Sydney Yajima


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分かっていることが 実はよく分かっていないこと

2009-10-10 07:49:45 | Weblog
太陽が東から昇り、西へ沈む。
月が潮の満ち干を計算し、そして、海はその流れを緩やかにしかし確実に 動かし、地球は規則正しく24時間で一周する。

つまり、分かっているつもりで うっかりしていることがある。

もう一度、


太陽が東から昇り、西へ沈む。
月が潮の満ち干を計算し、そして、海はその流れを緩やかにしかし確実に 動かし、地球は規則正しく24時間で一周する。

よくこの意味を考えると、分かることがある。

実に 世界はこの動き以外に 別の動きをすることはできないということ。
つまり、どれだけあなたがへそ曲がりで、意地悪でその上、強情で全く私の言うことなど聞かない人だったとしても・・・だ。あなたは、この動きから逃れることはできないのである。

それがどれほど憎く、醜い悪党であろうと、どれほど、美しい善人であろうとも。だ。

誰も、ここから逃れることはできない。
絶対に。
死んでも?
死んだ後、あなたの肉体はこの地球のどこかに何らかの形で残り あなたの行った善悪の両方の業も、何らかの形で残り、それらが息づいているのであれば、やはり、どれほどもがいても、この呪縛からは逃れることはできないことになる。

あなたが、悪であろうと善であろうと。それらはいつも薄い一枚の紙の上を 表裏一体で、絵を描いているに過ぎずどれほど、遠くへ行きたくとも、どれほど違った絵を描きたくなったとしても、結局はその範囲を突き抜けることは、できない。

なぜなら、その呪縛はとても強いからである。

しかし、人間は小さいものだとつくづく思う。
太陽系という宇宙の中にある中ぐらいの大きさの銀河のひとつの端っこに小さめの田舎星の恒星を、ぐるぐる回る第三惑星に住んでいるに過ぎない生き物で、せいぜいその小さな第三惑星の周りをくるくる回っているより小さい衛星にロケットを打ち込んで喜んでいる。

本当に、小さい。
アメリカもとっても小さくなった。


ダイアモンド

2009-10-10 03:42:53 | オーストラリア資源
オーストラリアには多くのダイアモンドが眠っている。
このことは、案外あまり知られていない。
ダイアモンドというと、セントラル ソーティング オフィスというのがロンドンにあって、世界の0.3キャラット以上のダイアモンドは大抵ここから提供されているといっても間違いではあるまい。セントラル セリング オーガナイゼーション・・・CSO。かつてはデビアスと呼ばれていた。

さて、オーストラリアで、私たち GSMがかかわっている会社の採掘場所にキンバーライトという土壌が発見された。これは、ダイアモンドの70%がこの土壌から発見されるという貴重な土壌なので、かなりダイアモンドが出てくる可能性が高くなった。


フリーメーソンと催眠術

2009-10-09 02:34:05 | フリーメーソン
なぜか、フリーメーソンはおどろおどろしく語られる。オカルト好きの人や、あるいは金融を陰謀論で見る人にとっては、そのメーソンに連なる名前を見て、驚き、やがて、フリーメーソンが世界征服するという発想になる。
古くには、ロシアのユダヤ人長老によるプロトコールなどというまことによくできた本を引っ張り出し、あるいは赤い盾などの本に影響を受けている人も多いだろう。

フリーメーソンを悪しく言う人や、その人のいずれ破綻していく様子は、大体共通している。フリーメーソンに入れなかった人が、彼がなぜ入れなかったのかを真剣に考えず、ただフリーメーソンが自分を受け入れなかった腹いせに、様々なことを調べて(その中にはおおくのでたらめを含むが)それから インターネットにいろんないい加減な情報を流す人や、あるいは、はじめから、フリーメーソンが嫌いだとまず先入観を持って 自分の意見を述べる人、それに、ただ怖いものだと思う人など、さまざまな人によって、一つのグループが出来上がる。そのグループは、大抵 あまり強い絆でお互いが結ばれているというほどのものではないために、自然消滅し、またどこかで自然発生する。

