早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

10連休間近、海外旅行予定の方、パスポートの残存期間は大丈夫でしょうか?

2019-04-16 | 海外旅行

GWが10連休になる、と聞いた途端、去年の10月頃でしょうか、久しぶりに海外脱出だ、とGWの旅行を計画しました。もちろん、法案成立なんて待ちもしませんでした。私一人であれば、リタイアしているのでいつでも行けるのですが、やっぱり旅は道連れ、旦那が休めるとき、となるとこんな時期になってしまうのです。

ところで、移住してから信州の生活を満喫していたので1年半ほどパスポートを使っていませんでした。現実逃避のために年に何回も海外旅行をしていた頃のことが懐かしいくらいです。そんな私の10年パスポート、今年の10月で期限が切れます。もちろん、渡航先によってはパスポートの残存期間が数か月必要である、ことは知っています。今回の旅先は滞在期間+3か月必要な国です。何か落とし穴がないか、何度も確認しましたが、5月に入っても10月ならば余裕で3か月はあります。次のパスポートはちゃんとした写真館で人に見せられるような写真を撮りたいなあ、なんて密に計画したりしていました。

そして、現地でレンタカーを利用するので国際運転免許証も取りに行きました。まあ、この写真は1年しか使わないので適当でいいかと(笑)。そして、昨日(15日)、フライトの確認とかマイレージの事前登録とかしとこうかなあ、とサイトを眺めていたら・・・このパスポートは残存期間が6ヶ月ないため入国できません!というメッセージが。

ん?!

そうなんです。こんなうっかりがあるのかと自分で自分の詰めの甘さに呆れたのですが、今回使うシンガポール航空、もちろんシンガポールを経由します。シンガポールは残存期間6ヶ月内とダメなんです。そのメッセージが出た時の私のあたふたさ加減を漫画に描きたいくらいです。あたふた、というのは正にああいう状況を言うのだろうなと思いました。今思うと、ホント笑っちゃうくらいのあたふたさ加減です☺

落ち着け落ち着け、と口に出して、まずはパスポートセンターに問い合わせました。本籍や名前に異動がなければ住民票の住所が変わっても住民票や戸籍謄本はいらない。写真とパスポートだけでOK。但し、写真の大きさ(写っている顔の大きさも含む)に不備があると審査が通らず手戻りが発生し、発給が遅れる。GW前に必要であれば今週水曜日(17日)が締め切りとのこと。とにかく、合同庁舎の近くのパスポート申請に慣れた写真屋さんで(全然満を持していないイマイチな)写真を撮って申請に行き、なんとか24日の発給を待つことになりました。審査が無事通ることを祈ってます。

結果的には、トランジットなだけで入国しなければ問題ないはずなのですが、やっぱり何かあると旅が台無しなので更新しておくべきだった、というのが結論です。ってか、フライトの情報にパスポートの期限を入れたのは随分前なのだから、その時点で注意喚起してほしかった~。

さて、このブログをみて「およ!」と思った方がいたら、明日(4/17)までに申請すれば、なんとか平成のうちに発給してもらえるはず・・です。渡航先だけではなく、経由地にも要注意、です。まあ、私のような詰めの甘い人は、そうそういないでしょうね。本当に間に合うのか久しぶりにドキドキしてます。

#正確な発給スケジュールはお住まいのパスポートセンターにお問い合わせください。


もう一度行きた・・・くない「マダガスカル」 その2

2019-01-07 | 海外旅行
年末に、もう二度と行きたくない…マダガスカルについてアップしましたが、マダガスカルに行く前に予習のため上野動物園へ行った時のことを思い出しました。(冒頭の写真は、マダガスカルではなく上野動物園の写真です)

上野動物園は、アジアで唯一アイアイが見れる動物園なのだそうです。マダガスカルでもなかなかお目にかかれないので、自然ではありませんが、一応見ておこう、と。それにしても、アイアイがどんな動物か、皆さんご存知でしょうか?実は「ワオキツネザル」をアイアイと思っている人が多いのではないでしょうか?

