早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

我が家のシュロチクの成長期は真冬

2023-03-02 | 信州

最低気温はまだマイナスですが、昼間は春めいてきました。3年前に移植してきた我が家のフキノトウ、昨年までは10個も出なかったのですが、今年は流石に食べきれないくらい出てくれそうです。フキノトウの天ぷら、楽しみです。

ところで、我が家のシュロチク・・・以前、東京でお隣の奥さんから株分けしたものを頂いたので、かれこれ15年以上我が家にいます。東京在住の頃は年中玄関先に置いていたのですが、こちらの冬は0度以下になる日が続くので、夏はデッキ、冬は室内に置いています。一般的にはシュロチクの成長期は春~秋のようですが、我が家のシュロチクは冬が一番元気。なぜならば、薪ストーブの暖かさと風のない室内、ということで夏よりも環境がよいから。葉水をしようと外に出したら太陽の光でツヤツヤ!生き生き!です。

どんどん新しい葉っぱが出てきているので、少し間引いてあげるかな?でも、本当の春になるとまた外に出されて風と戦わなければならないのです。今だけの幸せ。

関係ないけど、シュロチクをデッキに出すとシジュウカラやヤマガラなどの野鳥がやってきて停まります。茎?が足で掴むのにちょうどいい大きさなのかもしれません。「夏の間ここにいたのにどこにいってたの?」って感じじゃないかと勝手に妄想するのも楽しいです。


スノーシュー始めました

2023-02-27 | 信州

以前からやってみたかったことの一つ、スノーシュー。近所にスノーシューのメッカが沢山あるのに、最初はやっぱりガイドと一緒に行きたい、ということでなかなか実現しませんでした。が、ようやく先日実現。暖かい土日に思いついて翌日にガイドの予約が出来たことが勝因でした。前々から計画して予約しても天気が悪かったり、寒かったりすると、やっぱり行きたくないなあ、となりますが、すぐに行けるとこに住んでいるんだから、思いつき決行が重要ポイント。

ということで、春めいた2月のある日、スノーシューレンタル付きでガイドツアーを予約。高峰高原で一人6000円、所要時間約2時間半、全く分からない遊びなので体験料として妥当なとこでしょうか。ガイド1人に我々2人というプライベートツアーだったので、色々と質問できたのも〇でした。まずはスノーシューの履き方、歩き方、使い方を教えてもらうと、あとは割と簡単でした。もちろん、その時にスノーシューを買うことは決めていたので、レンタルのスノーシューのレベル感(レンタルのスノーシューは割といいものなのか?それとも廉価版なのか?自分で買うならばお薦めは?など)も教えてもらいました。貸してもらったのはこれ↓

履きやすかったし、近くのレンタルコーナーに展示されていたほかの物も一緒に見てもらったうえで、同じものを購入することに決定。ネットで探索すると、見た目は同じだけどコピー商品も結構ありました。同じなのかもしれませんが、やっぱりこだわって同じブランドの物を購入。送料込みで16000円くらい、それなりのお値段でしたが、その中でも(到着が少し遅いからか?)一番安いものを選択。待つこと2週間。。。

届いた~!ということで、ちょっと寒い日でしたが早速試着?して歩きに行ってみました。それこそ、思いついて30分で行けるのが嬉しい。夏には頭の上にある鳥居も、冬は雪の下↓

雪の中、どこまでも歩いて行ける感じが嬉しいです。下りこそ、道なき道を歩いたほうが歩きやすかった、という感想でした。

試着OK。高峰山はスノーシューツアーも3月初旬くらいまでだったかと。もうそろそろ雪が少なくてスノーシューのシーズンは終わる季節かもしれません。今シーズンのうちにどこか行けるかな、と計画中です。

#ちなみに、高峰山は終わった後すぐに温泉に入って帰れるのでお薦めです!昨日は富士山も見えました!


横綱級の寒気

2023-01-25 | 信州

ここ御代田(東信地域)は氷の国(何度も書いていますが)、冬の最低気温はマイナス15度になることも・・・・と言っても、最近はマイナス10度になると「来たな」という感じがしていました。昨日から気象予報士が注意喚起している「横綱級の寒気」で今朝はマイナス13度を下回っています。しかし、氷の国だけあって積雪は2センチ程度。朝一瞬玄関のドアが開かずにドキッとしましたが、ちょっと凍っていただけで難なく開きました。新幹線通勤の旦那によると、北陸新幹線の扉も今朝は一瞬開かなかったそうです。(ちなみに、上田の菅平高原では1/25の午前6時現在マイナス15.4度、積雪78センチ)

まあ、寒さに慣れていない地域では、そもそも寒さに対する対策がなされていないので水道管凍結などの心配がありますが、ここはその点対策は万全。しかし、停電してしまうと凍結防止装置そのものが止まってしまう、ということに今更気づきました。文明の利器に頼ってばかりいてはダメなんですが、まだ停電時の対策は出来ていません。早くやらねばと思いつつ今に至っています。

昨日、東京在住の友人が「給湯器の凍結防止装置が働いてその機能に気づいた」と言っていました。確かに、東京に住んでいたころ、自分の家の給湯器に凍結防止機能がついていたのかどうかも知りませんでしたし、稼働したことがあるのかどうかも知りません。こちらに来て、冬は毎日のように機能が働いているので慣れてしまいました。↓この氷のようなマークが出ると稼働中。