フリーメーソンに入会することは、あまり簡単ではない。特に、紹介者のいない人の場合や、過去に犯罪歴のある人は、まず 無理だ。フリーメーソンの人がどこにいるのか、分からない。これでは、多くの人にとって まず最初の一歩から、進むことは出来ないだろう。さらに、そのメーソンの人2人から紹介を受けるためには、その人とメーソンの会員が、ある一定期間以上お互いを良く知っていることが求められる。さらに、その人の身元素性をきちんと、調べられうそが発覚するとはねられる。ロッジ(ロッジという)で、全員に白い石と黒い石が手渡され、その上で、そのすべての石が白でなければその人は、そのロッジの会員になれない。また、過去に一度断られた人は、まず 二度目の挑戦はできない。

入会すると、今度はイニシエーションが行われる。それはとても厳格な儀式だが、詳しくは誰にも教えてはならない。なぜなら、ここからが秘密のドアの向こう側になるからである。

日本にもそういうロッジはある。
例えば東京ロッジは、東京タワーのすぐ近くで執り行われており、ブルーロッジとスコッティシュ ライト (スコッティシュ ライト はローズ クワーとも呼ばれ どちらかというとキリスト教の影響が大きい)のテンプルがある。世界からの訪問者や、日本人の交流が良く行われている。

そこで、交友が行われていると、「ほら陰謀じゃないか」となるのだろう。世界中に多くのメソニックロッジがあると、世界制覇をしようとしているとなるだろうし、また、多くの重要な地位にメンバーがいると、やっぱり となる。

ここでちょっと考えてみて欲しい。
フリーメーソンは確かに、インテリが多い。中に入るためには、なんだかんだ言っても、ある程度の社会的地位が、必要になる。フリーメーソンになったから、社会的地位が上がったのではなく、もともとある程度の地位のある人が入ってくるのだから、当然、中での会話はある程度以上の知識とそれを理解できる知能が必要になってくるだろう。それに、性格が穏やかな人が多い。それは、社会的地位や教養とも関係があるかもしれないが、やはり、乱暴な人や、無法者が、入りにくいようなシステムになっていることに起因するだろう。もちろん、インテリの集団が世界中から集まりお互いを認知できる特別な仕掛けがあるということは、それに、付随して多くの人にとっては陰謀を企てているという結論になるのも もしかすると、責めることは出来ないかもしれない。だが、交友=陰謀 という単純思考が私にはどちららというと、あまりにも幼稚な発想に思える。社会的地位が必要な団体は他にもたくさんある。ロータリークラブも、ライオンズクラブも、東京倶楽部も、それぞれに敬意を払うべき人がたくさん会員になっていて、また、財産家や、あるいは社会的地位という意味においても、フリーメーソンと変わらないのである。だが、なぜか、そういうクラブにはあまり人は陰謀などの声を上げない。なぜ フリーメーソンだけが、そういう誹謗を受けるのだろうか?

それは、おそらく古くから連綿と続く儀式によるものだろう。そして、多くのメーソンの形式などが、国会議事堂であったり、裁判所であったり、様々なところで用いられていたり、あるいは、アメリカの都市は町そのものが形を現していたりするために、その隠然とした力を感じて、誹謗することになるのかもしれない。

考察を続ける前に、一体、メーソンの持つ力・・・例えばオカルト好きな人にとって、いわゆる霊力だとか、スピリチュアルな力が、あるのかどうか?ということも、考えてみる必要があるのかもしれない。

もし、仮に人間が存在すること事態が、霊とかスピリチュアルな力と密接な関連があるのだとしたら、その間にはやはり、言葉が介在するのではないだろうか?

