早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

リベンジ・・・かりんのジュレ

2019-12-11 | 食・ワイン

先日、もらってきたかりんを砂糖漬けにした、という記事をアップしましたが、えぐくて箸が進まず残ったまま。麻婆豆腐を作る時にこっそり忍ばせたのですが、味が強くてバレバレ。ということで、砂糖漬けをこれ以上作っても消費されない、との判断で、残りのかりんはジュレにしてみることにしました。探索した結果、傷の多いかりんにも対応できること、えぐみを少なくすること、をポイントにしていくつかのレシピをミックスしてみました。

まず、かりんを皮のままゆでて剥きやすくします。沸騰した後に保温調理なべ(シャトルシェフ)で30分以上放置しておきました。表面がちょっとぷよぷよという感じです。

皮をむいて、2~3ミリのスライスに。

種は使いますが、皮が傷んでいるので皮は使わないレシピを採用。皮以外をひたひたの水につけて沸騰させ、5分ほど煮出します。

元のレシピでは20分ほど煮ることになっていたのですが、他のレシピでは長く煮るとえぐみが出る・・・とあったので沸騰後5分程度でザルにあげました。

ザルで濾した煮汁を、さらに茶こしで濾しました。

この煮汁の量の半量の砂糖を加えるレシピでしたが、甘すぎるのは好みではないので少なめにしました。取れた煮汁が600mlくらいだったので、砂糖を100g程度加えて煮詰め方開始。沸騰するまで強火で、沸騰したら中火、時々混ぜながら中火と弱火を適当にコントロールしながら煮詰めました。

最初は肌色っぽい色ですが、40分~50分煮詰めていくと黄金色のようになっていきます。白い鍋でやった方が分かりやすかったなあ、と反省。

完成形は冒頭の写真です。煮詰めすぎでしょうか?びっくりするくらい減ってしまい、150mlくらいになってしまいました。色合い的にはかりんのジュレであるのは間違いないですが、ほとんど砂糖かもしれません(笑)。ただ、少なくとも前回のえぐい砂糖漬けよりは使い道がありそうです。スプーンですくって食べるもよし、ヨーグルトなどにかけるもよし、煮ものの隠し味にも。ただ、この量だとお試ししている間もなく終わってしまうと思います。