案の定、ワオキツネザルを眺めていたら、後ろを通りすがる家族連れが「ほら、アイアイだよ。アーイアイアーイアイ♪おさーるさーんだよ~♪」と歌いながら通り過ぎていきます。その後、アイアイのおりの前で、あら、違ってた、と気付くのでしょう。しかも、アイアイは夜行性なので闇の中で展示されています。その中で盛んに動き回っているのですが、当然、入ってすぐは何も見えません。きっと「見えないな」と素通りする人も多いのでは?
我々は目的がアイアイだったので、見えないながらも延々と観察していたら、あるタイミングでちゃんと見えてきました。人間の目の機能ってすごいです。アイアイのあの長い奇妙な指もきちんと見れましたし、その指を使ってミカンの中味を穿り出しているのも見れました。そして、木の上でバク転風の回転運動を延々と続けている姿が印象的でした。あの動きはなんなのでしょうか?

アイアイを知るほど不思議な日本の「アイアイ」という童謡についてWikiで引いてみると・・・“作詞者の相田裕美は、可愛い動物の歌を頼まれた際にアイアイという猿がいることを知り、名前が可愛いため、図鑑で見た特徴をそのまま歌詞とした。彼女はこの動物がマダガスカルでは「悪魔の使い」として気味悪がられていることや、アイアイの名前が現地人がこの動物を見て上げた驚きの声に由来することを知らなかった。そのため、現地においてもその不気味さから不吉な動物として忌み嫌われているアイアイが、遠く離れた日本では明るい曲調の童謡で親しまれることとなった。”   
こんな経緯で作られた歌だったとは全く知りませんでした。

動物園って動物もいまいちやる気が見えず悲しいですが、この時はアイアイを見れたので満足して帰途につきました。
#結局、マダガスカルではアイアイに会うことはできませんでした。何十年もガイドをやっていても会えないそうなので、そう簡単ではないようです。


もう一度行きた・・・くない「マダガスカル」 

2018-12-27 | 海外旅行
サラリーマン時代は仕事のストレス発散のためにしょっちゅう旅をしていました。どちらかというと、旅するために働いていた、と言った方がよいかもしれません。旅行に行く休みが取れなくなったら、きっとそれが理由で会社を辞めていたと思います。
それはさておき、もう一度行きたいところ、ってのは結構ありますし、どちらでもよい、もありますが、もう二度と行きたくないところは珍しいです。「マダガスカル」一回は行っておいてよかったのですが、もう一回行くかと言われたら・・・?!

我々が行ったのは2012年のGW。現地での移動手段を考慮して、バンコクからマダガスカル航空で飛びました。航空券は自己手配で現地の地上手配を旅行会社に依頼していたのですが、観光客の行きたいところが大体同じなので、バンコクからフライトが一緒だった日本人ツアー団体と1週間ほとんど同じルートでした。

マダガスカルの観光地は点々としているのと、その観光地間の交通手段が飛行機しかないため、毎日飛行機に乗って移動する羽目になります。飛行機は搭乗までに余裕を持った到着が余儀なくされるため空港での待ち時間が多くなります。また、ベレンティなんて空港から悪路を延々と車で移動しなければならないので、甘く見て酔い止めを飲み忘れようもんなら・・・使い物にならないくらいヨレヨレになります。ついでに、マダガスカルが悪いわけではないですが、アフリカでも南米でもおなかを壊すことはなかったのに、ここではおなかを壊して帰りの飛行機は死にそうでした。気を許して、生野菜を食べてしまった私が悪いのですが・・・。

しかし、この旅も悪いことだけではなく、ベレンティでガイドをしてくれたBonoisさんはとても優秀な学者肌の方で他のガイドが見つけられなかったレムールを見つけてくれたし

この写真を撮った時のこと、思い出しただけで微笑んでしまいます。
また、バオバブの並木道やシファカ、ワオキツネザルなどのレムール達。もちろん、レムールに出会えても出会えなくても、それは自然を楽しんでいるのだからとても興味深かったし、日向ぼっこしているワオキツネザルもバカバカしくてほほえましい。


思い返してみると、本当はもう一回「ためしに」行ってみたいのかもしれません。但し、体力勝負なので歳を取る前に。

リピートしてます アルザス2<旅のお薦め>

2018-12-26 | 海外旅行
昨日書いた通り、初めてのアルザスはコルマールに滞在しましたが、次はもっと小さい街に、ということで選んだのが「エギスハイム」。コルマールの南西にある人口1600人の小さな街です。
この時もチューリッヒに到着しレンタカーで移動しました。ちなみに、スターアライアンスでいい航空券が見つからなかったので、キャセイパシフィック。これもまた現地時間の6時半にチューリッヒ到着。今回は先にシャンパーニュ地方に向かったので、300キロの運転となりましたが、いずれにせよ眠くない時間帯の運転ですのでばっちしです。

