ロマンチックはいかが?

2010-02-18 21:00:00 | 戯曲塾
 私、今年は物語を作るなら恋愛ものしか書かないと、密かに決めてます。
 で、勝手にこんなプロポーズは如何ですか?特集です。

 強引に草原にいましょう。
 行けないようなら、会社の屋上でもいい。

 全くシチュエーションが違うな。
 服装が違うものね。

 えーい。
 会社の屋上でいいや。

 残業で残っていた彼に彼女が差し入れしに行った。
 眠いな。
 風にでも当たって気分を変えようと屋上に出た。

 2人はこの間まで喧嘩をしていたとしましょう。
 もちろん、女心に鈍い彼が悪いんです。(決めつけ)

 彼も仕事が大変で上司から葉っぱをかけられ、部下の世話の面倒を見ないといけない。
 身体がいくらあっても足らない状態だった。
 その2人がやっと仲直りをした。

 その状態を頭に入れて話を進めましょう。



 彼は黙っていた。

 彼女 「風、冷たくない?そろそろ戻ろうよ」
 彼 「 …(無言)」
 彼女 「子どもの頃、2階の物干しでこうして空を見たな」
 彼 「そうだな。お前の田舎だったらきっと綺麗な星が見えただろうな」
 彼女 「そう、子どもの頃はね。こうして手を伸ばしてお星様をつかもうとかね。都会は何も見えないな。子どもの頃って無邪気よね」
 彼 「今だってそうだろう」
 彼女 「どう意味?」
 彼 「突っかかるなよ」
 彼女 「突っかかりたくなること言うのいつもそっちじゃない?」
 彼 「(無言)」
 彼女 「そうよ。流れ星とか見つけたら、必死に願いことしちゃうタイプなの。そういう私が好きだって言ってくれたよね」
 彼 「だったかな」
 彼女 「だったかな?」
 彼 「頼むから突っかからないでくれ。話したいことがあるんだ」
 彼女 「…あ、流れ星」

 彼女がイルミネーションの反射する暗い都会の空を指差す。
 彼は目をそらしている。

 彼女 「はっきりいいなさいよ。話があるんならはっきり言いなさいよ」
 彼 「…」
 彼女 「都会の空は星なんて見えない。でもあなたは私といると見える気がするって言ってくれた」
 彼 「そうだ。お前となら見えない星を追いかけてもいいと思った」
 彼女 「思った、か。過去形なんだ」

 深い沈黙が流れる。
 
 彼 「あ、流れ星」
 彼女 「なによ、今更」
 彼 「俺の言うことが信じられないのかよ。お前っていつもそうだな。勝手に俺の気持ちを決め付けて」
 彼女 「だってあなた何にも言わない。いつだってはっきりしないでしょ」
 彼 「俺のせいか」
 彼女 「悪い所があれば言ってくれればいいじゃない。いつも全部抱えてひとりで悩んで私には何も言ってくれない」
 彼 「あ、流れ星」
 
 彼、手を伸ばし、星を掴む仕草をする。

 彼女 「なによ、わざとらしい」
 彼 「そいう所が好きだって言ってくれたよな」
 彼女 「そうだっけ?」
 彼 「捕まえたんだ」
 彼女 「なにを?」
 彼 「流れ星」

 と彼が手を開く。そこには光るダイヤモンドの指輪があった。

 彼 「結婚しないか。―やっと言えた」
 彼女 「なに、それ言うつもりでこんなとこ、誘い出して、わざとらしいことしてたの?」
 彼 「悪いか」
 彼女 「わざとらしい」
 彼 「断る気か?」
 彼女 「…はめてよ。私の指に流れ星をつけてよ」

 ダメ?
 
 こーゆうのロマンチックじゃないかしら?




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やばい、クレジットカードが切れ

2010-02-18 15:00:00 | 日記風
 そうなのよ。
 「カードでって」
 するっとカードをカウンターの上を滑らせたら
 「あの~」
 って
 「カードの有効期限が切れてますけど」
 店員さんにきっぱり言われた。

 そんな筈は…。

 って切れてるじゃん

 なんでなんで?

