梅も桜もまだ開花しませんが、鳥たちには春が来て恋のシーズン真っ只中のようです。厳寒の時期は餌の取り合いはあったものの、それ以外のバトルはあまり見かけなかったのですが、3月に入って、追いかけっこが多くなってきました。なんだか、とても慌ただしく飛び回っています。そして、そんなことをしていると、間違って窓にぶつかってしまう子も。。。
先日、ふとデッキを見ると、何か丸いものが・・・アトリちゃんです。アトリは日本では冬鳥で、この季節にはカワラヒワと一緒に近所を飛び回っています。この子、小さく震えて丸くなっています。が、生きているようだし、見守ることにしました。前回ぶつかったシジュウカラはひっくり返って気絶していたので目を開けるまで保護しましたが、野鳥を触るのは最小限にすべきですよね。
前回のシジュウカラも1時間くらいで復活したので、アトリ君もきっと大丈夫だろうと観察。ちなみに、近くの餌場に仲間はきていますが、助けに来ることはありません。まあ、助ける方法は思いつきませんが。
水くらいあげたら元気になるかな、と思いましたが、脅かすといけないのでやめました。そして目を開けている時間が長くなり、鳴き声(や音)に反応してキョロキョロし始めました。そんなところに、この子の後ろにあるお皿の水を飲みに、ヒヨドリがやってきました。ヒヨドリは攻撃をするわけではありませんが、自分より大きなモノが近くに来たことに恐怖を感じたのか?飛ぶきっかけになったようです。
少し伸びをして飛ぶ方向を定めたようです↓
飛ぶ直前↓
既にいませんが・・・おもらししてました(#^^#)
激突して飛び立つまで、大体1時間強。脳震盪のような状況なのでしょうが、飛び立ってくれて一安心です。ここにカラスとかが襲ってくると恐ろしいことになるんでしょうね。また、激突の状況によっては復活できないようで、以前、激突して落ちたまま死んでいた子もいました。せっかくの春だから、激突せずに楽しく恋をしてほしいものです。