![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c0/5773e472cf1b41008f9c30d90dacf3d2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d3/02a97ace79a4d9602b736e07ec1b1646.jpg)
2023年1月4日
「黒牢城」米澤穂信をやっと読み終わった。
TVで「黒牢城」が直木賞をとったと放送してるのを見て、
すぐ、アマゾンで本を買った。
米澤穂信さんの本は「満願」を読んでから面白いなと思うようになった。
この「黒牢城」だが、期待しながら読み始めたけれど、はじめはあまり面白くなかった。
時代小説なので、人の名前がなかなか覚えにくい。
読むのをやめようかと思った。
それでもと思い、読み続けていくと、何となくわかってきた。
時代の推理小説のようだった。
有岡城の荒木村重は織田信長に反旗を翻して、毛利の援軍を待っていた。
荒木村重の有明城には官兵衛が幽閉されていた。
後の黒田官兵衛だ。
難しい事件が起こると、村重は、土牢に降りて、官兵衛に意見を聞いていた。
官兵衛は軍師だと知っていたが、ものすごい知恵者のようだった。
官兵衛は有明城が解放されて、味方のものに救助されたそうだ。
1年くらい土牢に入っていたので、その時に膝を痛めたそうだ。
大河ドラマの黒田官兵衛も見たけれど、有明城に幽閉されていたのはよく覚えていない。
そういえば片足がびっこだったような気がするが、その時の後遺症だったのだなと今思う。
黒田官兵衛の大河ドラマ、もう一度見てみたい気がする。
「黒牢城」の小説だが、なかなか面白かった。