郵便局に小包が届いた。
なんだか妙な匂いがする。先輩は猫の死体が送られてきたこともあると言い、蓋を開けるとそこには人骨と、肉が…。
ブースを育てたとっつさぁんがブースを訪ねてきた。また施設を追いだされたのか?とブースが聞くと、ブースの父が亡くなったという。
肝臓が悪かったらしい。
ブースを心配するブレナンに、ことさら何もなかったように振舞うブース、そして、事件の連絡が入った。
エジソンとホッジンズは肉と骨を分離された遺体の身元を確認しようとする。
ホッジンズは目に使う装置で箱から簡単に出してしまう。それだと、骨や腐敗したなんぶ組織に触れずに、傷けずできる。
箱の中には256個のバラバラにされた遺体が入っている。
ブースの部下(?)にあたるショ―は荷物の差出人も送り先もでたらめだったと報告する。
ショ―までブースの父の死を知っていて気遣う。
ブースはそれが鬱陶しい。
みんなブースを心配している。でもブース自体はどこ吹く風だ。
実際、息子達に暴力をふるっていた父だ。もう父だとも思いたくないのだろう。
荷物のパッキングは業界の基準をクリアしていた。しかし中身はもちろんクリアしていない。
切断をしているが、凹凸がない。一体何で切断したんだろうか?
エジソンはいちいち、作業着の上からブレナンが胸をいじるから気になってしょうがない。
ブレナン曰く、妊娠後期はこうなるという。2カップ大きくなったそうだ。
ただただ、その
2カップ によからぬ想像が働くようだ。
ブレナンは保冷剤で冷やしてくると言い、エジソンはX線写真で仕事を続ける。
しかし、頭の中は…だろう。
アンジェラは郵便はそれぞれ、自由に出すことができるが、実はQRコードというのがあって、それを辿るとどこの郵便局から出されたか特定できるという。
荷物はシップアットプリントから出されたものだった。
ブースとブレナンは現場へ向かった。
ブレナンはブースを心配するが、ブースは平和だと感情をまるで出さない。
そして、胸が張って痛いから家で裸でいてもいいかというと、いいという(ってまだ2人が一緒に住む家は決まっていない。ほとんどブレナンがブースの所に入り浸っている。2人の収入格差があるから、お互い望む家が全く違う)
被害者の名前は、オリバー・ローレンスと言った。
訪ねた先の店長は
店に5年勤めて、5月に辞めたという。
オリバーを嫌っていた人もいなかったし、みんな仲が良かったという。
あの頃は…。
オリバーは当時の店の店員と一緒に宝くじを買って、当てていた。
ホッジンズは古代遺物部門から剣を借り、被害者を殺した凶器を特定しようとしていた。
結構乗って、エジソンも傷にあうものを探し始める。
そんなとき、店で、ブースとブレナンは、紙を同じ大きさに裁断する機械を見つけていた。
店長は被害者のオリバーが揉めていた客もいないという。しかし、オリバーは宝くじは買っていないという。
買ったのは他の店員の4人だ。
トニ―はハーブの店を開き
シーラーは3年前に結婚した。
シーラーとその夫のヒュー。
シーラーはオリバーも宝くじを買っていたいという。
番号は彼の誕生日だったり、背番号にしていたものだったという。
サローヤンはオリバーからの身体から毒に類するものは見つけられなかった。せいぜいコーヒーのカフェインくらいだ。
しかし、エジソンとホッジンズは凶器らしきものを見つけ出していた。
ギロチンだ。
ラボに戻ったブレナンはアンジェラにブースのことを話していた。父を亡くしても感情を出さないブースがやはり心配だった。
アンジェラはただ、自分は夫のホッジンズを支えてる。だからブレナンにもブースを支えろとアドバイスを送った。
同じくじを買った1人、ラルフ・ベルディーは離婚していた。店は始めていた。
シーラーはオリバーと暴行事件を起こした客がいたとしきりにアピールした。相手が蛍光ペンを盗んだらしい。
店長は変人扱いだ。宝くじを買わなかったからだ。
ブースやスイーツにはシーラーは疑いをそらそうと必死に見えた。
そして、コピーなどをするにはIDがいるということが判って来た。
ラルフのIDが使われていた。ラルフは自分のIDのパスワードが1234で覚えやすいからとみんなが使っていたと主張した。
ラルフは被害者のオロバーを殺していないと言い切った。
ラボではオりバーの死因が掴みかねていた。
小さなのこぎり状のもので切られているが身体の片方に殴られたあとがある。
ブースはとっつぁんから、父の死を悲しんでくれという。父の遺書も残されているし、その他の書類も全てお前用に用意されている。
しかしブースはそれを拒否した。
父が許せない。自分を育ててくれたのはとっつぁんだという思いがある。
しかし、とっつぁんからすれば、ブースの父は自分の息子だ。
ああしてしまったことに責任を感じていた。
そして、ブースもとっつぁんの気持ちにほだされ、過去の記憶をいろいろ思い出す。
その頃アンジェラは、あの手の店で行われる従業員のちょっとしたいたずらから犯人の痕跡を掴みかけていた―――。
親と子、特に同性の親子の場合、いろいろ難しい問題はあるだろう。
こればかりはその立場に置かれてみなければ判らない。
でも、ブースにはブレナンがいる。
ブレナンにはブースがいた。
それだけが救いだろう。
詳しい年月日は忘れたけど、つい最近…多分20年くらい前まで死刑は行われていたが、道具はギロチンだけだった。それが、罪人の痛みを1番少なくする方法だからだそうだ。
それが行われるまでは…、滅茶苦茶怖いような気がするが…。