多くの霊能者とそれを信じる信者との間に交わされるものも、言葉であり、また、宗教の根源になるものも、それは 言葉である。

科学的に立証することができる範囲のもので言えば、おそらく、古来から伝わる催眠術がもっとも、言葉を使った誘導術であると言えるであろう。

ならば、フリーメーソンはそういう催眠術の類をやるのか?
この答えは、NO である。フリーメーソンは催眠術などやらない。
ただ、中には厳格で古くから伝わる リチュアルと呼ばれるものが存在し、会員たちはそれをはじめから最後まで暗記することに精力を注ぐ。英文で書かれている場合が多く、暗記には根気とかなりの忍耐力とさらには、知能が必要になる。英語は古い言葉で、また分かりにくく書かれていてしかも、すべてが表示されているわけではないという厄介な代物だ。だからリチュアルの本を見たとしても、いったいなんと書いてあるのか、分かる人はいないだろう。

これから、時々、フリーメーソンについてこうして書いてみようと思う。より誤解が広がるか、あるいは誤解が解けるのかは、無論、私の予想の範囲ではない。ただ、何も書かないで、本当のことを知りたいと思う人や本来そういう 世間で広まっているいい加減な話や情報に惑わされていなければ、いいのに・・・と思うしだいである。また、もしかしたら、今頃、その人自身が メーソンになっているのだとしたなら・・・と考えると、それはその人の一つの人生の選択や機会がなくなったことになるのではないだろうか?とも 考えた次第である。





日本航空

2009-10-05 21:42:31 | 世界情勢
日本航空が青息吐息だ。

日本航空といえば、国鉄に並んで東京大学などの一流大学を優先的に入れて エリート集団を作った会社。
世界にホテルを作り、日航ブランドとして、一流のきめ細かいサービスは世界中のビジネスマンに好評だった。

だが、なぜ、こうなってしまったのだろう?

よく、時代の趨勢についていけなかったとか、あるいは、オイル価格の高騰と軒並みの競争が などという月並みなことをここでは書かない。

私は、もっともっと本質的なことがあると思う。そして、それはどの日本企業にとっても、共通して言えることだ。

結論から言おう。
日本人は戦後から立ち直ったときに、働いていた人間・・・今の70歳以上になる日本人がほとんどの企業を築き上げ、すでに第三から第四世代に移っている。日本航空で言えば、その企業媒体は残っているが 中身の人間は変わっている。そしてほとんどは、高度成長期のときに生まれた世代で、飢えもアメリカの恐ろしさも知らず、ただ、コカコーラとマクドナルドと音楽をアメリカだと思っている世代だ。
つまり、アメリカに爆弾を落とされた世代と、アメリカに海外旅行に行った世代は根本的に、アグレッシブさや、怖さを知ったうえでの戦い方など、全くスタンスが違う。守りに入るときは、貝の殻を徹底的に閉じてじっと動かずにいるという知恵も防空壕で命を救われた人間と、ディズニーランドで安全なジェットコースターでスリルを味わってきた人間では 全く違う。

つまり、今の日本の大企業はお坊ちゃんとお嬢ちゃんの集まりで、理屈はうまいが、いざとなったらからきし 駄目だ。会社の中でどんなに威張っていても、一歩外に出たら、その論理を続けようとする。小さな会社内での駆け引きはうまいが、対外資などとの命がけの会議ではほとんど相手の言うことを聞いて帰ってくる。

内弁慶

それが今回の日航の問題の根本にある。
もし5年前から、本気で現状を把握して取り組んでいれば、こんなことにはならなかった。リストラや、給料カットだけで乗り切ろうというところが、姑息で、しかも まったく解決にならない。自分の身内をいじめる前に、まずしなければならないのは、対外交渉だ。なぜ空路をもっと安く買い叩かないのか?なぜ、もっと燃料を安く買わないのか?なぜもっと、外資の投資をうまくコントロールしないのか?どうしていつも相手にイニシアチブをとられるようなことを漫然とするのか?