エギスハイムでは城壁で囲まれた本当に小さな小さな街で、あっという間に一周できます。また、城壁の周囲をジョギングしたのですが、周囲でさえ1キロ~2キロというレベルで、何周もしないとジョギングにもならない感じでした。まあ、そんなに小さい、ということです。近くの丘には、今は廃墟となっていますが「LES TROIS CHATEAUX」があり、トレイルラン気分で走りに行くこともできます。街の案内所にエギスハイムを散歩するための地図がありますが、トロワシャトーに行くときは道が分かりづらいところがあるので要注意です&足元はしっかり歩ける靴で行くことをお薦めします。

なお、これだけ小さな街なのにワイナリーや試飲できる販売店が複数あり、他の街に行かなくても十分ワインが楽しめます。


チーズとドライフルーツやサラミを買ってきて部屋で楽しむ。もう最高なのです。


この時の宿もキッチン付きのアパートメント。私が宿を選ぶポイントは、ベッドがツインであること(または2つあること)・・・旦那の寝返りでマットが揺れると眠れません、キッチン付であること、洗濯機があること(これで荷物が軽減できます)、大体これで絞り込めて、これまでそんなに外したことはありません。この時の宿は「Le Bouton d'Or」。予約サイトの写真で見るとちょっと古ぼけたように見えましたが、実際はとても素敵な宿で大満足でした。

やっぱりアルザスは楽しい🎵

クリスマスと言えば・・・アルザス<旅のお薦め>

2018-12-25 | 海外旅行
クリスマスといえばドイツのクリスマスマーケット。今年は横浜の赤レンガ倉庫でもクリスマスマーケットが実施されているようですが、アルザスはクリスマスマーケットの聖地なのだそうです。アルザス地方はまだ2回しか訪問していませんが、是非リピートしたい旅先の一つです。

ワインカントリーに旅するようになって10年以上が経ち、だんだん街滞在の楽しさも分かってきました。その中でもイチオシはアルザス地方。初めてアルザスを目的地にしたのは2014年。その前の年に乗ったクルーズ船で食事を共にしたご夫妻がストラスブール在住ということで、一度行ってみようということになったのでした。

しかし、ストラスブールは大きな街なので、滞在するならばもう少し小さい街にしよう、と「コルマール」という街を選びました。我々は「暮らすように旅をする」がモットーなので、ホテルではなく気に入ったアパートメントがあるところが滞在地になります。結果的には、そのアパートメント「Les Appartements de Home Petite Venise」のロケーションは最高で、近くに大きなマルシェもあり、大正解でした。このコルマール、滞在地に選ぶまで全く知らなかったのですが、ジブリの「ハウルの動く城」のモデルとも言われています。


日本からの移動手段として・・・UAマイラーの我々は、その時最安値だったタイエアーでチューリッヒに到着し、そこからレンタカーで移動しました。チューリッヒからコルマールまで大体150キロくらい。現地時間の朝到着するので、まだ眠たくない時間に移動が出来るのもメリットです。また、チューリッヒに乗り入れているアジアの航空会社は多いので、スイス国境に近いエリアに旅するときはチューリッヒ空港を使うことが増えました。現地出発は午前中が多いので、最終日だけ空港近くの宿に宿泊するのですが、ホテルはいつも同じで「Hotel Welcome Inn Zürich-flughafen」。リーズナブルで空港シャトルがあり、近くにジョギングできる森もあるので愛用しています。

なお、アルザス地方には小さなかわいい街が沢山あるので、レンタカーでの移動をお薦めします。運転手はお酒を我慢することになるのが残念ですが、その分、おいしいものを調達して宿に帰って宴会すれば、そんな我慢も忘れてしまいます。実は、少し小さい街とコルマールを選びましたが、他の街に比べればコルマールも十分大きな街でした。ということで、次のタイミングでは、更に小さい街に滞在しようと決めたのでした。

アルザスは小さなかわいい街をうろうろするのが楽しいのですが、もう一つお薦めなのは、ドイツとフランスの両方の側面を持つエリアであるため、ビールが充実していることです。フランスでワインを楽しもうと思って滞在していても、やっぱり飽きてきます。そこに、色んな種類の美味しいビールがあると、もうこれは言うことありません。ビール党の旦那様でも満足してもらえるんじゃないでしょうか。