で、忘れてならないのは、お風呂の湯を張っておくこと。お湯を循環させるのでお風呂にお湯が入ってないと空回りをしてよくないのだそうです。なので、洗濯でお湯を使った後も↓このくらいはお湯を残しています。

ある冬の日、友人が泊まりに来たときのこと。お風呂に入った友人がよかれと思ってお湯を全て落として出てきました。お湯落としちゃったんだ~(笑)とびっくり。自分自身も寒冷地に住んでいなければお湯を残すことに意味があるとは考えなかったに違いない、と思って、改めて空っぽのお風呂に水を貯めました。

冬は薪ストーブを楽しめるシーズンではあるのですが、ここまで冷えると春が待ち遠しくなるのも確かです。そして、こんなマイナス13度の中でもシジュウカラたちは餌を求めてやってきます。いったいマイナス何度まで活動可能なのでしょうか。。。


御代田の積雪事情

2023-01-05 | 信州

2023年が始まりました。今シーズン、11月は暖かかったのですが、12月に入って寒い日が続き、その後は、大体例年通りの日々になってきました。そして、遠方に住む知人は口々に「雪が大変だよね、雪かき頑張って」と言うのですが、雪は大変ではないです。しかし、何度言っても、毎年同じ人から同じこと言われます(笑)。

確かに、全国の天気では「長野」は雪。しかし、これは長野市・・・豪雪地域に近いところです。全く降らないわけではないですが、東信は氷の地域。10センチも積もると「降ったなあ」という感じがしますが、これは冬型が崩れて関東で雨(または雪)が降るタイミング。所謂、南岸低気圧というのが日本列島の近くを通ったとき、です。ちょっと雪の多かった昨シーズンでも10センチ積もったのは2,3回くらい。

確かに、5センチくらいの積雪は時々あります。雪かきをしなくてもいいくらいの量なのですが、実はこれを放置してしまうと・・・日中、じわじわ融けて・・・融けてしまえばいいのですが、日当たりが悪く少し残ったりすると・・・それが翌朝はガチガチに凍ってしまい、こっちの方が厄介なのです。従って、日中融け切らないと判断したら、雪かきはします。それでも、雪の下敷きになるような豪雪地帯の人に言わせれば、冗談のような雪かきです。歳をとったらやりたくないですが、今はいい汗かくためにやっている感じです。

ちなみに、この付近はベタ雪ではないのでサラサラの雪の段階で雪かきをすると楽ちんです。うちの前はちょっと日影気味なのですが、雪かきしておけば、その後さらっと降ってもこんな感じ↓で済みます。

実は、降った後に車が通ると、その部分が踏みしめられて固まってしまうのが難点。お正月は朝早くから動く人が少なかったので、車が通る前に雪かきできて楽でした。そして、雪かきをしていない道路(&日影)だと、雪が残って再凍結してしまいます。何せ最高気温がプラスになるかならないかの地域なので、何もしなければ、数日たっても融けないところは融けません。踏みしめたところと残ったところの差が出来てガタガタ(カチカチ)になってしまい、気を付けて歩かないとツルっと・・。

我が家の近所にも積雪が多くなると除雪車が来るのですが、この程度だと除雪車が来ないため、雪かきをしない(できない)家の前は少々の雪でも危険地帯となるのです。気になる方は、除雪車が来るか、来ない場合に対応できるか、道路の日当たりはどうか、なども考えて住む場所を選ぶ必要がありますね。


この冬のマイベスト ~足首用湯たんぽ~

2022-02-28 | 信州

とうとう2月も終わり平地では花粉が飛び始めました。しかし、この付近では先日の南岸低気圧の雪が融け切らずに残っているし、最低気温はまだマイナス10度くらい。さすがに最高気温は5度~10度という日もちらほら出てきたので、春遠からじという感じはしていますが、だんだん融けてきている屋根の雪がいつ落ちてくるか恐れているところです。昼間融けきれなかった分が凍るというのを繰り返しているので、結構硬くなって危険物となっています。

さて、寒いのは覚悟していたここの生活ですが、やっぱり今年は特別寒かった!ということで、新たな「あたたかグッズ」を導入しました。それが、この湯たんぽ。

ルームシューズになっているものもありましたが、足首から踵が特別冷えるので、この足首タイプを導入。思ったよりも高かった(1万円超の湯たんぽって)のですが、ピンポイントであったまれるのは素晴らしい。ウェットスーツの生地でできていて、左右それぞれに大体1リットルくらい入ります。多少コツはいりますが、注ぎ口に着ける漏斗みたいなのがあるのでお湯を入れるときに便利です。

↓こういう漏斗が付属しています

↓ここに取り付けて

↓この状態でお湯を注ぎます

気温次第ですが、大体3~4時間くらいあったかい状態が続きます。夜ストーブを付けているときに、お湯がいくらでも沸くのでそれを保温しておくポットがいくつかあれば、昼間ストーブをつけなくてもこの湯たんぽで暖かく暮らせる、というわけです。

左右に1リットル入れるのでそれなりに重量がありますが、まあ家の中でチャポチャポして歩いているくらいだと苦にはなりません。寒さ次第で、友人からもらった足首あっためグッズと使い分けています。薪ストーブを楽しみたいのは山々ですが(笑)、そろそろ芽吹きの春が待ち遠しいところです。

●補足● この湯たんぽは大分のヘルメット潜水株式会社のオリジナルブランド「クロッツ」の商品です