内輪もめは、やめて、まず解決のためにきちんと一日も早く具体的な行動を起こすべきだ。5%程度を目標にまず、徹底的に改善コストを打ち出すべきで、そのためにのんびりと時間を割くことはやめるべきだ。古くマネージメントにかかわった人たちにも知恵を借りて、もう一度やり直すべきだ。

世界の情勢はもっと悪くなる。トヨタはすでに、現在の好調なプリウスの販売の先を見て、世界第一位に奢ることなく、「身の丈にあった経営」と言っている。こういう会社に見習うべきことはたくさんある。




グリーンスパン

2009-10-04 21:46:53 | 世界情勢
グリーンスパン氏が、アメリカの赤字に言及し、大増税をしなければならないだろうと、語った。
アメリカの非雇用率が 9.8%にもなり、先日 ボディーブローというタイトルで書いたように、アメリカは瀕死の状態で、カンフル剤を打ちまくってなんとか凌いでいる状態だが、カンフル剤がもうあとわずかになり、増税をしなければ、今後、医療、リタイアメント プラン、教育、安全保障、などなど 多くのことに軋みが出てくるということだが、今、アメリカが何とか持ちこたえよう、立ち直ろうとしている時期に、なぜ? この話を持ち出したのか。まして、産業、経済界に多大な影響力を持つ、グリーンスパン氏が、冷え込んでいる経済にさらに冷や水を浴びせかける意図はなんだろうか?
と考えてみた。普通の直球勝負なら、「この時期に特に増税の話を持ち出さなくても いいじゃないか?」と考えるはずだ。

しかし、彼が敢えて踏み切った発言をした真意は、おそらく、一旦 アメリカの膿を この際とことん出し切ってしまったほうが、いいと判断したからではないだろうか?
彼がそう判断したということは、その判断は、彼一人だけではなく、多くの彼の取り巻き、またウォールストリートの良い子達や悪い子達も、同じように反応すると思われる。

つまり、一旦つぶれるものは徹底的につぶしてしまったほうが、いい。というのであれば、例えばAIGも、そうかもしれないし、あるいは、メリルリンチなども含まれるのかもしれない。

もし、財務省が、一枚加わって、ここでゴールドマンサックス辺りが利益を取るつもりで故意にこのような発言を仕向けていたらと 深読みすることもできるが、おそらく、それは ないであろう。

この状況下で、企業が生き残るためには、アメリカの大増税の話は、タブー中のタブーのはずだからだ。

となると、今月の10月と言うとても不安定で、歴史的に大暴落の起こる月の冒頭での発言は、重要な意味を持つのではないか?

まだまだ大きな波が やってきそうだ。


料理と離婚

2009-10-04 19:39:13 | 世界情勢
イギリスには、料理と言う文化がない。
言い切ってしまって、大丈夫か?
と言う心配さえない。

ローストビーフ?
フィシュ アンド チップス?

あんなものは、焼いただけで 揚げただけだ。
かつて料理人であったという自負を持つ、私に言わせれば、あんなものは料理じゃない。大体、レストランであんなものだけでやっていけない。
イギリスには他にたくさんの文化があるのにもかかわらず、まともな料理が存在しない。最近になって、様々な国の料理を取り入れて新しい文化を築く試みをしているが、本来の伝統的な料理は持っていない。

これは、軽くみてはいけない。

例えば 日本には日本料理があり、韓国には韓国料理、中国、ベトナム、フランス、イタリア、アラブ、インド、メキシコ、スペイン、料理のある国は、家族を大事にする文化も同時に育んできている。

料理と家族 ひいては離婚率も重要な関係があるのだ。

家族がそろってご飯を食べる習慣がある場合と、ない場合だと、どちらがより幸せであろうか?

サザエさんをはじめ多くのテレビドラマにも共通しているのは、一緒に食事をするということが 必ず重要な描写のひとつになっているということだ。
いまさら 改まって言うべきことではないかもしれないが、多くの日本人が、お金を貯めたいとか、海外旅行に行きたい、あるいは家を買うためのローン返済などのために、食事を家族ですることを犠牲にして仕事をしている。

家族との食事を犠牲にすることは、幸せになれるということなのかどうか?

