松尾スズキ著ということで
おもしろいんだろうなぁと期待を持って
『クワイエットルームにようこそ』(文春文庫)を読んだ。
オーバードーズで精神病院に担ぎ込まれた主人公明日香が
退院するまでの14日間の話。
自分では「間違ってここに運ばれた!!」という。
死ぬつもりがあって薬を過剰摂取したのではないと。
しかしナースが言うように
意志がなく死に至るほどの薬を過剰摂取するのは、
もっと性質が悪い。
最初(そうだよね~勢いで飲みすぎちゃっただけなのに
強制的に入院させられて可哀想・・・)と
主人公の気持ちに寄り添っていた私は
明日香同様「はたっ!」と何がまともか分からなくなってきた。
自分には関係ない世界と思っていたものが
常にその世界との境界に立たされていることに気づく。
考え込むとコワいけれど
基本軽~い文章で楽しめる本だった。
しかし映画は見たいけれど
本は2度読もうと思わないな。
おもしろいんだろうなぁと期待を持って
『クワイエットルームにようこそ』(文春文庫)を読んだ。
オーバードーズで精神病院に担ぎ込まれた主人公明日香が
退院するまでの14日間の話。
自分では「間違ってここに運ばれた!!」という。
死ぬつもりがあって薬を過剰摂取したのではないと。
しかしナースが言うように
意志がなく死に至るほどの薬を過剰摂取するのは、
もっと性質が悪い。
最初(そうだよね~勢いで飲みすぎちゃっただけなのに
強制的に入院させられて可哀想・・・)と
主人公の気持ちに寄り添っていた私は
明日香同様「はたっ!」と何がまともか分からなくなってきた。
自分には関係ない世界と思っていたものが
常にその世界との境界に立たされていることに気づく。
考え込むとコワいけれど
基本軽~い文章で楽しめる本だった。
しかし映画は見たいけれど
本は2度読もうと思わないな。