二日目の朝は、百万遍にある学士堂という喫茶店でモーニングと思ったが、残念なことに、昨晩喫茶築地で話しかけられたおばちゃん情報で、学士堂は閉店ということだったので、あきらめて、河原町今出川を上がったとこりにある喫茶makiにした。
ここは、駐車場があるのが魅力。
食パンをきれいに切り抜いたところにサラダ、ゆで卵、ベーコン、ポテトサラダが盛り付けられている。
学生時代、この近くに暮らしていたのに学生の時はモーニングなんてしたことなかったな。
当時のことを思い出すと、なんか不思議な気分だ。
さて、お腹をみたしたあと、岩倉にある実相院を拝観。
岩倉というと京都は京都でも、寒さ厳しく、不便な所としかおもったことなかったが、いいお寺あるんだよな。
ここは、もと天台宗寺門派の門跡寺院。
江戸時代から、朝廷とゆかりは深まったらしい。
そのせいか、佇まいも、品がある。
庭は、二つあった。
冬の朝の庭は、凛として、花はなくとも、それはそれでいいものだ。
続いて、一乗寺にある詩仙堂へ。
東山を模した植え込みが、印象的。
詩仙堂をあとにし、本屋の恵文社に立ち寄る。
ここは、独自の本のセレクトのせいか、いつもたくさんのお客が入っている。
続いて、北欧の食器をあつかうサルミアッキに行った。
車がないとたどり着けそうにないが、可愛い店だった。
品数が少ないのが、残念。
昼飯の時間となり、当初予定通りカレーうどんを食べに日の出にいったが、なんと、あいにく休み。
すっかりカレーうどんモードになっていたため、頭のスイッチを切り変えるのに苦労したが、河道屋養老で、鳥なんば蕎麦を食べた。
なんばは、ねぎのこと。
ニシン蕎麦は、
こんな感じ。
蕎麦の下に、にしんぎ隠れてる。
ここの名物は、養老鍋。
3500円。
夜も、酒をいただきながら、良さそう。
京都のうどんも蕎麦も、ほんとにだしが美味しい。
感動する。
腹も満たされたところで、午後の観光は,御所の西にある廬山寺へ。
学生時代に何度もこのあたりを行き来したが、こんな寺があったとはしらなかったなぁ。
ここ廬山寺は紫式部の住まいにあった場所ということで、有名らしい。
枯山水の庭は、現代風。
きっと、ききょうの花が咲く季節は、また違う風情なんだろな。
廬山寺を拝観したあと、
さて、京都の町も散策しなくちゃと、御池の駐車場に車を止めた。
錦にある有次に行って、刃が欠けてしまったペティナイフを預けた。
出来上がりは、2月8日以降。
840円という、良心的な値段だった。
これでまた京都に来る理由ができた。
そのあとお店を二軒くらいよって、クマモンにも出くわして、楽しい散歩となった。