一匹狼というけれど、いかにもそれが孤高を守る かっこいい イメージで語られることが多いかもしれないが、実際の狼は集団で狩をする。一匹狼は集団の中で生きられない はみ出しモノで、強くもなんともない。集団で 組織的に戦う相手にかなうはずもないのである。

だから、私は決して一匹狼になったことはない。
家族を大事にするし 友人も大切にする。

寂しいということは、死ぬよりもっとつらいことなんだ。

どうだろう?
誰かに おいしいものを作ってあげてみては?
そして、一緒に食べてみたら?

私は、悪い考えではないと思うよ。

和とはノギ偏に 口。
家族もその最小単位の 夫婦も 一緒にご飯を食べることを 軽視していたら、その夫婦も 家族も いつか持たなくなる時がくる。

イギリスやアメリカが離婚率が高く、日本も戦後離婚率が上がってきているのは、ご飯を作って一緒に食べる家族が減ってきたからじゃないか?


ボディブロー

2009-10-04 02:16:19 | 世界情勢
ボディーブローというのはボクシングの腹打ちのことだ。
それは、一発ノックアウトにはならないが、試合が長引くとじわり、じわり と効いてくる。
やがて、膝が思うように動かなくなり、のた打ち回る苦しみの中で、ノックアウトされる。
顔面をきれいにストレートで決められると、意識が飛んですぐに、ノックアウトされるのに比べ、ボディーブローは、血反吐を吐く苦しみだ。

雇用問題は経済にとっては まったく ボディブローのようであり、苦しみはいずれ体全体から、足腰まですべてに効いてくる。

そして経済は急に立ち直ることができず のたうちまわる。
それが 今だ。

カンフル剤にあたる一時しのぎの 財政出動は、試合を長引かせることができるかもしれないが、ダウンした後に、後遺症が残る。

いっそのこと、ノックアウトされてそれから再生したほうが 良い場合もある。

第二次世界大戦でボロボロになったから、日本は再生したことを、思い返して欲しい。

フリーメーソン

2009-10-03 02:31:41 | フリーメーソン
世界について語るとき、どうしても避けては通れない団体がある。
それは、フリーメーソン。

フリーメーソンの内部って、一体どんな人たちなんだろう?
本当にオカルト的なことや、もしかしたら、陰謀などを張り巡らせているのか?

などなど、多くの日本人たちは、おそらくあまり馴染みのないフリーメーソンに対して、おどろおどろしいイメージを持っているだろう。

それらのイメージのいくつかは虚構で、そしていくつかは実像かもしれない。

しかし、どの虚構にしても実像にしても、すべてのもの・・・そうほとんどすべてといっていい・・・は、フリーメーソンの内部の人によって書かれたものではなく、外部の人間によって、想像といくらかの調査と、虚構によって成り立っている。

本来の姿とはかけ離れたものも少なくないだろう。
本が売れさえすれば それでいい。
そう考える人にとって、実際のフリーメーソンよりも、より過激な内容のほうが、売れるからである。そして多くの映画も そういう人たちによって作られた。



では、フリーメーソンである人は 実際 どんな風に感じているのだろうか?
よく、彼らは「私たちは秘密結社ではない、秘密を持った社会なんだ」と言う。つまり、団体の場所も、そしてミーティングの時間もすべて公開されているので、秘密結社ではない。だが、その中にはお互いが大切にしている秘密があるので、そのことに関しては、対外に漏れないようにしているという 意味なのである。

だから、外部からそれを誤解されるのではないか?

