早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

シジュウカラ観察日記6 ~アカゲラ君のいたずら?

2021-05-13 | 野鳥・生き物

我が家のシジュウカラ、今年も巣箱を使ってくれています。冬の間はオスがねぐらに使っていたのですが、4月のある日からメスがせっせと巣の素材を運んできて巣作りを始め、それと同時に?オスは入らなくなり、メスの拠点となりました。ちなみに、せっせと素材を運んでくるのはいいのですが、欲張りすぎて素材が大きすぎ巣箱の入り口に入りきらず、プハッと全部落としてしまうこともありました。シジュウカラはしょんぼりなんでしょうが、見ているとちょっと微笑ましくもあります。

その後、5月に入ったころから巣の素材を運ぶことが少なくなったので、概ね巣は完成したようです。そして、時々フワフワの素材を持ち込むようになり、Stay Home率も高くなったので、産卵が始まったのかなと信じています。ちなみに、StayHomeしているメスはリリ、外で見守っているのはヒトシ。モコはどこへ行ったのか?

そんなある日、アカゲラ(所謂キツツキです)がやってきました。これまでもコゲラは巣箱の掛けてある木にやってきてコンコンすることがあったのですが、巣箱をつつくことはなく素通りしていました。アカゲラもきっと素通りするんだろうな、と思っていたら、巣箱の穴の周りをコンコンし始めてしまいました。この中に虫がいる気配があったのでしょうか?ご近所でキツツキに家(人間の家です)をつつかれるので網を張って防御している、という話を聞いたことがあったのですが、この小さな家もキツツキにとってはその一種だったのかもしれません。しばらくつついた後に去っていきましたが・・・

暗くて見づらいですが、左上に穴が広がっていてなかなかの被害です。とりあえずカラスや大きい鳥が入れるほど広げられていないのが救いでしょうか。しかし、人間がこの穴をあけるのには、ドリルを使ったりと結構苦労するのですが、さすがアカゲラ、と感心してしまいました。今回いたずら?をしている写真は撮りそびれたのですが、以前我が家に来た時のアカゲラ君↓。伐採された木もこまめにパトロールして虫を探しているようです。

その後、アカゲラが来ている様子はないので、とりあえずほっと一安心。中にシジュウカラがいるときだったら、びっくりして飛び出しそうです。いたずらせずに静かに見守ってほしい、と見守っている今日この頃です。