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気まぐれフォトダイアリー

富士山、風景、身近な花の写真ブログです。読んだ本の感想も載せています。
最近は回想ブログが多くなりました。

扇山登山④

2010年05月08日 15時33分18秒 | 登山


山頂の桜です。

咲いてはいますが、ほとんど枯れかかっていました。




ボケの花が咲いていました。

子供の頃、この花をチドメと呼んでいました。

どういう意味なのか良く分かりません。



犬目方面に下りる道です。

向こうからも何人か登って来ました。

山頂はとても賑やかです。





(11:39)これから昼食にします。

コンビニで買って来たミニ冷やし中華とバナナです。

この日は気温が上がったので、冷やし中華が美味しかったです。

これにゆで卵も食べました。

登る前は1時間半くらいで着くだろうから、昼食には早いだろうなぁと思っていましたが、そんな心配は無用でしたね。





浅川峠・権現山の標識がありました。

ここからも浅川峠を越えて、権現山に登る登山道があると言う事ですよね。

地図上にも登山道がありました。





この道がそうです。

でも、今はあまり歩かれている様子はありません。


何年も前に浅川から浅川峠を越えて、権現山に登りました。

とても懐かしいです。





木の陰に高く見える山が権現山(1311・9m)だと思います。

扇山より約200m高いということですよね。

よくあの山まで登って来たものだと、いまさら感心します。





(12:12)そろそろ下山をしようと降りかかったら、道端にかわいい花を見つけました。

名前は分かりません。




うっかりすると見過ごしそうでしたが、何本か咲いていました。

かわいい花ですねぇ~




(12:36)つつじ群生地への分岐に来ました。

こちら側へ下山をします。

山頂で話をした、60代も後半と思われる女性の単独登山者の方も、もしかしたらこちらに下りてくるかも知れません。





入口の登山道はこんな感じでいい道ですが、下に行くとあまり歩かれていないらしくずるずる滑り、歩きにくい登山道になりました。





イカリソウは咲いていましたが、肝心の山ツツジは全く見られません。





ヤマザクラが葉桜になって咲いていました。





ミツバツツジがちらほらと咲いていました。

けれど、山ツツジは蕾すら見当たりません・・・


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扇山登山⑤に続きます。

扇山登山③はこちらです。

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白いツツジの咲く頃

2010年05月08日 10時39分21秒 | 写真と日記



このブログ記事は2009年に私のブログに一度載せたものです。

けれど私にとって、とても印象に残っている出来事だったので、もう一度載せることにします。



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2009年5月7日


今年もあちこちの庭で、色とりどりのツツジが咲いているのが見られるようになった。

我が家の庭でもピンクや赤のツツジが咲いている。

白いツツジは無いが、白いツツジにはある思い出がある。



もう8~9年くらい前のちょうど今頃の季節の事だ。

ある天気の良い日に私の従兄から電話があった。

内容は従兄の家の白いツツジが咲いたから、見に来ないかという誘いの電話だった。

私は子供の頃から良く遊びに行っていて、どのツツジかすぐ分ったが、それ程そのツツジに興味は無かった。

けれどせっかく電話をもらったので出かけることにした。

車で15分くらいの距離である。



従兄の家に着くと、従兄の妹夫婦もツツジを見に来ていた。

妹夫婦は私には従姉夫婦だが、ご主人は闘病中だった。



年代もののその白いツツジは見事に綺麗に咲いていた。

私は感心しながらも普通に眺めていたが、私の従姉のご主人はツツジをしみじみと見入っていた。

そして 「もう来年は見れないかもしれないな」 と、ボソッと言った。

それを聞いた従姉は、 「そんな事ある訳ないでしょ!」 と強い口調でたしなめた。

ツツジを見た後は、皆でお茶を飲んで、いろいろ世間話などして帰って来た。



その年の冬、従姉のご主人は亡くなった。

あの時の言葉どおり、従姉のご主人は次の年、白いツツジを見ることは出来なかった。

白いツツジが咲く時期になると、あの日の従姉のご主人がツツジを眺めていた姿を思い出す。

少し高台に咲いていたツツジを、ジ~ッと、まるでいとおしむように眺めていた・・・



この従姉夫婦に、私は色々とお世話になった。

元気な頃は私と同じに山好きで、夫婦でよく山に登っていたようだ。

登山の写真を見せてもらったこともある。



知り合いがいなくなると言うことは、とても寂しい・・・

けれど一人になった従姉は、今では元気に気丈に暮らしている。


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