しかし、それをもらすことは決してできない。たとえ 誤解されようとも、殺されたとしても 名誉と誇りにかけて、秘密は決して口外しない。
毎日 その中で生きているうちに、生活に違いが出てくる。
どこか 家庭、社会生活、交友関係、などなど細部にわたってフリーメーソンの会員でない人との違いが出てくるわけだ。言葉の端々に、どうしても内部で使う言葉の符牒が、混じることで、お互いが通常の会話をしていても、いっぺんに通じ合えたりする。10人集まったとして、その中で誰と誰がメーソンであるかは、お互いがすぐに分かるようになっている。また特別な握手や、様々な仕草は言葉がなくとも多くの表現力を持っている。

歴史的には、1700年ごろイギリスで始まったことになっているが、実際はもっと古く、例えば1100年ごろの フリーメーソンのマークであるコンパスと直角定規が墓に彫られているものに、出くわす。イスラエルやヨルダン、パレスチナなど、様々なところに、その歴史をたどることができ、しかも、西洋建築のほとんどは、彼らがどこかでかかわっていることがわかる。メーソンは石工のことで、城塞を作る重要な仕事の後、城の秘密を漏らされることを恐れた王様がその職人たちを殺したり、あるいは、きちんとした給与を支払わなかったこともあり、メーソンのネットワークで互いが助け合えるように、なっていた時代もあった。当時は、ギルドと呼ばれ、その時代は、より労働組合のような性格が強かったであろう。やがて、政治家や弁護士や会計士、それに資産家や実業家が加わるようになり、今のようになってきたのだと思われる。しかし、その教義は深く多くの知識人たちの素養と好奇心を満足させるのに十分な力があり、世界に広まる。

メーソンにはいくつかの別々の内部団体がある。

それぞれに、また階級と秘密がありすべてを一生の間で学ぶことは、まず不可能だと言われている。

基本になる、ブルーロッジだけでも、すべてを完璧にマスターできるようになるためには、どんなに天才的な頭脳と時間を傾けても 10年はかかるだろうといわれている。

通常は父から子へ、子から孫へと受け継がれる。

かつて、父は自分がメーソンであることを決して子供には知らせなかった。毎月、ある時期になると、父が小さなアタッシュケースを持って正装で 出かけていく。そのアタッシュケースの中身は決して見せてはくれない。

ある日、学校で友達が、「フリーメーソンって、いうのがあるんだ」という話をしているのを聞く。まるで御伽噺か、都市伝説のようで、オカルト的でもあり、悪魔の儀式のような話か、魔法使いの話、あるいは、世界を動かすような政治家の話や、まるで、話題がぎっしり詰まった宝石箱のようだ。少年たちは目を輝かせて本を読んだり、グーグルでサーチしたりしながら、様々な情報を集める。

家に帰り、ふと、父を見る。
父が、フリーメーソンではないか?とある日少年は 疑いをかける。


子供は、とても不思議な気持ちである日 父に内緒で、そのアタッシュケースを覗いてみる。
ドキドキしながらケースを開けると そのなかには・・・

父がフリーメーソンであることを 知ってしまった少年は 複雑な気持ちにとらわれる。自分の父が 普通の人ではないということを、感じ、そしてそれまで父を見ていた目が、違うものになる。

フリーメーソンの大人って、こんな人なんだ と客観的に父を見ている自分に驚く。そして、父が出かけていくたびに、それは、一体 何のために、そしてそこでは何が行われているんだろうか?好奇心はますますつのるが、もう友人たちと軽々しくそういう話題はできない自分に気がつく。

そして父にも直接 聞く勇気もなく、ただ 鬱々としながら、少年はやがて青年になっていくのだろう。

そういう興奮と、そして 不思議なわだかまりを抱えた少年がやがて18歳になり、父に連れて行かれる。「どうだ?このドアの向こう側へ おまえは入りたいと願うかね?」

少年は長年持っていた 畏怖と好奇心の板ばさみになり、一瞬 分からなくなる。だが、やがて、利発な少年の頭脳は ついに、好奇心の虜となって、そのドアの向こうに入らなければ気がすまなくなる。