 考えてみれば、カードの有効期限が切れた頃は、本の原稿直しで忙しかったんだよ。
 だから新しいカードが届いてても気づいてない可能性が…思いっきりあった。

 家中大捜査さ~。

 見つかったけどね。カードを使わないからたいして気にしてなかったけど 危なかったわ。

 それくらいぼぉ~としてたんだよな、あの頃って。

 って言うより、私は年中ぼぉ~~としすぎ?




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マンゴーのスイーツ

2010-02-18 13:00:00 | ランチ&ディナー



 マンゴーのスイーツ。
 もう夏の果物が出てきてます。

 今は本当に季節が関係ない。

 美味しくいただきました。




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フィギュアの神様のプレゼント

2010-02-18 10:00:00 | 日記風
 フィギュアスケートの男子の戦いが始まりました。
 できればね、高橋選手に頑張って欲しい。

 怪我から復帰した方だからです。
 それがどれほどつらかったろうと思うと、勝って欲しい。

 半年以上滑ることができない。
 ふたたびリンクに戻ることができるかも判らない。そんな深い不安の夜を何度となく繰り返したあとの今でしょう。

 絶望の日々に耐えた人だから、それに耐えたご褒美をもらって欲しい。

 それによって希望を持てる人がたくさんいる。

 私自身小学生当時ですが交通事故にあい、そのあと後遺症で苦しみました。
 それでも私の場合は五体満足でした。
 そうじゃなく年齢の近い子で一生義足で暮らさなければならない子もいました。

 だから私はなにも言ってはいけないと思いました。
 五体満足で暮らせるんです。

 それだけで越える困難は全く違うのです。

 何十年前の話ですが、小学生当時に受けた傷は身体の傷と心の傷ともなって長らく私を苦しめていました。

 高橋選手にしても、五輪の舞台に戻れるかどうか苦しみを超えたあとだからこそできる深い表現があるはずです。

 受け取って欲しい。
 神様は必ず、苦しみを超えた者にはそれだけのプレゼントを用意しているはずです。

 それを見ることができれば私もより強い力を分けていただけることだと思います。



 
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お足元にお気をつけて

2010-02-18 08:00:00 | 日記風




 雪とか言ってますね~。
 足元に気をつけていきましょう。

 何故かまた夜中に起きていましたが、寒い、寒い。

 風邪引いたら損です。

 寒ささえも楽しんでしまえーと思うけど、貼るカイロの虜となってしまっています。 
 


 

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ある朝のパトカーとご婦人

2010-02-18 04:44:22 | 日記風
 朝のコンビニにお客様はいるものです。
 
 夜勤とかしてるおじさん。
 朝ご飯用のパン買い忘れたわ~って感じの奥様。
 なんか理由が判らないけど、朝帰りのお姉さん。

 そのコンビニの前にパトカーが止まってたんですね。

 十分異様な光景でした。
 朝の4時頃かな。

 たまたまあるコンビニに入るとそこにお巡りさんが2人いました。
 パトカーが止まってた理由はここか。

 60代か70代のご婦人が1人。脇に50代くらいの女性が1人。
 お連れだと思いますよ。

 お巡りさんはこのお2人の話を聞いていたのです。

 何があったの?何があったの?
 思うけど、近寄るのもどうかと思うし。

 この時間だから店員さんも1人なのよね。

 私がレジに行くと
 「温めますか?」
 と聞いてくれるのですが、それどころじゃなく、何があったの?と聞きたい。
 が、そこまでの出歯亀根性もない。

 不思議なんですよね。
 
 あの年齢の組み合わせがいる時間帯じゃないんですよね。
 挙げ句、お巡りさんが出動するような…。

 もしかして認知症などの徘徊状態?とも思ったんですが、そのわりにはきちんとした格好をなさっていたし。
 勝手に出てしまうならと娘さんかお嫁さんがきちんとさせて一緒についてきたとも考えられますがなおかつ警察までくるとなるとね…。

 なんがあったんだろう?
 かなり奇妙な光景でした。

 パトカーが表に止まっていて写真が撮り放題だったんですが、不謹慎かと思い載せません。

 違う時にしゃらっと載せるかもしれません。



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