土曜、日曜を利用して岐阜市に一泊旅行をした。
自宅から2時間半で、岐阜市に到着。
新東名ができて、時間短縮されたかんじがする。
岐阜市内に入り、ちょうど昼前なので、前回行列ができて入るのを断念した中華の名店
開化亭に向かった。
正午前だったこともあり、簡単に入店。
岐阜には中華料理の名店がいくつもあるらしいが、開化亭は、NHKのプロフェッショナルに紹介されたらしい。
人気ナンバーワンの担々麺を注文。
予想に反して、細麺の担々麺で、さらっといただいた。
上品な味。
美味しい!
デザートは、杏仁豆腐を頼んだ。
香港の名店
糖朝の杏仁豆腐のように、柔らかな口触り。
量が少ないのが残念だったか、味は、絶品だった。
糖朝のように桶でいただきたい!
隣のカップルは、コースをたのんでいたようだが、これまた洗練された盛り付けで、美味しそうだった。
次回は、コース料理にしよう。
お腹も膨れたところで、今回は、お隣の町にある
国宝犬山城を観光することにした。
岐阜県には何度も来て、岐阜市、高山、多治見、美濃加茂、大垣、郡上八幡、恵那とあちこち出向いてきたので、もう見て回れるような観光場所は正直残ってないと思っていたが、今回、犬山城に行き、びっくり。
国宝犬山城は、美しく、城下町もなかなか整備され、むむ、いいではないかぁ。
木曽川のたっぷりした水の流れと小高い山に建つ現存する中では日本最古の天守の犬山城が見事にマッチして、心踊った。
紅葉もまだ楽しめた。
城からは、濃尾平野が一望でき、殿様気分を味わえる。
1537年織田信長の叔父、信康により築かれた城だ。
中仙道、木曽街道に通じているので、戦国時代の攻防の要。
その後、秀吉も入城。
明治には、濃尾大地震にあい、天守半壊、修復後、昭和10年に国宝に指定された。
代々、成瀬家が所有していて、11代当主の成瀬正勝氏は、東大の国文学者。
2004年まで、国宝犬山城を所有していたらしい。
さて、城のこともわかったところで、城下町をぶらぶらと散策。
城がある町は、とにかく風情があっていい。
国宝の茶室ほか、まだまだ見所ありそうだが、今回はここまで。
岐阜市に戻り、ホテルに入る。
いつものロイネット。
飾りはないが、シンプル、清潔で、快適。
部屋でしばしくつろいだ後、夜は、
吉照庵という蕎麦屋で、そばがきをつまみにして、麦酒とそば焼酎八重桜をそば湯割りでいただく。
蕎麦屋でいただくと、そば湯で割ってもらえるからなんか、幸せなのだ。
美味しくて、二杯飲んだ。
蕎麦は、鴨せいろ。
鴨が蕎麦にあう。
岐阜の夜は冷え込んだが、ほろ酔い気分で見知らぬ町を散歩するのも悪くない。
あぁ良い夜だ。
幸せ。