ドアはノックされる。

少年は、初めての体験、驚き、そして感動を、第一階級で味わう。

こういうことが連綿と繰り返されてきた。そして それは文化としてすべてのヨーロッパの町、アメリカの町、オーストラリアの町、そして日本の町にも・・・世界中のありとあらゆる町を作り上げ繁栄させる。
フリーメーソンが入る町は 繁栄していき、拒否する国は、いつも 滅びていく。
その様々な教義は、多くの真実を含んでいるからだろう。
それらが、やがて多くの人々を 巻き込んで繁栄を築き上げていくための 基礎を提供するからなのだろう。

宗教の隔たりもなく、お互いが愛せあえる社会。
まるで ジョンレノンの イマジンのような社会こそ、本当に理想の社会なんだろう。戦争もなくお互いが愛せあえる社会を作ることは、しかし、戦争を生むこともあるというのを、目の当たりにすると、人間とはなんと愚かなものではないだろうか?とため息が出る。


一発逆転 ホームラン狙い

2009-10-02 23:08:11 | 世界情勢
アメリカンドリームというのは、何のことはない、簡単に言えば、人生の 一発逆転ホームランのことだ。

年齢が若いと、どうしても、人間は、一発逆転ホームラン狙いの傾向がある。

ただ、最後に人生に勝つ人というのは、こつこつと積み上げてきた人だと思う。

もちろん、注意深く選んで一歩ずつ歩むことは肝心だ。自分にあった道を選ぶことができた人は幸せで、その道にすすむことができれば、あとは苦痛を感じることもなくこつこつと、積み上げることができる。

ある程度の年齢になって、「しまった、これは違う道に来てしまったようだ」と感じて遅いと思うか、軌道修正をするかは、本人しだいで、実際には多くの人はあきらめてしまう。
ただ、それでも間違いながらもコツコツやっているうちに、何か別の方向性や、光が見えてくることがあるから、人生は妙だ。

日本人は、コツコツが得意。

だから、成功してきた。これは、DNAで、あるが、しかし、最近、乱れてきているのは、弱いものに対する慈しみが減ってきていることだ。


地殻変動

2009-10-02 04:01:10 | 世界情勢
シドニーに砂嵐があったあと、今度は地震だ。地球規模であちこちガタがきている。シドニーにいつか津波がくるのではないだろうか?と、ふと不安になる。私は割りとシドニー湾に近いところに住んでいるので、津波の規模が大きいと影響が出る。少し高台になっているので、直接の影響はないだろうが、地価格が下がる恐れはある。
ところで、土地の価格と言えば、シドニーはすでにバブル末期で、もうすぐ、金利が上がり、来年以降は確実に下降線になるだろう。もしかするとアメリカのような惨状になるかもしれない。

しかし、オーストラリアは移民が常に土地を買いたがるために、土地の値段はまだまだあがるのだと、言う。移民の数を増やしただけで土地の価格が上がるのだから、この点、日本に当てはめると面白い。

民主党は移民を増やすことを もうすぐ提唱するはずだ。
一旦景気が上向きになったら、その提唱が出てきても不思議ではない。

そのために、外国人に参政権を付与する法案を提出するのだと思われる。
外国人はまた民主党を選びそして、その流れが続く限り、民主党は一党独裁を守れる。

理想としては良いかもしれないが、社会的に不安定になる可能性はないか?
例えば、ドラッグの問題は、常に新しい移民とともに、増える傾向がある。

それはオーストラリアを見れば実証済みだ。今、オーストラリアの根本からゆれているのはドラッグ問題だ。なんと8歳の少年が小学校でドラッグを売っていることがニュースになった。考えられない。
だが事実だ。

日本の今の実態がどこまで悪いのか分からない。だが、確実に 進行しているように映る。

地球環境が狂い、そして 人間も狂い、まともに生活したいだけの真面目な人間の居場所はどんどんと狭まってきている。馬鹿げた話だ。