出来不出来も当然成果として収穫野菜に現れ、全く自然は正直です。堆肥・肥料袋には、畑への撒布目安が表記されていますが、二つ合わせて25坪ほどの畑をそれぞれ夏冬交互に入れ替えて耕作している素人菜園では、小さ過ぎて参考にもなりません。20年近く目分量で何とか行っているので、このまま行く積もりです。
【施肥 元肥】
ふかふか牛ふん 40L×1袋 醗酵鶏ふん 15kg×1袋
粒状苦土石灰 5kg 完熟腐葉土 50L
土塊だらけの畑でも、堆肥・肥料を撒布、すき込みで耕起するほどに、気持ち土塊も小粒になるようです。畝立てで、三角盛りからレーキ代わりの草削りホーで整地、適当な畝高まで作り上げますが、その度に大きな土塊が顔を出し嫌がらせをします。そんなこんなで作業開始より3時間半、何とか3畝(125穴/1畝)のマルチ展張のタマネギ畝が出来上がりました。出来たのは5時近く、日没時間(16時35分)はとっくに過ぎて、完成写真は翌日になりました。
(タマネギ苗の元肥 左より牛ふん 苦土石灰 鶏ふん 腐葉土)
(11月13日「道沿いの畑」元肥の撒布 A )
(「道沿いの畑」施肥した肥料・堆肥をすき込み中 A )
(草削りホーでタマネギ畝立て整地中 A )
(11月14日 日没で撮れなかったタマネギ畝完成写真)
11月14日 「道沿いの畑」タマネギ苗定植 13:00~17:00
今週の早朝ポタリングは、8日の「荒川サイクルフリーマーケット」を除き9日から14日迄の6日間連続になります。本日は、紅葉の美しい、みさと公園・水元公園を2時間半かけて巡ってきました。朝日を受けて輝く小合溜(こあいだめ・溜め池)の鏡面のような水面(みなも)には、岸辺の色付いた木々が映っていました。
(みさと公園より小合溜(こあいだめ)を挟んで水元公園側を望む)
(水元公園 14番圃場辺りの落ち葉の並木道)
昨日の畝立て作業と、本日の早朝ポタリングで、畑に出る予定はありませんでしたが、昼食をすませた頃、Kが突然「畑に行かない!」と言い出しました。庭先のタマネギ苗の鮮緑色に突き動かされたようでした。午前中一時は北風も幾分吹いていましたが、お昼を回るとパッタリと凪いで、珍しく小春日和のような暖かさになりました。お仲間全員も、暖かさを求めて集合しました。タマネギを栽培しない他の方は、大方の冬野菜の植付け作業を終え、あとは生活の合間に必要な野菜を時折収穫するだけですので、お休み処で井戸端話に精を出しています。A&Kで集中して定植作業を行えば、1時間もかからないところですが、一休みするKにお仲間より声が掛かり、井戸端に行ったきり戻ってきません。そのうち、お仲間の一人が興味本位で植えた「サトウキビ」の味見をすることになり、男一人のAにお呼びがかかりました。サトウキビを処理しているうちにタマネギ定植作業は何処へやら、二人して3畝375本の苗定植が終わったのは、4時を過ぎていました。
(横道に逸れやすいタマネギ定植作業 A&K )
(11月14「道沿いの畑」タマネギ定植3畝完了)
畑写真の所々に写っているコキアですが、ここ一両日でめっきり紅味が薄れ、枯れ木模様が強くなってきました。異常気象で丸みの無い可愛げさが多少足りませんが、これから畑に来る毎に、1本2本と持ち帰る積もりです。
(11月14日 大分紅味が薄れたコキア)